こんにちは。
WASD株式会社というSaaSスタートアップの代表をしている盛島と申します。

世の中がコロナウィルスの感染拡大に対し官民総力を上げて取り組んでいる中、弊社サービス「デジちゃいむ」がコロナウィルスの感染拡大対策の一助となれないか、何か出来ることはないかと考えこのエントリーを書きました。

はじめに

具体的に何をしようとしているのかというと、業界や企業を絞りテストを行う予定であったサービスを感染症予防ver.にFixし「効果を発揮する全ての業種、全ての店舗」に対し開放、向こう数ヶ月の間無償で弊社サービスを利用できる様にします。
※経営資金の都合上、現状では8月までとなる可能性が高いです。

素人判断でサービスを無償公開する事がコロナウィルスの感染拡大防止の為に全くならず、それどころか逆効果である可能性もあるのではと思ったのでビザスク経由で社会疫学者兼医師の先生に意見を聞き、取り組みについて詳細を固めました。

ビザスクに登録してから数時間で専門家とのディスカッションが出来た点、非常に助かりました。別途エントリーも書きたいと思います。

また、下記に詳細を記しますが他にもコロナ感染拡大に対して、クリエイターの方や、「何をするのが有効なのか？」の知見を持った疫学などの専門家の方にも協力を頂きたいと考えています。

続けて、弊社と同じ様に新しい技術で世の中を良くしようとしているスタートアップが同様に「何かできそうだけれどもリスクを懸念して発信できずにいる」のであれば後に続くことが出来る様にとnoteでメッセージを発信することにしました。

デジちゃいむとは

デジちゃいむという店舗の呼び出しを効率化するクラウドサービスです。

店舗に訪れたお客様がスタッフのサポートを求める（商品の場所を教えて欲しい、専門的な知識を教えて欲しい、相談したい　など）際にその場にあるQRコードを読み込み簡単な操作をすることで「いつ」「どこで」「何をして欲しいか」と言った情報を店舗に届けることができるサービスです。

小売、飲食だけではなく呼び出しが発生する全ての業種業界で活用の道があります。

どうして無償公開するのか

感染リスクを抑えるために不要不急の外出自粛が求められている最中ですが、生活をするためには食事をしに飲食店へ行き、スーパーなどの小売店に食糧や生活必需品を買いに外出せざるを得ません。

これは、人として生きている以上ゼロには出来ません。

そこで弊社サービスの一部が助けになれると考えています。

弊社サービスでスタッフを呼び出すプロセスは下記の通りとなります。

QRコードを読み取る
↓
目的のボタンを押す、または記入して送る
↓
その場でスタッフを待つ
↓
目的のサービスを受ける

スタッフを呼ぶ際に必ずQRコードに注視しなくてはいけないといった部分と、呼び出し内容を送信した後にその場でスタッフを待つ部分がコロナ及び感染症対策の啓蒙に有効であると考えています。
※この点を専門家の方とのディスカッションで洗い出しました。

具体的にどうサポートできるのと考えているのか

①入り口での啓蒙
デジちゃいむの呼び出しは以下のPOPに個別のQRコードなど情報を追加し、登録した呼び出しポイントに貼るなどして準備をします。

このPOPの下部を感染症予防Tipsに変更したデザインに差し替え、呼び出しを行おうとしている人に対し正しい感染症予防策を知ってもらえるようにします。（既に制作に取り掛かっています）

一例ですが、「店舗の入り口に置かれているアルコール消毒液は店内で物などに触れたあとの退店時にこそ利用をするのが効果的」といったTipsをご存知でしたか？
こう言った有効な情報などをイラスト付きで周知します。

②出口の啓蒙
その場から目的を送信し呼び出しをしてからスタッフが到着するまでの間、確実に暇を持て余します。

人は暇を持て余すと無意識に顔を触ってしまうことがあるそうです。
ウィルス等が付着した手で目や鼻などの粘膜に触れてしまうことで感染してしまうリスクが非常に高くなってしまうとのことです。

そして、デジちゃいむにはその暇な時間に自社キャンペーンなどを表示する機能があります。（下記参照）

このPR部分に感染症予防の為になる正しい啓蒙（イラスト、漫画、写真など）を表示します。
スタッフを待っている間に画面に集中できるように引きつけつつ、知識をつけて貰えると考えています。

クリエイターの方の協力が必要です

そして、スタッフを待っている間に画面に集中出来るコンテンツを作れるリソースを弊社では持っていません。

エセ化学や間違った感染予防方法が世の中に蔓延る中、正しい知識を店舗にきて呼び出しを行った全ての人に対し周知・啓蒙する為の力をお貸しください。

こちらから提供できるものとして、

・実店舗の不特定多数のお客様に対し作者を明記し作品を見てもらえる
・表示される作品作者様のtwitterやinstagramへの同線提供

上記を用意できると考えています。
今までリーチできなかった人たちに対して自身を知ってもらう機会を提供できると思います。
※細かいところでは、著作権は作者に帰属し利用期間も一旦は無償期間まで、それ以降は別途相談などできる限りのことはします。

専門家の知見をお貸しください

また、その正しい感染症予防のコンテンツを作る元ネタ提供及びコンテンツの精査を専門家の方に協力して欲しいと考えています。

日々、何を行うのが正しいのか目まぐるしく変わります。
都度精査をし正しい周知ができる環境を用意し続ける為、密に連絡を取りあえる方にご協力頂きたく考えています。

専門的な知見からの正しい感染予防Tipsをクリエイターの力で形にし、店舗にきたお客様へ周知・啓蒙する。
以上の一連流れをデジちゃいむを用いたコロナ対策として世に貢献できればと考えています。

最後に

当サービスについて、本来であれば2週間後にクローズドベータテストを行う予定でしたが、感染拡大防止策に一役買えそうな取り組みが形になってきた為、一般公開を前倒しします。（最短で4月末から。詳細が決まり次第続報を出します。）
外出せざるを得ない一般消費者の感染リスクを少しでも下げ、少しでもリスクを少なく店舗様が経済活動を行うサポートが出来ればと願っております。

このエントリーをご覧頂いた方々にお願いです。
感染予防に対する知識を持った専門家の方や店舗業を営む事業者の方、クリエイターやアーティストの方の目に止まる手助けをして頂きたくお願い申し上げます。

下記、連絡先と弊社HP、Twitterアカウントとなります。
info@wasdsys.com
https://www.wasd-inc.com/
https://twitter.com/WDigichime

お問い合わせ及びご協力頂ける方がいらっしゃいましたら上記まで連絡頂けますと幸いです。

WASD株式会社
代表取締役　盛島 昇太