🌟BOOK・ひかりをすくう

ひかりをすくう
橋本紡
光文社

◇言葉は、ぼやけて曖昧な世界に輪郭をつける。
それはとても便利なことで、私たちは輪郭をつけたがる。その方が安全だから。安心だから。

でもそれは、残酷なことなのかもしれない。

"(ニートとか引きこもりとか)そういう言葉って簡単に使われるけど、本当の意味はあんまり理解されていないのよね。言う方はそれで物事を簡単にしようとしているし、言われる方が望んでいる場合だっ

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入るか、崇めるか。それが問題だ。

今、amazonプライムで「ゲーム・オブ・スローンズ」を見てるんですね。それで、今エピソード5まで来ています。なんで見てるかって?それは大好きな逆噴射聡一郎先生のこの記事が読みたいからですよ。

もちろん、私はまだ全部見てないのでこの記事は読んでません。早く読みたいぜ。

さて、これはおおむねネタバレにならないと思うので書くのだけど、大きい木が出てきて、その中に入っていく。というシーンがあります。

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ありがとうございます。好物は「堅揚げポテト塩味」です。
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少女譚 三篇―『花さき山』『ふき』『火の鳥』(斎藤隆介・作 滝平二郎・絵/岩崎書店):読後感想

村の祭りを控えたある日、あや少女は偶然迷い込んだ美しい山奥で山姥と出会う。山姥はこの山が花さき山であることを告げ、この山の花は人間が1つ優しいことをした時に咲くこと、花だけではない、命を掛けて優しいことをすれば山が生まれることを話す。
あやの足元に咲いているその紅い花、それはあやが咲かせたもの…今咲きかかっている露を頂いた水色の花は、双子のあんちゃんが今咲かせているもの…この山は八郎って大男が自ら

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【感想エッセイ】ひと(小野史宜)

店先に並ぶ最後のコロッケ。値段は50円。消費税込だとしても54円。
55円の有り金でお釣りがもらえるそのコロッケを買おうとして、横やりが入る。
勢いよく割り込んできたお婆さんに、青年はそのコロッケを譲った。

父を亡くし、数年を経て母を亡くし、故郷の鳥取から東京への移住をやむなくなった大学生。
『ひと』という小説は、この青年がコロッケを譲ったことから思わぬ縁に見舞われて、少しずつ人との輪を広げてい

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あなたはゴリラですか

カナイです。

田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』を読みました。

いわゆる文章術の本なのですが、技術的なことよりも、「世界を変えるために、まずは書いてみよう」といざなうような内容。

冒頭でいきなり「あなたはゴリラですか」と聞かれ、そこから、途中煙に巻かれながらも、ときどき背中を押されたり、と思いきやまたどっか行ってしまったり。

それでもって270ページ、衝撃のラスト一コマ。

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第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書中学年用「かみさまにあいたい」

よくわかりませんが、先日お知らせした加古川KCCでの読書感想文講座(3〜6年生)の追加授業がもう満席になったらしいですよ。

なぜこの場所、この学年?

?が頭上を舞っております。

それはさておき、中学年用の課題図書を読み終えました。

ものすごく読みやすかったです。

あっという間に読めるとはこのこと。

表紙の絵を見ると一見恋愛ラノベ風ですが、内容は男の子の友情モノです。

話の展開はわかり

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ストレスの心理学に関するおすすめ書籍を2冊と解説を2200文字ほど追加しました💪

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【一行引用から140文字で紹介する実用書】『気にしない練習』名取芳彦

外の世界をシャットアウトするのが無関心で、シャットアウトせずにスルーするのが気にしないと言ってもいいでしょう。

人と比べて受けとめるから、気にしてしまう。

あなたは今のあなたのままでいい。

「負けた」なら、まだまだと思う。

「うらやましい」なら、アドバイスをもらう。

「嫉妬」するなら、今は幸せではないと認める。

「嫌われている」と思うなら、みんなを好きになってしまう。

気にしないけど

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安楽死を遂げるまで 著 宮下洋一 〜貴方は自分の死に責任を持てますか?〜

安楽死を遂げるまで 著 宮下洋一
を読み終えた。朝食を食べている時、仕事の休憩中、夕食中にも読んでしまい、気がついたら3.4日で読み終えていた。

この本を読もうと思ったキッカケは、ズバリ言えば死にたいと思ったからである。
いや、今すぐに脈を切って、、とかではないけど。
生きててあんまりいいことなかったし、何をやっても言い訳ばっかりだし、このままダラダラ慢性的に不満を抱えて生きて行くだけならあ

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=読書感想文=なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

20年近く投資しています。
株、投信はもちろん、FX、金、不動産、いろんなものに手を出しました。
20代からの長期で投資したインデックス投信の利益を、その他の短、中期の投資で吹き飛ばすという感じでしょうか。
20年間の損益を計算したことはないのですが、感覚的にトントンです。つまり時間の分だけ大きな損失ですね。

この本は、いままでの投資での成功、失敗を科学者的かつ金融工学最先端の投資銀行勤務の見地

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