猫の占い師(小6のクラブ活動で制作した絵本。製本は母親がやりました。) 2 285🧸羽夢 2024年3月8日 14:36 猫の占い師猫の国の王は、占いが好きで、毎日、占ってもらっていました。ある日、占い師は、こう言いました。「王様、あなたは死が近いと出ております。」「さっきの占いは、とても不吉だった…。わしが、死ぬなんて。何とか、あの予言をくつがえしたい。でも、どうしよう…。う〜ん…。」「そうだ!人魚の肉を食べれば、不老不死になれるぞ!」そこで、王様は、軍隊を引き連れ、人魚がいると言われている、ねむりの泉へむかいました。つきました。人魚が、たくさんいます。「それっ、かかれっ!!」王様の 一声で、軍人たちは いっせいに、人魚をつかまえにかかりました。ついに、人魚をつかまえることができました。王様は、大喜びです。人魚を車に乗せ、城へ帰ります。城に帰った王は、コック長に言いつけました。「もうすぐ、ここに人魚が届くはずだ。それを、すぐにステーキにして、わしの部屋に持ってくるのだ。」「うん、できたぞ。さあ、王様の部屋に…。しかし、おいしそうだな…。ゴクン。でも、このステーキは へいかに…。どうしたらいいんだ…。う〜ん、う〜ん…。」「えーい、食べてしまえっ!」コック長は、ステーキを平らげてしまいました。コック長が、ステーキを食べてしまったので、王様は、不老不死になれませんでした。【《墓》ゆうかんな すばらしき 我が国王 ここにねむる】かわりに王になったのは、王様の死を占った、あの占い師でした。新しい王の、占いの能力のおかげで、猫の国は、いつまでも幸せに栄えました。おしまい。 ダウンロード copy #動物 #童話 #手作り絵本 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート