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真に美しい女性



女性の美
とは何なのでしょう


自然


自らが持っている本来の姿


人間はその本来の姿に様々な装飾を施して
時代によって移り変わる
美の基準や価値観
を創ってきました


ある時代にはぽっちゃり
ある時代には病的にまで痩せ細り

今年は何色が流行り
コレを付けていればトレンドで
あんなものはダサい

国によっても
美の基準が異なります


女性の美



人によって違うかもしれませんが
私は

暖かい母の素顔

それ以上に美しいものはない
と感じています



美しいものへの憧れ


美しくなるための努力
をしなければならない

いつしか私たちは
資本主義の経済の荒波に吞まれ

何が美しいか

の基準を失ってしまいました

人々の価値観までをも
コントロールしようとする者たちによって

美しいとされるものを造られている

という事を知らなければなりません


女性の美しさとうのは
こう云うものである

こう云う風にならなければ
美しくない

という強迫観念にも似た
私達の美しさの基準を錯乱し
そこに明らかな意図をもっている者たち
によって日々
価値観を押し付けられています


真実をありのままに見るという
仏陀の教えからすると

美しい人
美しくない人

などいません

何を美しいと見るか
何を美しくないと見るか

は人それぞれです



私達は子供の頃
歌をうたう時に
上手く歌おうとしていましたか

絵をかく時に
上手く描こうとしていましたか

いつからか
歌を歌うのも
絵を描くのも

上手くなければ恥ずかしい

人の目を気にして

何処かの誰かの基準に
そぐわなければダメだ

と云う思い込みを創りあげてきました


どの子が上手で
どの子が下手

という事はありません

その時々の感覚で
表現する

何が上手
何が下手

何が美しく
何が醜い

そんなことなど考えず
自分の心の感じたままを
表現する


そこに


自然

という原点を見る思いがします


女性としての美


答えが
在るような無いようなものに
囚われてしまっている


私達の自我は

他の人に比べて優れていれば嬉しい
他の人に比べて劣っていれば苦しい

それが何においてであっても

周りの人に比べて優れていれば幸せ
周りの人に比べて劣っていれば不幸


それをずっと繰り返しています
これをお釈迦様は
心の大病
と仰いました


世の中には
美しいと言われる人たちがいます
でも

誰かが決めた基準

に振り回されている限り
心は苦しいままです


自然


夏には新緑の木々たちも
秋には赤や黄色に色づく

若い時には若い美しさがある

でも葉が落ちる寸前の
老いた姿にも美しさがある


決して
誰かがデザインしたわけでもないのに

とても美しい

富士山の美しさは
世界中の人達が魅了されます


どんなものが好き
どんなものが美しい

人によってあるでしょう


自然というのは
人間の意図を切り離して
出来てきたものです


大空を飛ぶ鳥たち
美しい姿で飛んでいますね

はたして鳥たちは
美しく飛ぼうとしているでしょうか


牧場で草を食んでいる馬たち
美しいですね

はたして馬たちは
美しくあろうとしているでしょうか


大草原に生きるライオンたち
カッコイイですね

はたしてライオンたちは
カッコつけているのでしょうか


さて

人間の女性の美しさ

とはいったい何でしょう

顔の造形
体形のバランス
雰囲気

それぞれ違います


でも
共通する美しさ
とは何なのでしょうか


それは

心から笑っている時です


境界線を越えて
自分のメリットだとか
利益だとか計らいだとか
を取っ払って

誰かを何かを

想い
慈しみ
愛しんでいる

時です


この自然な人間の
慈悲心を発揮している時
スーパーモデルですら
敵わないのです


どんなに時代の寵児である
美しい女性も
「白衣を着たマザーテレサ
には敵わないのです」
(斎藤一人さんの言葉より)



努力をして磨き
追い求めてきた美

どんなに高価な装飾をしても
どんなに化粧品が進化しても
どんなに美容技術が発達しても

限界のある美なのです


美の方向性を変えてください


綺麗に見られたい
美しく在りたい

という計らいから離れて

心の底からの
慈悲心を発揮している時


女性は最高に


美しい


のです


この

自然な女性の美しさ


は衰えることはないのです







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