帰国生公立中学校編入 帰国後3ヶ月後の様子

ニューヨーク郊外に2年住んで、その後元々住んでいた東京都23区北部に帰国。地元の公立中学校2年(7年生)に編入した話。

帰国時の状況

渡米時小学校6年生。現地校ミドルスクールに6th gradeとして入学。英語に四苦八苦しながらも、ローカルの友達もたくさん作って好きなサッカーも楽しんで、2年経って帰国。本人曰くもっといたかったとのこと。帰国直前に受けた英検では準二級を取得。

私立中学校に編入しなかった理由

帰国時点で中学校2年生の2学期。私立中学校の編入も考えたが、7月に試験で帰国が間に合わないこと、英検準二級ではおそらく相手にされないだろうとの考えから、無理に編入試験を受けないことにした。帰国直前まで夏休みを楽しめたので、家族でアメリカ国内を旅行できたのはいい思い出。

編入当初の様子

編入とは言え、もともと生まれ育った地域なので、クラスは友達や知り合いだらけだったようだ。アメリカにいる間も元のクラスメイトの何人かとは連絡をとっていたようで、いじめられるとかはなかったみたい。
もちろん、「英語で何か言って」と言われると困るようだが。

困ったこと

編入して1週間後に中間試験があった。暗記科目の多い日本の教科は慣れていないと相当大変だったようだ。親としても無理言って申し訳ないと思う。2年前は英語に慣れろというし、帰国したら日本の中学校に慣れろという、無理な話である。数学、国語、そして英語もひどい点数を取る。英語は満点かな?と期待していたが、文法そしてスペリングがひどくて良い評価にならなかった。
英語の授業は相当驚いたみたい。「Englishと英語は全く別のものと思っている」と言われた時には、どうにもならないけど、どうにかしてくれよと思った。

よかったこと

筆者自身は東北の公立中学校出身なので、申し訳ないが公立中学校の教育というものにほとんど期待するものはなかった。当時は学校は荒れてて授業どころではなかったし、ガラスが割れていることもよくあった。何かと不良に目をつけられることもあったし、とにかく中学校にはいい思い出がない。

一方で長男の編入した学校はとてもきれいで荒れた話はいっさい聞かない。一応授業はきちんと行われているようだし、いじめられることもない。優秀な子供が私立に言ってレベルが低すぎるということもない。正直な感想として思っていたより、はるかに良い。

まとめ

これから中学校3年生になって高校受験がある。ひとまず、不登校にならずに学校に行っているだけ良しとしよう。成績はまだまだだが、少し長い目で見てあげないといけない、と自分に言い聞かせている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?