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普通の人が言われなくても分かること

 私はいま、実家に滞在しています。おとといまで、冷房の温度調整がわかりませんでした。つけると寒いし、切ると暑いし。おとといの夜、母親にやりかたを聞いて、ようやくまともな室温になりました。

 また、いま私が寝ている部屋は、洗面所と、自室のあいだに、扉があることに気づかず、開けっ放しで寝ていたりしました。

 こういう「普通、ちょっと考えればわかるでしょ」ということが多すぎます。実際の社会では、これで厳しく叱責されるわけです。

 一方で私の実家には、高校のときの「自主研究」の「金賞」の賞状が飾ってありました。これは、中高生時代に、4次元のことをいろいろ(パソコンもインターネットもない時代です。すべて自分で)考えて、レポートにして提出して、金賞をいただいたものです。この高校で、金賞をもらった人は、10年くらい、学校に名前が残りました。私が受賞したとき、過去10年間で、理系の分野で、金賞をいただいた生徒はいませんでした。

 私の高校からは、1年に、現浪合わせて20人くらいが、東大に行きます。ですから私は、少なく見ても、「東大生200人にひとりくらいの逸材」だったことになります。博士課程のときの発達障害の二次障害の精神障害で、すべてを失ってしまいましたが。

 しかし、4次元はわからなくても生きていけるのです。多くの人は、4次元がわからなくても生きていっています。一方で、冷房の温度調整が分からずに、極端に冷やしていたら、叱られるのです。「お前、なんでそんなことをしている!」。

 これは生きづらいです。もう少し、バランス型のほうが生きやすい。しかし、私は極端型ですから…。

 つらいよう。実際、これで仕事を1年3カ月も休んでいますし、冗談ではすみません。なんとか、自分の長所を生かした次の仕事を探すしかありません。がんばります!



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