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「本」と「SNS」は広報の最強タッグ?!その魅力とは?【後編】

こんにちは。339PLANNING広報のEmikoです。
この記事ではSNSやWEBを使った広報について、気になることやわからないことを代表の今野正輝(通称こんちゃん)さんに質問し、みなさまにわかりやすくお伝えします。

今回のテーマは、
『出版とSNSをかけ合わせると、どんな効果と強みがあるの?後編』です。

前編では、広報の視点からSNS・ホームページ・本の立ち位置や役割について、中編ではそれぞれの特徴をうまく使って広報に活用すればファンを作ることができると分かりました。

▼中編はこちら▼

つづく後編では、実際に「どうファンを増やしていくのか?」を、広報の視点で深掘りしていきます!

ファンを増やすキーワードは「世界観」

こんちゃん:
Emikoさんの好きなショップのSNSを思い浮かべてみましょう。どんなところに心惹かれたんですか?

Emiko:
えーと、写真がきれいで自分好みだったり、紹介されている商品が以前から欲しいと感じていたものだったり、お店の雰囲気が自分にフィットしていると感じたり…ですね。

こんちゃん:
それが、いわゆる「世界観」というものです。その会社や店舗がSNSやホームページで発信している世界観が、きっとEmikoさんの好みだったのではないかと思います。この世界観が、ファンを増やすための大切な要素で、ファンが多いアカウントは、世界観が統一されています。

大切なことは、SNSやホームページで会社や店舗のことを発信するときには、世界観を明確に打ち出すことなのです。

さっきのEmikoさんの話のように、サイトやSNSを見て、その世界観に共感した人たちがファンになっていくという流れです。
だからSNSに流す写真も、商品の特徴を理解した上で世界観に合うように入れていくのが大切なんですよね。

Emiko:
世界観が統一されているというのはすごくよくわかります。だからもっとそのアカウントの発信が見たくなってフォローするんです。

「世界観」をもう少し深掘りしてみる

こんちゃん:
世界観についてもう一段階深堀りしてみると、ファンが多くついているアカウントは商品の軸が明確なんです
自分のファンが選びそうなものを、ちゃんと選んで投稿していると僕は考えています。

Emiko:
つまり、店主の世界観が明確に出ているSNSと、その店主が選ぶものが並べられたホームページ。
これらはその店舗の世界観を表現した場所であり、その世界観に共感して集まってくるファンは、自然と買いたくなるという訳なんですね。そう考えると世界観ってとても大事ですね。

ところで、ホームページやSNSで作り上げた世界観の中に、新たに「本」を入れてみた場合、世界観はどう変わっていくのですか?

こんちゃん:
ん〜、そうですねぇ...。本は店主のことだけでなく店舗や事業の世界観も投影できるんです。
本は自分の世界観を広く濃く表現できると言ってもいいかもしれませんね。

Emiko:
イメージとして、世界観の中から特に伝えたいことを濃く抽出したものを、
自分のパーソナルな部分を使って表現するものが「本」って感じでしょうか?

こんちゃん:
そうです。自分のことも、店舗の世界観も、事業についても、全てを内包しているのが「本」ですね。
たとえばホームページの中で紹介している複数の商品について、一つずつピックアップして紹介するのがSNSだとすると、本はホームページもSNSも全て包み込むような大きな存在だと思うんですよ。

SNSやホームページでファンになってくれた人が、本を読むことで世界観に深く触れて、根強いファンになってくれることもあります。それくらい、本は世界観を強固かつ明確に表現できるのです。
さらに本は商品として売ることができます。つまり利益があげられるんですよね。そこも本の魅力です。

Emiko:
自分を知ってもらう広報として、また、店舗や会社の世界観を伝えるツールとして使えて、さらにホームページの陳列棚に並べて売ることもできるのが「本」なんですね。

こんちゃん:
そうです。本はSNSとの相性がいいのも強みです。前編でお話しましたが、本は「SNSのように手軽に発信できない」という弱点を抱えています。だからこそ、発信力があるSNSを使って本の情報を発信していくことが大切なのです。
こうして本とSNSを上手にかけ合わせることで、プラスの効果を引き出すことができると思いますよ。

✍️今日のまとめ✍️
今回の後編では「本」は世界観を濃く抽出し、より深く伝えることができるツールだとわかりました。
しかし本は情報を拡散する力がSNSと比べて弱いのが難点。そこで本の弱点を、発信力と拡散力の強いSNSで補うことで広報の最強タッグが生まれるのです。
さて、これまで「本とSNSの効果と強み」について連載でお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。これを機に「本」(出版)を広報の一つとして取り入れてみませんか。

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