こんにちは。
WASD Inc.で代表をしている盛島です。

去年の1月28日に会社を立ち上げてから早いもので1年が経ちました。
つい最近、弊社に入社してくれた社員が続け様に転職エントリを書いてくれたので自分も何か書かないとなと思い、前回1年の振り返りサービス編が公開できなかったのも合わせて振り返りや何やっているのかについて書くことにしました。
※当エントリ内に企業名などが出て来ますが読みやすさのため敬称略とさせていただいてます。

WASD Inc.ってどんなスタートアップなの？

弊社がどんな領域で事業活動を行うスタートアップなのかを簡単に紹介します。

WASD Inc.(WASD株式会社)
設立：2020年1月28日
社員数：13名（役員3名、社員7名、インターン3名）
資本金：5,585万円
事業内容：店舗DX SaaS『デジちゃいむ』の開発

こんな感じの先日シードラウンドを終えたばかりのアーリーステージの企業です。

ミッションとして『意思疎通をもっと便利に』を掲げており、ITを通じて世の中のBtoCのコミュニケーションをより便利にするサービスを開発しています。

今取り組んでいるのは、店舗におけるお客様とスタッフのコミュニケーションのアップデートで、ミッションを実現するサービスの第一弾がデジちゃいむです。

デジちゃいむって何？

2021年の現代においても、お店でのコミュニケーションはアナログで難しく店員さんを探さなくてはいけない、「すみません」と話しかけなくてはいけない　などの課題があります。

友達や知り合いであればLINEやtwitterなどで気軽に連絡が取れるのに、どうして店員さんとは気楽にコミュニケーションが取れないのか？
自分のスマホでその場から気楽に店員さんとコミュニケーションが取れればもっと良い体験を得られるのではないか？

といった切り口から、自分のスマホで何をして欲しいかをその場から簡単に送れるよう開発をしているサービスです。

店員さん側も困っているお客様がいないか定期的に巡回をしたり、何をして欲しいのかを叶えるためにヒアリングをした後に店内を走り回ったりなど非効率な業務が多くあります。

デジちゃいむは店員さんがスマートフォンのような携帯端末を持ち歩くことでお客様からの呼び出しにすぐ気付ける、反応できる仕組みとなっており、その環境を活かして他の業務でも効率化出来るポイントを増やしていくコンセプトを持っています。

気をつけていることは？

デジちゃいむは店舗の店員さんやお客様が日常で使うサービスです。
その中にはITが得意な方もいますが、もちろんITが苦手な方も多くいらっしゃいます。

そのため、日常的に使えてかつ、誰もが使えるサービスを目指しているためUI、UXをより簡単に、より丁寧にをモットーにしています。

最近の例を挙げると、「スマートフォンを持っていないご老人のお客様はどのようにして店員を呼べばいいのか？」といった質問が起点となり、

このように物理的な呼び出しボタンのように設置できるようにしたり（今はもうちょっとわかりやすく、呼び出しようの丸いボタンだけ表示できるようになってます）しています。

まだまだリリースしてから半年と言うこともあり、使い勝手などご不便をおかけしてしまうこともあるのですがこちらも日々使いやすくするためにUIや操作性について全力で改修をしていっています。

どんなところで使われてるの？

現在はゲームセンターに多く導入頂いています。
広く導入頂いているのは、全国のセガやタイトーステーションで、一部トライアルではナムコ各務原店やカプコン広島店など著名な企業にもお試し頂いています。

弊社及びデジちゃいむがゲームセンターを盛り上げたいと言うところからスタートをしているので、今の色々なゲームセンターに自社サービスが使われているという形は大変光栄でもあります。

また、今週か来週にはなんと、イケア福岡新宮店にてテスト導入が始まります。

ゲームセンターとは毛色の違う業種かつ、業界世界最大手の企業でテストしていただけるのは畏れ多いですが、お客様の購買体験をよくしつつ、働く店員さんの仕事も効率化できるサポートができればDXを謳うSaaSスタートアップ冥利につきますね。

これからどんどん導入企業や店舗が増えてきますので、お店で見かけた際は是非使ってみてください。

最後に

1月に入社したU.TAKAくんの入社エントリがきっかけで興味を持ってくれる人が増えたので、今回はどんなことをやっている会社なのかを書いてみました。

話を聞いてみたいと思った方は是非とも私や他の社員にDMを送ってください。
採用は会社の事業フェーズ次第なところもありますが、カジュアルにお話しできればとおもいます。

かしこ