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正社員を辞め、二ヶ月の臨時採用に・・・営業職からキャリアカウンセラーへの転身に賭けた応募

昔々、私がまだ30代独身だった頃のお話です。
再就職支援会社の営業職時代に、キャリアカウンセラーの資格を取ったのです。でも、資格を取ったからといって、すぐ相談業務に就ける訳ではなかった。相談業務の経験がないと、未経験では難しいと言われることたびたび。

そもそも、なぜ相談業務に就きたかったのかというと、ハロー◯ークの窓口で相談員さんに親身に対応してもらって、気持ちが楽になったから。ここでなら、自分のやりたいことができそうな気がした。

異業種交流会など知らない人が大勢いる場所は苦手なのだが、キャリアカウンセラーのスキルアップのためのセミナーには積極的に参加していた。その時に、同じグループになった方がハロ◯勤務と聞き、アンテナがビビッと反応した。このチャンスを逃してはいけない!と心の声が聴こえた気がした。どうやったら相談員になれるのかを夢中で聞いていた。慎重で人見知りの私にしては、がんばって行動したと思う。

ハロ◯で働きたければ、ハロ◯に行くといいと言われ、すぐに行った。求職者登録をしたら、2ヶ月という短期間だが、相談業務の臨時採用があるという。

30代独身、独り暮らしで、田舎の親には頼りたくない長女気質。安定の正社員の職を失うのは勇気がいったが、迷わず応募した。契約期間の延長はないことを念押しされたものの、潔い気持ちの自分がいた。

そうだ。これまでの経験は、この仕事を目指すための戦略。目指す道が見えた以上、安定よりやりたいことをやってリスクを取る方が、その時の自分には必要だと判断したのだ。

例え2ヶ月間でも経験したことにはなるし、今よりは前へ進める。何も失うものはない。そう判断し、チャンスの女神様の前髪を掴んだ。

実際採用されてみると、年度ごとの契約切り替えのため、再度応募するという形で首がつながった。これまでも色々な採用を見てきたからか、そうした経験から直感的に感じた1ミリの可能性。そこへ賭けたのが幸いした。

もし準備をしていなければ、アンテナも立っておらず、チャンスの女神様が来たことにも気づけなかったと思う。偶然を活かすも殺すも自分次第ということを学んだ経験だった。

この時の経験が今の仕事につながっている。普段慎重だからこそ、直感を信じることも大切だと感じている。念入りな情報収集やシミュレーションは、ここぞというときの力強い味方となり、背中を押してくれるのだ。


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