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148cmの40代後半女子が自動二輪(バイク)免許を取得する物語 その7 復習

てってれ〜!!
やっと次に進めた(泣)

このシリーズはマガジンにまとめてます


1段階目の3時間目ですでに復習2回目。
発信と停止だけなのに ぐぬぬぬ・・・・


しかし、前回の親切丁寧な教官の指導の元
発信と停止はだいぶ自信がついた。


そして、何となくブレーキと減速ギアの
コツは掴んだものの、
あれから約1週間経っている。


できるだろうか?
覚えているだろうか?私の体。



サボったわけではない。
仕事だったのもあるし、
春休みで予約が取れなかったのもあるし
そんなこんなで6日空いてしまったため
掴みかけたコツが
チャンスの女神の前髪ごとく
逃げてしまわないように必死で思い出さなくてはならない。


外では、家にある夫の大型バイクを
エンジンをかけずに
乗り降りやらの練習をしたり


家の中ではyoutubeで
「バイク ギアチェンジ イメトレ」というキーワードを探して
映像をみながら握力を鍛えるこいつ↓を
クラッチに見立てて、模擬練習を重ねたりした。
もうバイン〜からのエンストなんて怖くない。

そんな練習をしていたら
夫が自分のバイクをカスタムする際に
交換して必要無くなったハンドルを倉庫から持ってきて
私におもむろに渡した。

いや、なんかこれ・・・でかくね?



まぁいいけど。


とりあえず教習所に行けない間
できることはした。と思う。


そんなこんなで教習の日がやってきた。


教習のベルが鳴り始めたら
めっちゃまた緊張してお腹が痛くなってきた。
帰りた・・・・


いや、私は練習したんだ!!
できる!わたしはできるできるできるできる!!!

脳内ゲシュタルトが崩壊するまで
できるを言い続けた。


今日の教官は茨城弁が優しく聞こえる教官だった。
口数は多くないが
ちゃんと私の話を聞いてくれている。
ことあるごとに「大丈夫だ〜」と言ってくれる。


そしたらどこからか
ひとまわり小さい可愛いバイクを持ってきて
私に今日はこれに乗れと言ってきた。


あれ?これ125cc??


随分と小さくて可愛い。
全然怖くない。



大きなゴールデンレトリバーにビビってた私が
仔犬を見て急に強気になった感じを
想像して欲しい。


もうスイスイだった。
発信も停止も何の問題もない。
初めてのS字もクランクも
半クラも低速走行も坂道も
ラクショーだった。


スピードもグイグイ出てる。
わーいわーい!!!



私、取得する免許間違えたかも〜
わーいわーい


でもなぜに今日は125?


私が復習を3回もしているから
多分教官が私のバイク怖い怖い病を
何とかしてくれようとしたのかもしれない。



ありがとう茨城弁の教官✨
もう怖くないよ!125はね!



余裕でとスイスイに走る私を見て教官は
じゃこれに乗ろうか。とゴールデンレトリバー(400)を
私に差し出した。


うっ、でかい。



でも大丈夫。練習したもん。あんなに。


再びできるできるできるできるできる・・・・・


乗車はスムーズ発信もスムーズ。
問題の加速もちゃんとできた!
教官を追い抜いた!


カーブの前で減速もできて
ギアチェンジもできた


できてるぅ〜wwww
私できてる〜www


ひゃっほおぅ〜!!!!


ってしてたら
教官がクランクやらS字に突入し出した。



え、そこいくの?
youtubeでもだいぶ失敗してる人いたよ?
その課題は次では???
と思いながらも
意外と低速走行でバランスが取れている私は
ゆっくりと走らせて
半クラしながらS字もクランクも問題なくできたのだ。


なんか私ちゃんとできてる・・・


かつて歩く友人のスピードに合わせて
自転車を漕いでいたのが役に立ったのかもしれない。
体幹は今でも多分意外とあるのだ。

充足感を感じていたら
じゃ戻りましょうかね。と車庫へ促された。



あ、もう終わりか。


あ、でも今日はエンストを2回してしまったな・・・
また復習になったら?


まぁでも自分の中では随分できた感じはあるから
また復習になっても基礎が固められる機会として
受け入れることにしよう・・・・



ってハンコ押してくれてるー!!!!!



やった〜!!!!!

飛び跳ねて喜んだ。こんなふうに。
多分遜色なかったと思う。
そこにいた若い子たちが引いてなかったらいいけど
それすらにも気づかないほど
テンションマックスだった。


だって嬉しかったのだ。


そしたら一緒に時間に受けてた人から
帰りしなに合格したんですか?と聞かれた。


いえいえ、3時間目がやっと進めたんです〜。



って卒検受かったら
こりゃ狂喜乱舞・有頂天外・歓喜鼓舞だね、私。

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