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問題解決型学習?

 夜遅くにすみません。極論です。
 司書教諭の勉強をしていますと、「図書館活用教育」「情報リテラシー教育」などが出てきて、私には目新しく、興味深く学んでいます。そして、それは、いま私が実習助手として行っている「情報」の授業とかなりリンクすることもわかり、情報の授業のほうも興味深く聴いておりました。
 しかし、先週あたりから、情報の授業が、「問題解決」みたいのをやりはじめて、私は少し、これらの目新しい教育に、少し疑問?を感じるようになり、今日の授業で、その疑問はかなりのものになりました。
 ご存知でしょうか、マンダラートとか、マインドマップとか、ロジックツリーとか。いずれも、たいへん効果のある思考のツールです。大谷翔平選手の学生時代のマンダラートとか、生徒も知っていました。マインドマップは、「夢をかなえるノート術」みたいなあれです。木の枝みたいなやつです。これじゃ説明になりませんね。すみません。
 今日、情報のI先生は、ロジックツリーの実習を生徒にやらせておられました。なにか、自分の問題を解決してみよう!というわけです。I先生は、実演として、ご自身の「問題」として、「なかなかやせない」というものをやってみせておられました。
 たしかに、そのレベルの「問題」には、なかなか有用でしょう。私も、同じ授業を4回聴きながら、いくつか、自分の「問題」も考えてみました。
しかし、正直に申し上げて、今日の授業は、逃げ出したくなるくらい、気持ち悪かった!(I先生のせいではありません。文部科学省のせいです。I先生ごめんなさい)
 なんだか、変な宗教でもやってるみたいで。ほんとうに逃げ出したくなるくらい、気持ち悪かったです。
 いや、私も、さっそく、次回の司書教諭の課題レポートはマインドマップ(自己流ですが)で書こうとしてます。くどいようですが、そのくらいの問題には有用だと思えるのです。
 でも、私たちの人生には、マインドマップだのロジックツリーだの言っていられない危機的状況がありますよね?
 もう、結論から書いてしまいますね。私は、人生で悩んだときに人間の取れる唯一の道は、イエス・キリストを信じることだけだ、と、痛感しているのです。
 もう、「問題解決型学習」は、うさんくさい!自分で自分の人生を「解決」しようとしている!「自分で自分は救えない」のに!
 大谷翔平選手の学生時代のマンダラートというものも、要は、数少ない、うまくいった例でしょう?野球選手になりたくて野球選手になっている人は、ほぼ自分の人生を自分の思い通りにしてきた人ではないですか。ほぼ挫折はしてないじゃないですか。
 よくイチローとかの言葉が学年通信に引用されてたりしますが、そういう人(イチローみたいな人)は、ほぼ自分の人生を自分の思い通りにしてきた人ですよね。そりゃ努力してるでしょうけど、その努力の実っている人。
私(でれすけ)が、思い通りの人生を歩んだと仮定しましょう。でれすけは、そのたぐいまれな数学的才能を開花させて、天才的数学者になりました。もちろん、キリストと出会うことはありません。自分の力で自分の人生を歩んできています。
 でれすけは若くして業績を上げ、フィールズ賞を受賞しました(おお、自分で書いてて超はずかしい!)。各紙が一面で大々的に報道し、でれすけは有名人になりました。記者がでれすけにたずねます、「算数・数学を勉強している小中高生に一言!」
 そんなときに、初等中等教育にまったく無知なでれすけは、なんと言うのでしょうか?
 これはもう、自分で自分の耳をふさぎたいですね。聞けたものではない、勝者の言葉。
 (そういう言葉に限って、SC学院をはじめ全国の学校の学年通信に引用される)
 まあ、実際のでれすけは、挫折を経験して、イエス・キリストとも出会い、現在も、果たして司書教諭としてクビをつないでいけるのかわからない綱渡り状態の人生をイエスと共に歩んでいますが。(苦痛も屈辱も、イエスが共に負ってくださる)

 祝福された、思い通りにならない私の人生。

 おお、愚かな文部科学省よ!「生きる力」なんて、育てるものじゃなくて、人間にもとから備わっているよ!問題解決型学習?自分の力で自分の人生をどうにかしようとするのは思い上がりですよ!ほんとうの人生の危機、もう自分の力ではどうにもならないとき、人は「神様、助けて!」と叫ぶ。ほんとうに人間のすべきこと、それは、イエス・キリストを信じることのみ!

 今日のは、久しぶりに、ほんとうに「極論」になりましたね。最後までお読みくださりありがとうございました。おやすみなさい。

 2020年8月18日の注。これ、司書教諭の勉強をしているので、2016年の後半の文章ですね。でも今も気持ちは変わらないのでそのまま載せますね。

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