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チキチキ機材トラブル対処法その②~チューニング対策あれこれ~

1.初めに

こんにちはこんばんは、
G.L.A.M.SのギタリストYudaiです。


数年前の一時期は年間100本ペースでライブしていたり、
機材が飛行機で届かなくてハコのPAの上に飾ってあったボロボロの楽器でワンマンしたりと、
我ながらトラブル慣れしまくっている僕が送るこのシリーズ。


は前回なかなか好評いただいた、
機材トラブル対処法シリーズ
の第2回をお送りします。


今回のテーマはズバリ


“チューニング”。




実は僕も長年だいぶ苦しめられてきたポイントでした。
同じ体験の人も沢山いるかと思います。


なのでそんな体験も含め、
今回は徹底解説永久保存版です。


これを読めばあなたもチューニングが狂わなくなる!



※今回のnoteを読むといいポイント

其ノ壱
“トラブルにあった時に焦らなくなる、対処法が分かる”

其ノ二
“トラブったライブ後に、同じ思いをした人がいるのを思い出しちょっと心が軽くなる”

其ノ三
“トラブってる人を見た時に、あ~あのパターンあるある...大変だよなぁ...と優しい気持ちを持てる”



それではどうぞーーー!


2.とにかく弦をしっかり伸ばす


まずは基本、
とにかくしっかり弦を伸ばす事。


弦を替えた後引っ張ったりしてしっかりと伸ばすのは当たり前だと思うんですが、
どんなにやっても意外と伸ばしムラがあったりする事があります。


具体的な例だと
・ナットとペグの間


・ブリッジとボディの間とか(主にギブソン系)


etc.....
指板じゃない所は油断しがちなので要注意!


あとこれは人によると思うんですが、
僕のギターは全弦1音半下げ+6弦のみ更に1音下げの

ドロップBチューニング

なので、
6弦だけ他の弦よりやたらと伸ばしきるのに時間が掛かります。


僕のメインギターはストラトとジャズマスどっちもシンクロトレモロなので、
アーミングしてチューニングが狂うのは問題外。


なので6弦だけ、

伸ばす→アーミング→狂う→伸ばす

の終わらないチューニング地獄をめちゃめちゃ繰り返してました(忖度無しで1時間くらい毎回やってた)。


...めんどくさ~い。
...なが~~い。


そもそもチューニングの時間が長くて嬉しい人はいないのではないだろうか。
そうだ、きっとそう。


そんな僕ですが、
遂に最近すごいものを見つけてしまいました。


この方です!


こやつの名は人呼んでストレッチャ。
新品の弦を伸ばしきる者也。


こいつとの出会いを話しますと、
とある友人が最近YouTubeにチューニング解説動画をあげていたんですが、
その中でこれを使っていたんですね。


貼りたての弦に引っ掛けて、
3周くらい伸ばすといいようです(それ以上は伸びすぎちゃうらしいbyマニュアル)


“使用感“
なんとビックリ、
確かにあんなに伸ばしきるのに時間が掛かっていた6弦がアーミングしてもすぐ安定しました。
ナニコレスゴイ。


ムラなく均等に伸ばせてるという感じ。
今まで一体どんだけの無駄な時間をこの作業に使っていたんだ...。


“オマケ“
ちなみに使用感を感じてみたい人は、
カポタストのこっち側とかでももしかしたら代用できるかも?
(なお弦が切れたりギターが傷んでも責任は持ちません、自己責任で!)


3.ちゃんとメンテナンスしよう


大事なのでもう1回。


ちゃんと愛機のメンテナンスをしましょう。



これは以前ライブ中によく起こっていた事象なんですが、


“ライブが始まる寸前にどんなにしっかりチューニングしても、
ライブでプレイしている途中に「ガキッ」というネックが動いた感の後、
全部の弦のチューニングがめちゃくちゃになる“

という事が以前やっていたバンドで多々起こりました。


体験したことある人いますかね?
いないかな?


これがなかなか厄介で、
対策として神経質なくらい色々やってみたんです。


①本番寸前にハードにアーミングしても絶対に狂わないくらい弦をなじませる


②足元のエフェクトボードにもちろんチューナー、
アンプの上にも足元にも更にクリップチューナーのチューナーと、
3段構えの体制。
曲が終わったら、間奏でギターが休み、勿論MC中等、
あらゆるタイミングで確認のチューニング。


③どんなにネジを閉めてもネックがグラグラしてる感があったので、
ライブ前にしっかりネックのハマるところを探して、
はめてからネジ止めする
(リペアマンさんの見よう見まねで結構ゴリゴリ豪快にやっていた)


本当に神経質なくらい毎回やってたんですが、
やっぱり起こる時は起こる。
いざワンマンとかでチューニングの事故が起こるとテンションガタ落ちでした。
事故にビビっちゃって僕自身もステージングにも集中出来なくなるし。


色々試した結果、
結局自力では解決出来ず、
活動が一段落した後にメンテナンスに持っていったんです。
そしたら「史上最悪の状態」と言われました。笑


ちゃんと分解してみてみたところ、
ネックのジョイントあたりが割れてたらしいです。
ごめんよジャズマスター...。


フルセットアップになって入院もしたのでお代もそれなりにしたんですが、
めっちゃ絶好調になって帰ってきた愛機。
メンテ寸前の最後の方とか、
マジでポテンシャル10パーくらいしか発揮してなかった気がする。(ごめん)


これ読んで、
ちょっとおかしかったらはよメンテに持っていけや!
と感じてる読者の人もいるでしょう。
正論過ぎて何も反論出来ません。笑


大事なので最後にもう一度。



ちゃんと愛機のメンテナンスをしましょう!!!!
(そろそろメンテ行かなきゃという自戒も込めてます)


4.まとめ


という訳で、
ちょっと長くなってきたのでまだまだ語れるけどもこの辺で。


今回はギタリスト永遠のテーマ、

“チューニング”

についてでした。
お困りの人がいたら何処かで解決策が見つかったら嬉しいことこの上なしです。


ポイントとしては、

①弦をしっかり伸ばす
②本番前もしっかり伸ばす
③新兵器「ストレッチャ」を導入して更に伸ばすのもアリ
④結局は定期的なメンテ

ですね。
心がけていきましょう。


質問等あったら、
僕はTwitterもInstagramもDMを解放しているのでお気軽にどうぞ~(もし大丈夫ならnoteのネタにさせてもらうかもしれません)


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それでは最後に告知のコーナー!

告知① 
今月の11/21新大久保EARTHDOMにて、
こちらのイベントのバンドセットで出演決定!
詳しくはこちら
↓↓↓

既にリハーサルに入ったんですがこんな感じ!
爆音!!!!



告知② 
今月と来月のG.L.A.M.Sのスケジュール!


2021/11/27 
24:00~
G.L.A.M.S RADIO
「Covers Collection」
チケット🆓
(G.L.A.M.S YouTube channel、
更にVoのMikaruと僕のInstagramでも生配信)

初の試みのミッドナイト・レイディオ。
3つのチャンネルで配信します。
今までプレイしてきたカバーソングとディープなトークを、
人肌恋しい秋の夜長に。





2021/12/25 
20:00~
8th Live Stream Concert
「MERRY G.L.A.M.S」

今回はなんとクリスマスイブ。
G.L.A.M.Sも勿論クリスマス使用、
ロマンチックなひとときを貴方に。


詳しくは以下ツイートを参照!
            ↓↓↓

それでは!



Yudai

G.L.A.M.S、Yudaiの活動が気になった方はぜひこちらをチェック!
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最新アルバム「Twilight After the Rain」のteaserムービー)



最近月一で定期的に行っている、
Live Stream Concertのダイジェストムービー

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