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IVS2021 SPRINGに登壇した振り返りとか

こんにちは。

店舗向け接客DX SaaS「デジちゃいむ」を開発するWASD Inc.の盛島です。
先日、IVS2021 SPRINGに登壇させて頂きました。

上位入選には至りませんでしたが、130社を超える応募の中15社のファイナリストとして大きな舞台に立てたことはとても良い経験になりました。
創業14ヶ月目、登壇企業の中でも弊社が1番若く(1週間差でガレージバンクさんも同時期の創業です)、サービスローンチから半年ほどで出られたのは上々なのではと思っています。

今回、振り返りもかねて露出をする良いタイミングなのでnoteを書きました。

IVS出場までのながれ

きっかけは2月の上旬に頂いた1本の連絡でした。

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ちょうど年末年始にシード調達を完了したタイミングで「まだ大きなピッチイベントに出るのは早いかな〜。」と思っていたのですが、せっかくお誘い頂いたしエントリーをしてみよう!とのことで応募。

当時はまさか本戦に出られるとは思っておらず、ピッチの壁打ちや投資面談に繋がればいいな〜程度に考えていて、同じく2月内に一次選考、最終選考といった形でピッチ及び面談をしました。

そして、2月末に選考結果の連絡を頂き3月19日の本戦に出場することに。

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この日から本番まで、超がつくほど忙しくなります。
関係者の皆さま、連絡が遅くなったりしてしまって大変ご迷惑をおかけしました。。。

ピッチ資料の大幅改修&練習

いざ、本戦出場!となったわけですが、出場までにやらないといけないことが山積みでした。

今まで大きなピッチイベントには出場した経験もなく、資料も事業計画書を少し編集して出資面談などに望んでいたので明らかにイベント向きの資料ではなく、洗練されていません。

↓事業計画内の資料

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ここから本番の6分間のピッチ資料に構成を変え、デモ動画を差し込み、資料をアップデートし、ピッチ練習をしなくてはいけません。

勿論、通常の業務も並行してやっています。
社員が増えたり、銀行に融資面談にいったり、新機能の提案をしたりと正直、破綻気味でした。

社内外の人に協力をしてもらいつつ急ピッチで準備を進めます。

6分という時間は事業が急速に拡大しているタイミングでは非常に短く、何を話して何を削るべきかといった作業に結構な時間がかかりました。

アイデアと構成を書き出し

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本番用をつくり

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台本をつくり

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あとは練習です。

何度も声に出し文言を修正したり暗唱できるようにと貸し会議室を借りたりしていました。

1番苦しかったのは、今の出来ていることと半年後に出来ていることが大きく違い、会社のミッション・ビジョンの説明も半年後の方が明確に示せるためどうしても主張が弱くなってしまうことでした。

こればっかりは積み重ねがない弊社が弱いところでなんとも出来ず。。
もっと深く考えれば良い紹介が出来たのかもと後悔しています。

とはいえ、準備は間に合いいざ、本番です!
ネットワーキングもあり3月17日にリハーサルや前夜祭に赴きます。

会場のデカさに緊張と自分の陰キャぼっち炸裂

実際にピッチを行う会場でプレゼン資料がきちんと投影されるかなどのチェックを行ったのですが流石、日本三大(今は四大?)ピッチコンテストというだけあり会場がとてもデカい

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私はもともとプレゼンなど人前に立つのが得意なタイプなのですが、流石にちょっと緊張してしまいました。

無事、資料のチェックも終え夜には前夜祭としてネットワーキングを行っていたのですが、ここで自前の小心者+コミュ障が炸裂。

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そもそも、弊社のサービスが生まれたきっかけが、自分が店員を呼んだりコミュニケーションを取るのが苦手なので当たり前といえば当たり前。

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本当に端っこで烏龍茶飲んでました。
話しかけて下さった方、ありがとうございました。

起業家や投資機関のみなさんは活発にネットワーキングをされていてすごいなーと思ってました。

いざ、LAUNCHPAD本番!

19日の17:45よりいざ、本番です。

弊社はトップバッターだったのですが、確認を怠っていてそれに気づいたのは前日。「マジか・・・」となってました。

本番のピッチは自分で点数をつけるとすると70点くらい。

緊張しないタイプとは言ったものの、初めての大きなピッチイベントで会場にはたくさんの人、トップバッターと言うこともあり何度か噛んでしまいました。

最大の誤算は、資料を次のページに送る際に生じるラグを考慮しておらず時間ぴったりに終わらせられなかったことです。

いやー、本番は何が起こるかわからないですね。難しい。

自分の番が終わった後は、純粋に他の登壇者のピッチを見て楽しんでいました。

優勝された207株式会社の高柳さんのピッチを見て、「便利だな〜」「自分も使いたいな〜」とか感心しながら見ていたり、

TXP Medical株式会社の園生さんのピッチでは、「このサービスこそ今、普及させないといけない!」と思ったりなど純粋に思ったり、

自分で言うのもアレですが、今回のLAUNCHPADはレベルが高かったな、と思います。

皆さん事業内容、ピッチはさることながら、トラックレコードもしっかりついていてちょっと肩身が狭かったです。

弊社は残念ながら入選となりませんでしたが、非常に楽しく参加させて頂きました。

登壇を終えたあと

登壇を終え、イベントが終わった後にネットワーキングの時間があったのですが、そこで色んな方からご挨拶を頂きました。

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↑手付かずで残っていた弁当を食べていたらメッセンジャーでDMを貰った時の写真

これがピッチイベントの力か!と感心してしまいました。
お弁当もお酒もとてもおいしかったです。

楽しかった。

最後に

残念ながら、今回は入選とならなかったのですが色々な面でプラスがありました。

下記、簡単にまとめます。

・VCなど投資機関の方へ事業紹介の面談がいっぱい決まった
・視座が高まり事業への意欲が更に燃えてきた
・社員のモチベーションも上がった

大きなピッチイベントは出てマイナスになることはないと感じたので、
今後も色んなイベントに出てその時々で事業をアピールしたいなと燃えてます!

そのためにも事業に向き合って行きたいと思います!

かしこ

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