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私が勝手に思う「優勝の予感」

東京ヤクルトスワローズ、2年連続最下位からの優勝。

評論家は誰も優勝どころかAクラス予想もしていなかったろうし、すみませんが私も想像していなかったです。もう奇跡としか言いようがない、と思っています。

そんな私が「あれ、これ、もしかするともしかするぞ」と思った数試合はこちらです。

オスナがマルティネス斬り

新外国人・オスナ選手の来日後1軍2試合目(たぶん)

中日の絶対的抑え・マルティネスから右中間への逆転サヨナラタイムリー。神宮のお祭り騒ぎと、「こら! オスナを蹴ってるんじゃないよ! 誰だあれ(←山崎選手だった)」を見たときに「これ、いけるかも」と思いました。

ランナーを返すまでにフォアボールとかで粘っていたところに、「ひょっとして」を感じました。

塩見のバックホームでサヨナラ勝ちを阻止

名古屋ドームの中日戦(また中日だ)。結構深いセンターフライで、中日の大島が3塁ランナーだったので、タッチアップされた瞬間に「負けたわ」と思ったのだが、塩見選手が鉄砲玉を投げてサヨナラ勝ちを阻止。

「負け」を「引き分け」に変えた瞬間、「ひょっとしてこのチーム、いけるかも」と思いました。

理不尽な負け

名古屋ドームの中日戦での最終回(またも中日じゃん!)。相手監督のリクエストを受けた審判団が、アウトじゃなかったはずのランナーをアウトにしたことで3アウトになってしまった場面。「それって後出しジャンケンじゃん!」と私も思ったし、高津監督の抗議が長時間化するのはごもっともだと思いました。

長時間の抗議後、最後に高津監督がベンチ前で何かを言った後に手を3回叩き、それでもってベンチにいた選手が全員ベンチ裏に引き上げました。

あの試合が分岐点になって、「負けないチーム」に変化したように思います。だからこそ、あのベンチ前で監督が何を言ったのか、知りたいなぁ。

9回だけヒットでサヨナラ勝ち

最近の試合です。神宮の巨人戦。8回までヒット0本だったヤクルトは、9回裏にようやく塩見選手がシングルヒットを打ちます。それから塩見選手が盗塁→山田選手が(相手のエラーに近い)内野安打で塩見選手が生還してサヨナラ勝ち。巨人との3連戦を3連勝しました。

その数日前も、ヒット1本しか打てなかったにも関わらず0−0の引き分け(たしか中日戦。又出た!中日)。1安打なのに負けていないのです。とにかく打線はダメだが投手が踏ん張ってくれているからこその結果。

6年前の優勝時も、最終盤の神宮で巨人から3連勝を収めています。私はその3連勝時、神宮にいました。隣にいた男性が「まさか巨人に3たてできるなんて」としみじみつぶやき、私も同感。そのとき「いけるかも」と予感しました。その時が再現されたかのように思いました。

投手陣の踏ん張りと噛み合わせ(まとめ)

正直なところ、打線には注文をつけたいところが多々あります。

一方、投手陣のほうは、明らかにダメダメだった投手が見当たりません。どのチームにも一人や二人は完全なる「敗戦処理」係がいて、そのゲームは「捨て試合」と化します。

確かに今年のヤクルトも、負け試合と勝ち試合で使う投手は分けられていましたが、負け試合で出てくる投手も大崩れしない、というか、結構抑えてくれる。そのうちヤクルト打線が少しずつ点を積み重ねて終盤までもつれたり、うまくいけば逆転という試合もありました。最後まで勝負が分からない、という試合を続けていたと思います。

そして、先にも述べたようにヒット1本だけなのに投手も踏ん張ったり、投手がポコポコ打たれたときには打線がそれ以上に頑張ってくれたり。「噛み合っていた」という言葉がピッタリ合うシーズンだったと感じます。

噛み合えば、奇跡は起こる

感動を与えてくれてありがとうございます

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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。