君のクイズ(小川哲) 32 東の京の田舎市民 2024年1月18日 06:58 我が町の図書館では200人ほどの予約待ち人数を記録。1年近く待ったかもしれません。その人気に違わぬおもしろさです。なぜあの答えを相手は出したのか。それをテーマに話は展開されます。表紙や紹介ホームページにもあるように、これは「推理」ものですが、よくある殺人事件が題材ではありません。題材は「クイズ」です。ここまで深掘りできるの? と思いました。クイズという競技は人生を変える。きっと、サッカーも同じだし(中略)。あらゆる競技が人間を不可逆に変えるだろう、と僕は思う。と文中にあるように、ここまで深掘りできるクイズは、単なる遊びを超えた「競技」です。そして、人生の一部、でもあるように思います。 君のクイズ 面白すぎる!! 驚くべき謎を解くミステリーとしても最高だし、こんなに興奮する小説に出会ったのも久しぶり。頼まれてもいないの publications.asahi.com #読書感想文 ダウンロード copy この記事が参加している募集 読書感想文 182,489件 #読書感想文 #小川哲 #先読み #早押しクイズ #君のクイズ #伊沢拓司 #クイズノック 32 至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。 記事をサポート