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関西桃屋式 3神ザシアンver.4解説(シティリーグ使用構築)

明けましておめでとうございます!
第3期ポケカ四天王のサーニーゴことシマダダイチです!

2020年になって挨拶がてら桃屋のブログにコラムを書こうと思ってたのですが、気がついたらシティリーグがすぐそこで新年最初のブログがデッキ解説になってしまいました‥。

 今回のブログでは関西桃屋4名がシティリーグで使用した「アルセウス&ディアルガ&パルキアTAG+ザシアンV」のデッキ解説をしたいと思います。

●戦績

大阪1月12日
あくせる 4-2
サーニーゴ 4-2

大阪1月13日
まほうじん ベスト4(予選5-1)
みやしし ベスト4(予選5-1)

 その前に簡単にCL愛知までの関西桃屋の流れを無料で記しておきますので、デッキ解説だけ見たい方は飛ばしてください(以前同じような内容を書いたような気もする‥。)

新レギュレーション考察

 xyシリーズのカードが使えなくなった時もそうですが、まず新ルールになってから環境考察以外にも考えなければならないことがいくつかありました。

「カプ・テテフGX」を始めとするSMシリーズ前半に収録されたカードが使えなくなった上で以下の4点を考察する必要がありました。

①適切なサポートの配分
②クイックボールの評価
③先攻と後攻どちらが有利か
④ベンチを呼び出す方法について

①適切なサポートの配分
 前レギュでは、ボール系統のカードからサーチできる「カプ・テテフGX」の安定感がよくて、ピン刺しのサポートが有効に使えたり多少サポートの枚数が少なくとも安定していた印象はあります。

 昨年レギュ変更前の11月ぐらいからデッキ検討を進めていましたがほとんどのデッキが「デデンネGX」のドローに頼らずに展開するのが難しく感じました。

 また新規サポートとして登場した、2種類のサポートが強力でした。

●博士の研究
確定で7枚ドローできる。

●マリィ
相手の妨害をしつつ、山札の上から新しいカードを引ける上にリソースを切ることもない。

しかしこの2つには大きな課題もありました。
 ドロー補助をするポケモンを置けないデッキによくありがちなことでしたが、博士の研究によってリソースを切る際にサポートを切り過ぎたり、マリィでデッキの底にサポートを埋めてしまうことで中盤から終盤に動けないことがあります。

 これによって意外にもシロナやフウとランなど、山札にサポートを返しつつ手札を補充するカードも選択肢に入れるべきだと考えました。


②クイックボールの評価

 「ネストボール」に近い効果ですが、コストとして手札を1枚捨てることに着目しました。


 このことは、CL愛知1週間前まで意識せずにデッキを作っていたので苦労した要因の1つになりました。
 手札をコストとして一枚捨てて種ポケモンを並べることが苦しくすぐに手札が減ってしまう感覚がありました。
 具体的な状況として、「カスタムキャッチャー」は試合を決めるカードであるが、1枚で完結しておらず2枚揃えることでしか仕事をできないため早い段階で手札に来ると簡単にトラッシュできません。「ネストボール」と同じ感覚で使うと苦しく感じました。
 レギュ落ちした「グズマ」に関してはボール系グッズからサーチできる上に、入れ替え効果もあるため1枚で3枚分以上の仕事をできていたと考えると相当強いカードでした。

 なるべく現物のポケモンを多く入れてポケモンを並べやすくしたり、「タッグコール」や「スーパーボール」を始めとした1枚で1枚以上のカードを持ってこれるカードの評価もしたりすべきだと感じました。

③先攻と後攻どちらが有利か
 後攻のメリットは技を打てることとサポートを打てることです。
 しかし、先攻の「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」のパワーが高過ぎたので先攻を取らざるを得ないと考えました。
 マッチアップによっては後攻の方がサポートを使える分有利なこともあると思います。(進化デッキとかは特に)

④ベンチを呼び出す方法について
 ベンチポケモンを呼び出す手段は主に3つ
・ポケモンキャッチャー 
・グレートキャッチャー
・カスタムキャッチャー
 
 前のレギュレーションに比べ、どんなポケモンでも確実に呼び出せる「グズマ」のようなカードがなくなったのでベンチへの攻撃が難しくなりました。
 しかしポケモンGXだけは簡単に呼び出されてしまうので、「デデンネGX」を使って展開するにはそのリスクに見合ったリターンが得られるデッキである必要があります。
 また、カスタムキャッチャーを上手く揃えられる構築や、それができない場合ベンチを攻撃する手段を考える必要もあります。

CL愛知環境考察

 上のことを考えた上でデッキを作らなければならなく、完全に手探り状態だったためCL愛知のデッキ選択には苦労しました。
 まず、シティリーグの結果から、「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」にある程度速度やその他の条件で五分以上に戦えるデッキを中心とした環境になると予想した愛知の環境が以下の通り

Teir 1
ピカチュウ&ゼクロム
アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV

Teir2
炎エネルギー軸ミュウツー&ミュウ

Teir3
タチフサグマ
ルカリオ&メルメタル+ザシアンV

Teir4
その他


多くの人が似たような環境読みをし、実際は超エネルギー軸の「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ 」が多かったという結果になったと思います。


 この中でも「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」は圧倒的に強くて多くの候補デッキを潰しました。
 「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」を使うか、それにギリギリ五分を取れていそうな「オーロラエネルギー」軸の+「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ」を使うかがCL愛知1週間前までの関西桃屋のデッキ選択肢でした。

しかし、「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」は思った以上に「ピカチュウ&ゼクロム」が厳しく、「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ」は不意に出てくる「ミミッキュ」の存在や「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」の微妙なタッチカードで勝率が変わることがどうしても懸念点でした。

ギリギリまで「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」を粘ってはいましたが、結局「ピカチュウ&ゼクロム」が厳しくて自分は諦めざるを得なく、「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ 」も「ピカチュウ&ゼクロム」にそこまで有利ではなかったため自分の中で「ピカチュウ&ゼクロム」の評価は高くなったと思います。

 CL愛知で「ピカチュウ&ゼクロム」を使わなかった理由は、環境で1番多いと予想したためミラーマッチが多発する割に「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」ほど広く勝てるデッキではないと考えたからです。

 こうして使いたいデッキは無くなりましたが、最近いっしょに練習している人から「ルカリオ&メルメタル+ザシアンV」のデッキ案をもらうことになりました。

このデッキは「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」に対しても5割弱程度の勝率は見込め、「ピカチュウ&ゼクロム」に対しては圧倒的に有利でした。
 それに炎エネルギー軸の「ミュウツー&ミュウ」に対するメタカードを無理矢理詰め込んだ形でCL愛知では使いました。

※リクエストをいただきましたが、僕のデッキではないので解説記事は書けません。申し訳ないです。

「オーロラエネルギー」軸の「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ 」のデッキ解説はチームメイトのみやししが書いてくれてるのでこちらをご覧ください。

https://t.co/p0La8ssJG8

そしてCL愛知大会が終わった翌週から、また新たな検討がスタート

ここからが本題となります。

CL愛知後の環境考察

 カードプールには特性持ちの「ガラルニャース」が追加されました。
 これによって新しく「ザシアンV」のみをアタッカーとしたデッキや、「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」に「ニャイキング」を採用したデッキが増えることが予想できました。
 また、「鋼鉄のフライパン」を採用することでオルタージェネシスGXで加点された「ザシアンV」の攻撃を耐えることができた「ルカリオ&メルメタル+ザシアンV」は「ガラルニャース」の登場で「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアン」に対しての勝率が下がりました。

 安定感が高いことから「ザシアンV」のみをアタッカーとしたデッキを検討し、シティリーグで使いたいと考えていましたが広く勝てるデッキではないと早い段階で判断しました。
 流行り始めたズガドーン(火の玉サーカス)、ズガドーンGXが厳しいこと、ポケモンキャッチャー表でプランが崩壊することが具体的な要因です。

 また、プレイ難度は高いものの「カプ・コケコV+チラチーノ」のデッキも多くのデッキに五分以上が取れそうで、使用者の構築記事が上がっていることから意識する必要がありました。

 自分達が参加したシティリーグの1週間前の時点での環境読みが以下の通りです。

Teir1
カプ・コケコV+チラチーノ
アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV
ピカチュウ&ゼクロム

Teir2
オーロラエネルギー軸ミュウツー&ミュウ+カラマネロ
ザシアンV+ガラルニャイキング
ズガドーン(火の玉サーカス)
ズガドーンGX+アーゴヨン

Teir3
その他

 さらに参加したシティリーグの前日にLO(山札切れを狙うデッキタイプ)が少し入賞したことから、前日に多少は意識したいと考えました。

シティリーグのデッキ検討

 GXやタッグチームを軸としたデッキを使った場合、どうしてもズガドーン2種が厳しく構築を歪めないといけない状況でした。
 これによりTeir1の「モルペコV」で誤魔化しが効く「カプ・コケコV+チラチーノ」、または「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」を候補デッキとして挙げました。

 「オーロラエネルギー」軸の「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ 」は、「アルセウス&ディアルガ&パルキア」の「大きなおまもり」が厳しいことやCL愛知前はミラーマッチを想定していなかったこともあり、再度使いたくはありませんでした。

 自分目線では「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンv」が満足できる構築に仕上がらなかったため大晦日ぐらいから再検討を始め、結局そのままシティリーグで使うこととなりました。

 極力ミラーマッチは避けたかったのですが、CL愛知前に予想した時よりもミラーマッチの可能性が低く、ミラーマッチが起こるとしても使う価値があるぐらい勝てる範囲が広いので、使う価値はあると考えました。

 安定させるためにデッキ構築を根本から考え直す必要があり、これに相当な時間を費やしました。
 プレイ難度自体はそこまで高くないデッキなので、デッキ構築に時間を使ったこと自体は悪くなかったと思います。

CL愛知の「アルセウス&ディアルガ&パルキア」

とりあえず、CL愛知で他のチームメイトが調整した「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」のリストを貼っておきます。

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 ミラー戦を意識した構築になっており、「アローラキュウコンGX」を採用することで一気にパーツを揃えたり、「タチフサグマグマ」や「モルペコV」に対しても闘えるようになっています。

 しかし、序盤の動きが完全に「アローラキュウコンGX」依存であることや、「ピカチュウ&ゼクロム」が厳しい、枠を作れずカスタムキャッチャーを諦めたなど良くなかった所も多いです。
 「アローラキュウコンGX」の良くない点は「ロコン」を早い段階で置く必要があるところや、出したくないマッチアップで早い段階からGXを出してしまうことです。

デッキの構築の見直し

以下の再検討項目を挙げ、また0からデッキを作ることとしました。

再検討項目
①ボール配分
②ジラーチは必要か否か
③サポートの配分


①ボール配分
主に3種類が候補でした
クイックボール
タッグコール
プレシャスボール

 「クイックボール」は手札トラッシュのコストが辛く感じたため3枚採用で考えましたが流石になんでもサーチできるのは強くて4枚採用するべきだと感じました。
 序盤のことばかり触れましたが、終盤は「デデンネGX」に触れるため強く使えました。

 CL愛知の後は「プレシャスボール」を採用してデデンネGXでどんどん山札を削っていく構築も考えましたが、タッグコールはエネルギーに触ることや1枚で2枚サーチできることで安定感は段違いでした。
 ただ「デデンネGX」を積極的に使って手札を補充できる構築は終盤必要なパーツが多いので悪くないなと思いました。

②ジラーチは必要か否か

☆ジラーチのメリット
・後半パーツが揃いやすい
・スタートすると強い

☆デメリット
・ジラーチにベンチとデッキの枠を取られる
・序盤置く余裕がない
・ベンチ枠が狭くなる

 メリットとデメリットだけ見ると一長一短です。
しかし、「ふうせん」という逃げソースが追加されたことで色々変わりました。
 「ザシアンV」でスタートしたとしても「タッグコール」から「グズマ&ハラ」にアクセスすることでエネルギーに触りつつ「アルセウス&ディアルガ&パルキア」をバトル場へ送ることができる動きの安定感は段違いでした。

※環境的に「アブソル」を採用するメリットが以前ほどなく、採用率が落ちているのもこの動きが安定する要因の1つです。

 11月までのレギュレーションでは「オドリドリ」や「カプテテフGX」など、「オルタージェネシスGX」を安定して使うために便利なカードがありました。
 「オドリドリ」への依存度が高過ぎて、新レギュレーションでは安定感を確保するのに苦労した印象があります。
 1つでも「オルタージェネシスGX」に繋がるカードを増やしたくて「ふうせん」は採用したくなりました。

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 「ジラーチ」を有効に使うためにはポケモン入れ替えも多く入れたいけれど、「カスタムキャッチャー」を保護するためにベンチに「ヤレユータン」を置く方が優先度が高く、デッキ枠がなくなってきたため最終的に抜けていきました。

③サポートの配分
 「ジラーチ」なしの「ふうせん」型にしてからなるべくサポートを多くして、事故率を下げるように努めました。
 しかし、「ジラーチ」型とは異なり「カスタムキャッチャー」を揃えるのが難しく感じ、終盤サイドを取り切ることができませんでした。
 序盤の動きは安定するけれど「タッグコール」など余計なカードが山札に多いのも悪いところです。
 そのため「ポケモンキャッチャー」を採用して、なるべく終盤まで「カスタムキャッチャー」を多く残しておく構築を目指した原案が以下のリストになります。

改良版リスト

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ポイントとなる部分だけ解説します。
●ドローサポートについて
博士の研究 4
マリィ 3
シロナ 2

 「博士の研究」や「マリィ」はトラッシュやデッキの底にサポートを送ってしまうので、サポートが引けなくなることがあります。
「シロナ」はそれを避けたくて採用しました。
また、この時は負け筋となる「デデンネGX」は置きたくないため最期の詰めでのみ使うための採用となっています。

 しかしながら「ポケモンキャッチャー」は当然運が絡むカードであり、試行回数を稼いだところで確実にベンチを呼び出したいタイミングで有効に使えませんでした。

●スタジアムやガラルニャイキングについて

 この構築ではCL愛知前に課題としていた対「ピカチュウ&ゼクロム」戦も勝率は低いままで全く使えそうにありませんでした。

 「ガラルニャイキング」と「いましめの祠」は「おおきな御守り」の付いた「ピカチュウ&ゼクロム」を倒すために採用しましたが毎ターン要求値が高く、「混沌のうねり」が採用されているとコンセプトが崩壊しかねません。


このリストで良かったのは序盤の安定感だけです。

 諦めて他の候補デッキの完成度を上げるか悩ましいところでしたが、完全に納得できなかったのでまだ検討を進めることにしました。

 まず、ドローソースを見直すことにしました。
終盤必要パーツが足りなくて詰めきれないということで、オルタージェネシスGXを使った後「デデンネGX」を積極的に使い、山札をなるべく削れる構築を目指しました。
「ハプウ」や「ヤーコン」などのカードも検討しましたが試合中何度も打ちたいわけではない上に、有効なタイミングで使えるか怪しかったので採用には至りませんでした。

 仮に早い段階で「デデンネGX」を使ったとしても、そこに構っていたら「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を倒されなくなることに早く気がつくべきでした。

この時ぐらいから以下の2つを意識するようになったと思います。
・オルタージェネシスGXを使う前は相手の要求を上げる
・オルタージェネシスGXを使った後は自分の要求を下げる

 前のレギュでも「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を研究しましたが、「アブソル」や「マーシャドー(やぶれかぶれ)」を使って自然と前者と同じことをやっていたと思います。
「ザシアンV」の打点補助ばかり意識してデッキを作ったのが今回遠回りをしてしまった要因です。

シティリーグ使用構築

以上のことを踏まえて本番持ち込んだリストがこちら

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まほうじん 60枚同じ
みやしし マオ&スイレン→ポケモン入れ替え
あくせる フリージオ→リセットスタンプ

各カード解説

●アルセウス&ディアルガ&パルキア 3枚
 2枚のリストをたまに見かけますが、絶対3がいいので削らないでください。
 基本的に最強スタートであることは間違いないことに加え、「タッグコール」から「ハラ&グズマ」を使用する際コストとして使うことができます。
 これによりこの記事の前半で述べたように手札が減りやすい問題をかなり緩和しています。
また終盤の「フィオネ」対策でベンチにポン置きしたり、ミラーマッチで「アルセウス&ディアルガ&パルキア」のみの盤面で相手にサイドを稼がれないようにするプレイングができます。
 1枚はコストに使っても問題ないですが、最期までなるべく山札に残しておきましょう

●ザシアンV 3枚
素引きしたいので正直4枚欲しいですが、「ポケモン入れ替え」や「オーロラエネルギー」をもう一枚増やしたいので安定感を上げる上での優先度はその次のように感じました。

●ガラルニャイキング 1-1ライン
 使わないマッチアップにはノイズになることや、絶対ベンチに必要なわけでもなく他のカードでサイド落ちはカバーできます。「りゅうのかぎ爪」を採用したことも大きいです。
 「ガラルニャース」は進化できるタイミングでもベンチで待機して、鋼エネを落とす役割や圧縮する役割があるため必要となるまで進化しないのが望ましいです。
 2エネで殴れる鋼ポケモンなので、「ガラルニャース」で最期のサイドを取ることもあります。

●デデンネGX 2枚
 2枚入れたらスタートするのが嫌でしたが、パーツを揃えたくて2枚使う試合は多く、計算してもらったら7〜8%ぐらいでしかスタートしないらしいので許容としました。
 非GXでスタートしてあっさり倒されると、「アルセウス&ディアルガ&パルキア」と「ザシアンV」を倒されるだけで負けてしまうので、「デデンネGX」でスタートしてもいいところはあります。

●フィオネ 1枚
 勝ち筋を作る使い方も多いですが、「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を倒されないための要求を上げるために使うことが多いです。
 各マッチアップの立ち回りのところで細かいことは解説します。

●ミュウ 1枚
 主に「ピカチュウ&ゼクロム」をはじめとするベンチ狙撃を意識しての採用ですが、「ザシアンV」で倒し損ねたタッグチームを追い討ちしたり、「ルカリオ&メルメタル+ザシアンV戦」で使ったり汎用性は高いです。
 ミュウの技の効果でサイドを取ってもオルタージェネシスの追加効果は関係ないです。

●ヤレユータン 1枚
 基本的に「カスタムキャッチャー」を揃えるために採用していますが、他にも使い方が色々あります。特性で鋼エネルギーをデッキトップに置くことで「ザシアンV」の特性で絶対鋼エネルギーを当てることができます。
 またアルティメットレイを打つ前に山札に基本エネルギーを戻せば実質1枚ドローで確実にエネルギーを加速できます。
 地味に事故っている時は「ヤレユータン」の特性でデッキトップと手札を入れ替えた後、「ガラルニャース」の特性で山札を混ぜれば次のターン違うカードが引けます。

●フリージオ 1枚
元々安定性を上げるためのカードの枠でしたが前日に「ズガドーンGX」やLOを意識して採用しました。
 みやししは「ガラルタチフサグマ」戦、「島巡りの証+アーゴヨンGX」ワンショット戦などで使ったそうです。
 他にも使い方は色々

・島巡りの証付きのズガドーンを倒す
・追加のピッピ人形を出させずピッピ人形を倒す
・タチフサグマの動きを遅らせる
・キャッチャー系のカードを打たせない間に新しいアタッカーを準備する

 あくせるはプレイ難度を下げるために「リセットスタンプ」2枚目に変えましたが、それより「ポケモン入れ替え」を増やした方が良かったと終わった後に思いました。

●博士の研究 4枚
 オルタージェネシスGXを使った後は、毎ターン要求値が高いので削る理由はないです。
 「マリィ」や「リセットスタンプ」への耐性を下げないために、雑にトラッシュしないことを注意したいです。

●マリィ 3枚
 最初は4枚にしていましたが、オルタージェネシスを使う時やリソース保護する時以外は「博士の研究」を使った方がいいので3枚で足りました。

●グズマ&ハラ 2枚
 序盤の動きの核となるカードなので1枚にしてサイド落ちすると困ります。使わなかったら終盤はコストにします。

●マオ&スイレン 1枚
 タッグコールから触れる入れ替えソースとして採用しました。
 回復より入れ替える効果を重く見てますが、「ピカチュウ&ゼクロム」戦やメタ外のデッキに対して時々回復の効果で使います。

●クイックボール 4枚
序盤は手札が足りなくなるので「ザシアンV」現物に1枚変えることも考えましたが、オルタージェネシスの後は「デデンネGX」を積極的に使って手札補充するためたくさん入れました。

●タッグコール 2枚
3枚で回してみたけど序盤以外腐りやすい印象があったので2枚に押さえました。

●カスタムキャッチャー 4枚
 非GXを呼べないとできないことが増えるので採用しない理由はないです。

●グレートキャッチャー 1枚
 GX主体のデッキは速度が速いため「カスタムキャッチャー」を雑に扱いつつ展開します。
 しかし、1回使えたら「グレートキャッチャー」と併せて2回ベンチを呼べるため採用しました。

●メタルソーサー 4枚
 「アルセウス&ディアルガ&パルキア」がアルティメットレイで倒された場合、手張りと「メタルソーサー」2枚で2回「ザシアンV」が出動しないといけないため特に削る理由はないです。
 「アルセウス&ディアルガ&パルキア」がアルティメットレイを打てる試合は雑に捨てることが多いです。

●ふうせん 2枚
 1枚「ポケモン入れ替え」にしていましたがサイドに落ちると困るため2枚にしました。

●ポケモン入れ替え 2枚
 正直あと1枚ないと回していて若干ストレスはあります。
 自分は麻痺の解除や「ザシアンV」が技を連打しないといけない状況は、基本的にアタッカーが残ってるため「マオ&スイレン」で十分だと考えました。
 みやししは「マオ&スイレン」を削って「ポケモン入れ替え」3枚目にしています。

●りゅうのかぎ爪 1枚
 前日にジュニアの調整メンバーから、ジュニアのシティリーグで入賞リストに採用されていたことを教えてもらいました。
 これによって「ピカチュウ&ゼクロム」戦が楽になるのではないかと考え採用してみたところ、「ピカチュウ&ゼクロム」についている「大きなお守り」を打ち消すことができるため効果は絶大でした。
 またミラーマッチの後攻でも強く使えます。

●大きな御守り 1枚
「ズガドーン(火の玉サーカス)」や「ズガドーンGX」、「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ」など色々意識して採用しました。
「 アルセウス&ディアルガ&パルキア」が基本的な貼り先ですが、マッチアップによって「ザシアンV」や「デデンネGX」にも貼ります。
 道具の貼り先一覧はこの後の項目でまとめておきます。

●混沌のうねり 2枚
「ザシアンV」の打点補助をするつもりで「戒めの祠」を評価していましたが、「アルセウス&ディアルガ&パルキア」生存させた方が勝率が高いことに気がつきました。
 様々なデッキが展開をスタジアムに頼っているため少しでも遅れると「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を処理できなくてアルティメットレイまで繋げられます。

●基本鋼エネルギー 8枚
ギリギリを攻めた枚数です。もう1枚あると使いやすい印象はありますが水エネルギーになるカードを素引きできると楽なので、「オーロラエネルギー」の方が増やしたいと感じています。

●基本水エネルギー 1枚
 相手の「トキワの森」を利用したり、アルティメットレイで貼れることから1枚のみ採用しました。

●オーロラエネルギー 1枚
「グズマ&ハラ」から鋼エネルギーに触れなくて困るパターンがあったので採用しています。
 「デデンネGX」でジラーチを倒し、フィニッシャーになる可能性は高いのでなるべく終盤まで山札に残すべきです。

●ユニットエネルギー 2枚
「グズマ&ハラ」のサーチ先として取ることが多いため2枚採用。
 「ピカチュウ&ゼクロム」からは「後出しハンマー」が飛んでくる可能性があるため必ず鋼エネルギーから付けましょう。

3神に貼る道具一覧

 この後の各マッチアップでの注意点でも記述しますが、確認しやすいように「アルセウス&ディアルガ&パルキア」に貼る道具の一覧をまとめておきます。
●りゅうのかぎ爪
ピカチュウ&ゼクロム
ミラーマッチ(後攻の場合が多い)
ルカリオ&メルメタル+ザシアンV
カプ・コケコV+チラチーノ

●大きな御守り
ミラーマッチ(自分が先行で相手にガラルニャイキングが入ってる場合)
ズガドーン(火の玉サーカス)
ズガドーンGX
ミュウツー&ミュウ全般

各マッチアップでの注意点


オルタージェネシスを使って「ザシアンV」で殴れば終わりの単純なデッキですが、細かいテクニックを書いておきます。
 ここでの勝率とは調整メンバー間で検証した体感の勝率なので、プレイヤーによって勝率が変わることはご了承ください。

●ピカチュウ&ゼクロム戦
先攻 5〜6割程度
後攻 4〜5割程度
先攻の時は「後出しハンマー」警戒でなるべく鋼エネルギーから付けます。
サイドプランは「ピカチュウ&ゼクロム」を倒して4-2か4-3、またはGXを2体倒して3-3を目出します。
「りゅうのかぎ爪」は「ピカチュウ&ゼクロム」の御守りを打ち消すことができるのでなるべく早く貼りたいです。
相手の「サンダーマウンテン」を利用して「デデンネGX」で攻撃できるということを忘れずに。

●ミラー戦
先攻 6割程度
後攻 3.5割程度
 基本的に順当に回ってエネルギー破壊をされなければ先攻の場合は有利です。
 「フィオネ」は積極的使って相手の邪魔をしましょう。
 後攻を取ったらもちろん不利ですが、「りゅうのかぎ爪」で少しだけ改善しています。
 先にアルティメットレイを「アルセウス&ディアルガ&パルキア」に打たれた際「ザシアンV」の圏内に入れることができるため、返しのターンで相手の「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を避けつつ他のポケモンで無理矢理サイドを2枚取るか「ザシアンV」を先に育てて「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を倒すことができれば先攻後攻が逆転します。
※後攻の方がサポートを使える回数が多いので、少しだけアルティメットレイを使わずに「ザシアンV」を先に育てやすいです。

「 デデンネGX」を出してしまった場合そこに「大きな御守り」を付けることで相手の「アルセウス&ディアルガ&パルキア」の攻撃から守ることができます。
 その他にも「フリージオ」で逃げられないポケモンを捕まえて時間を稼いだり、「アルセウス&ディアルガ&パルキア」のみの盤面を作ってサイドを稼がれないようにしたりするなどレアケースもあります。
 1〜3ターン目の動きで勝負が決まることが多いのでここをしっかり考えて練習しましょう。

●カプ・コケコV+チラチーノ戦
先攻 6割程度
後攻 6割程度
 「りゅうのかぎ爪」はなるべく早く「アルセウス&ディアルガ&パルキア」付けて「モルペコVマックス」や「カプ・コケコV」を削ります。
「フリージオ」や「フィオネ」など「ピッピ人形」に強い要素も多いので基本的に負けないかと思います。
「カスタムキャッチャー」は大事なので「ヤレユータン」はすぐにベンチに出しましょう。
地味に「ミュウ」でアルティメットレイを耐えた「カプ・コケコV」を追撃したり、「モルペコVマックス」を先に削る動きも強いことを覚えておきましょう。

●ルカリオ&メルメタル+ザシアンV
先攻 5〜6割程度
後攻 5割程度
「アルセウス&ディアルガ&パルキア」がオルタージェネシスGXを使った返しにフルメタルウォールGXでエネルギーを破られます。
入れ替えソース、「カスタムキャッチャー」、「ニャイキング」など大事に使いたいカードが多いですが相手も展開が遅いので不要なカードは「ガラルニャース」の特性で捨てつつ、強い山札を作ります。

 「ザシアンV」2体を倒す3-3プラン、または「ルカリオ&メルメタル」がバトル場でいる時に削っておいて最期に「グレートキャッチャー」で倒す2-4プランのどちらかをとります。
 「りゅうのかぎ爪」は「アルセウス&ディアルガ&パルキア」に貼って、「大きな御守り」を「ザシアンV」に貼って相手の「ザシアンV」の攻撃を耐えられるようにするのが基本です。

 「ガラルニャイキング」がサイドにいる場合は「ミュウ」のサイコパワーで相手の「ザシアンV」を削っておけばGX技を使われた後に「鋼鉄のフライパン」が付いてても楽になります。

●ズガドーン(火の玉サーカス)
先攻 7割程度
後攻 6割程度
 「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を最初に倒されるか倒されないかに全てがかかっているため、「大きな御守り」「混沌のうねり」「フィオネ」「マリィ」をフル活用してオルタージェネシスGXを使うターンに「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を倒す要求値を上げる必要があります。
 万が一倒された場合も「フリージオ」でロックする事で時間を稼げます。
 念のため「ビーストブリンガー」も頭に入れておきましょう。

●ズガドーンGX+アーゴヨン
先攻 7割程度
後攻 5〜6割程度
 このマッチアップを「アルセウス&ディアルガ&パルキア」が最初に飛ばされてしまうと相当厳しくなるので最初は「ズガドーン(火の玉サーカス)」戦とやることは同じです。
 相手のサイドプランは基本的にバーストGXから入って1-3-2です。
 仮に「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を通せたとしても「島巡りの証」が面倒なので「フリージオ」で突破することでベンチを狙われる心配は減ります。
 ここは最悪「フィオネ」で攻撃しても「しまめぐりのあかし」が付いた「ズガドーンGX」を倒せます。
この時「ミュウ」がいると「アーゴヨンGX」にもベンチを狙われることはないです。

●ミュウツー&ミュウ+カラマネロ
「オーロラエネルギー」が採用されている場合は「ガブリアス&ギラティナ」を使って「アルセウス&ディアルガ&パルキア」を処理するために40+240ダメージを狙われます。
 40ダメージが載った「瞬間に大きな御守り」を貼りましょう。
 超エネルギーのみしか入っていないデッキの場合、打点が低いので「りゅうのかぎ爪」を優先して貼りたいです。
 クリアビジョンGXを狙ってくるパターンがあるため、追加効果なしでオルタージェネシスGXを先に使うケースもあります。

 1番辛いのは与えたダメージをミラクルツインGXでチャラにされることなので、なるべくHP200以下のポケモンで削る動きは避けましょう。

●LO戦関して
色々なタイプがあると思いますが、自分達の参加する前日のシティリーグで結果を出したということで検証時間が取れませんでした。
 みやししがCL愛知で対戦した形が永遠に「ピッピ人形」を差し出してくるような形だったので「フリージオ」だけで対応できると考えていました。
今後どのような形が出てくるかわからないですが、「アルセウス&ディアルガ&パルキア」のパワーは異常なのでとりあえず流行した形の対策は簡単にできると思います。


不採用となったカードについて

「アルセウス&ディアルガ&パルキア+ザシアンV」のタッチカードは色々あり過ぎるので、今後も追記する可能性はあることをご了承ください。

●シロナ&カトレア
「タッグコール」から触れるけど引ける枚数が3枚だけで必要パーツを全く引き込めませんでした。

●トキワの森
初期案には入っていましたが相手の要求値を下げてしまう事や、「混沌のうねり」で邪魔される可能性があるので抜きました。
しかし「グズマ&ハラ」から追加効果なしで触れる点は強いので、さらに安定性を上げる上では強力なカードです。

●チラチーノ
試しに入れてみましたがうまく進化できなかったり、枠を取り過ぎたりする問題がありました。
 「メタルソーサー」や「カスタムキャッチャー」を貯めることができるのは良かったと思います。
地味に「ジラーチ」を倒せます。

●ピッピ人形
 「アルセウス&ディアルガ&パルキア」がすぐに倒された時に時間を稼げるポケモンですが、多数採用しないとその段階で引けないので不採用です。
 ベンチ枠的な問題もあります。

●アブソル
ちょっと強そうでしたがベンチスペースの問題や補助のポケモンの枚数がかなり多いので不採用です。

●ミミッキュ
普通に対戦しても「ミュウツー&ミュウ+カラマネロ」に対して不利ではないので不採用となりました。
戒めの祠を採用していないのも不採用となった理由の1つ。

●鋼鉄のフライパン
 環境に炎タイプのデッキがそれほど多くないので「大きな御守り」の方が用途が広くて使いやすいです。

●メタルコアバリア
 主にミラーで少し欲しいと考えましたが枠を見つけられませんでした。
 1枚だとすぐにトラッシュに行ってしまうため的確なタイミングで貼れそうにないです。
 「混沌のうねり」とは相性はいいので検討の余地はあります。

簡易対戦レポート(あくせる、まほうじん、みやしし)

 最後にデッキシェアした、あくせる、まほうじんみやししの対戦レポートを載せておきます。
 自分は大会中メモを取る余裕がないので試合内容をほとんど覚えておらず、負けた試合のみ載せておきます。
 動画が残っているわけでもないので、大まかな流れのみしか伝えられない事はご了承ください。

●サーニーゴ

ルカリオ&メルメタル+ザシアンV 戦
 オルタージェネシスGXの返しにフルメタルウォールGXを使われました。
 「ガラルニャイキング」を育てることに成功したので、ふとうのつるぎで手札を貯めて「カスタムキャッチャー」を先に使えたら「ザシアンV」2体を倒して勝つプランを目指します。
 相手の方が先にこちらの「ザシアンV」を倒してきたので2匹目のザシアンVで攻撃し、その「ザシアンV」が倒された場合3匹目を準備できるようにしていました。
 しかし、マリィで山札を残り1枚まで引いて残り1枚のポケモン入れ替えが引けなかったので「ザシアンV」をバトル場に送れずに押し切られてしまいました。
  ふとうのつるぎで手札を貯めていたターンに「博士の研究」でリソースを切る判断ができなかったことや、ポケモン入れ替えを2枚にしていたのが響いた試合だったと思います。

・ミラー戦 
 この試合は後攻でした。「ザシアンV」でスタートしたのは覚えていますが初手にプレイできるカードが「ハラ&グズマ」とエネルギーが沢山あるだけで、普通にオルタージェネシスGXを使えば殴り負けると判断し「ザシアンV」で2ターン目に攻撃することを考えました。
 先攻2ターン目にふとうのつるぎで増やした手札をマリィで流され、またプレイできるカードがなくなってしまい押し切られてしまいました。
 相手がサイドを取った後も相手が2体「ザシアンV」を育てられず、4か5ターン目ぐらいにオルタージェネシスGXができたのもあり、要求値は高いですが先に「ザシアンV」を倒して「リセットスタンプ」を使えばチャンスはありました。

●あくせる

1戦目超ミュウツー○
クリアビジョン言われたけどザシアン作ってデデンネ2体とラティオスGX取って勝ち
2戦目ルカメタザシアン✕
ザシアン2体目うまく作れず負け

3戦目三神ザシアン○
こっちが先行で技先言えて勝ち

4戦目三神ザシアンインテレオン○
先行だったけど三神にエネ張れなくて相手の盤面的に三神とザシアンを一発で倒せるポケモンいなかったから逃げ続けてオルター言ってそのまま三神と裏とって勝ち

5戦目ピカゼク○
相手の動き悪いのとこっちが順当にアルティメットレイまで言えて勝ち

6戦目ピカゼク✕
アルティメットレイまで言えたけど技打った先がグレートキャッチャーでライライ呼んでそこに技打ってしまって負け
グレート残しとけばピカゼク削って次のターン呼んでそのまま盤面作れて勝ちだったと思う

●まほうじん

 予選(全6回戦)

ピカゼク  後 ○
マーシャドー手貼りジラーチ前でおわり
三神手貼りふとうのつるぎおわり
ピカゼクに手貼りジラーチ前でおわり
鉤爪三神につけてフィオネをつかってオルター
ピカゼクがフルドライブうてずジラーチ前でおわり
そのままアルティメットレイでジラーチ倒しながらザシアン2面作って勝ち

コケコドール  後 ○
ハンドにカスタム1枚がある
クイックでデデンネを使いつつ三神に手張りを目指すか迷ったがカスタムきったらやばいのでクイックでザシアンとってふとうのつるぎつるぎで鋼がつく
マリィうってモルペコ前でおわり
うねりを置きながらブレイブキャリバー
ターン帰ってきたので入れ替えてそのままコケコVも倒す
オルター挟んでチラチーノを倒して勝ち

ピカゼク 後 ○
うねり置いたらフルドライブうてず先にオルターを言える
フルドライブでコケコvに加速
ベンチが埋まっていてザシアンを2面作りたかったので博士の研究の前に置いたフィオネをつかう
相手がコケコvをだしてくると思ったらコケコプリズム出してきたのでザシアン2面作ってピカゼク倒して勝ち

三神ザシアン  後 ○
相手先行三神手張り
三振手張りフィオネで要求あげる
相手オルター言えずこちら先オルター
クラッシュハンマーがみえたのでアルティメットレイで三神に1エネ多くつけることにした
そのまま押し切って勝ち

メルカリザシアン  後 ×
山札を見たらザシアン2落ち
オルターアルティメットレイまでは順調
相手三神無視先にザシアンをカスタムで取られる
削っておいたザシアンを三神でかえす
サイドから拾ったザシアンを育てきれず負け

マグカルゴ 後 ○
三神手張りお守りうねりフィオネで極限まで要求をあげる
三神生き残りオルターを言える
ザシアン2面作って裏読んだら勝ちと思っていたので博士の研究の前にさるじえでカスタムをもどしてしまうこのときに入れ替えソースを戻すべきだった
相手はマグマで囲むでデデンネを縛りLO狙い
相手も入れ替えは残ってなくてフィオネカスタムグレートで裏呼んでいると逃げるエネルギーが足りなくなり勝ち
マグマで囲むを忘れていたミス

決勝トーナメント(16名)

ピカゼク 先 ○
相手フルドライブなかなか言えずザシアン2面作って勝ち

メルカリザシアン 先 ○
オルターアルティメットレイまでいく
ザシアン2面が完成する
相手前の三神を倒してくる
鉤爪2回とアルティメットレイで相手のザシアンのhpは残り1
こっちの負け筋がザシアンで返した後にフルメタルウォールを使われてさらに裏のエネつきザシアンを取られることと考えた
フリージオで倒すことも考えたが水になるエネルギーがのこり1枚でひけそうになかったのでクイックでミュウをとってサイコパワーでザシアンを保護したつもりだった
サイコパワーでとったらオルターの追加効果の対象とはならないのに忘れてしまっていた
返しにザシアンでミュウが倒されこちらもそれを返す
あいてにラスト1枚のソーサーに触られたら負けだったがソーサー使われずターン帰ってきて勝ち
ミスをしてしまい負け試合だった

三神ザシアン 先 ×
マリガン2枚もらうも手札がエネルギーとプレイできないカードザシアンふとうでおわり
相手後1オルター
そのままなにも引かず押し切られて負け

●みやしし

予選(全6回戦)

1回戦 vsタチフサグマ 先攻(相手後攻選択)○

オルター→後2飴進化ブロッキング
入れ替えながらしばらくブロッキングで殴られる

フィオネカスタムでタチフサグマ倒して残りサイド4

この時点で2体目のタチフサグマがいなかったのでカチカチロックでピッピ人形狩り
相手マッスグマタチフサグマと進化してブロッキング再開

グッズロックでピッピ人形置けない+隠密貼れないのでフィオネ使って残りサイド2

最後はカスタム使って勝ち

取ったサイド:タチフサグマ→ミュウ→ジラーチ


2回戦 vsピカチュウ 先攻○

相手1ターン目にピカチュウにエネルギー貼れず
クイックボールフィオネで前のジラーチを下げさせて相手の要求を上げながらオルター
相手は逃げてジラーチ前にしながらデッキを回すも、入れ替え手段が無くジラーチ前エンド
アルティメットレイでジラーチ取ってザシアンでピカチュウ取って勝ち

取ったサイド:ジラーチ→ピカゼク


3回戦 vsオーロラミュウツー 後攻✕

三神スタートで前の三神に水エネ手貼り
先2ペイルムーンの返しに風船手貼りで逃げるしかなくエネテンポが追いつかなくなりナイトウォッチャーされ続けて負け

最初の手貼りが鋼エネだと後1オルターの択から立ち回れた可能性もあったので悔しい

取ったサイド:なし


4回戦 vs三神ザシアン 後攻○

先にアルティメットレイを使われたが相手が加速した先は2体目の三神
ザシアンに加速されたら負けの試合だったのでラッキー

取ったサイド:三神→三神


5回戦 vsピカゼク 後攻○

相手が序盤からエレキパワーをたくさん使いながら回してきたので終盤お守りザシアンで相手の技を一度耐えれそうだなとプランを考える
その際タンデムショックケアのためヤレユータンで入れ替えを保護し続ける
最後にデデンネか非GXを取れればいいのでカスタムの重要度は低く、普通に捨てる

理想サイドプランはピカゼク→デデンネ(ジラーチ)なので前の三神に鉤爪を貼りながらオルター

相手は加速先がおらず6エネピカゼクを作ってきたのでミュウ置きながらアルティメットレイ

お守りザシアンでピカゼクを倒した所6エネピカゼクを作った影響からライチュウが育っておらずビリリターンされる

入れ替えを常にトップに置いていたのでビリリターンで前に出てきたジラーチ取って勝ち

取ったサイド:ピカゼク→ジラーチ


6回戦 vs三神ザシアン 先攻○

先2からオルター→アルティメットレイと試合を運んで順当に勝ち


決勝トーナメント (16名)


1戦目 vsスティンガーワンショット 後攻○

相手の先攻展開がべベノム、ミュウ、マーイーカ、マーイーカ

おそらく三神にダメージを載せる→島巡りスティンガーGX→ニャスパーorベノムシュートorグレートキャッチャー等で三神を倒してくる構築と予想

よく分からないデッキなのでとりあえずオルターから入る
アルティメットレイでべベノムを倒したあとカチカチロックで殴り始める

カチカチロックで島巡り貼れない、フィオネで前に出したポケモン(カラマネロ等)に入れ替えを使えない、キーポケモンを素引きしないといけない状況を作る

カチカチロック連打でサイドを取れたので最後はアルティメットレイで締めて勝ち


取ったサイド:べベノム→?→?

2戦目 vs三神ザシアン 先攻○

先2からオルター→アルティメットレイと試合を運んで順当に勝ち


3戦目 vsピカゼク 先攻✕

2ターン三神に手貼りできなかったので3ターン目に1エネオルター
鉤爪+ブレイブキャリバーでお守りピカゼクを倒すプランに

その後ザシアンでピカゼクを倒しつつザシアンを2体を押し付けようとするも最後にはグレートキャッチャーでデデンネを狩られて負け

負けた試合だが捲りのプランとしてはかなりいい動きが出来たと思うので気持ちのいい試合だった

取ったサイド:ピカゼク

全体を通して事故が少なく、安定してオルター→アルティメットレイと試合を運んでいるだけで有利になった

対戦相手の多くが事故とは言わないまでも、理想的な立ち回りでは無いことが多かったことも関係していたと思う

シティリーグは予選の試合数が少ない関係から色々なデッキが勝ち上がるが、今回は安定を取ったデッキ選択、デッキ構築が純粋に勝ちに繋がったためよかった

三神ザシアンはメインの動きが決まっています
その関係で、さるぢえでどのカードを山に残すか、自分と相手の残り山札には何が何枚残っているか等、考える力や時間を別のところに回せるのが好印象でした


終わりに

デッキ解説は以上となります。
今回は前置き部分が長くてなってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ご意見質問等ございましたら
サーニーゴのツイッター(@kawahitosi)のDMまでお願いします!

今後もチームメイトと世界大会でいい結果を出すために努めていきますのでよろしくお願いします!

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