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148cmの40代後半女子が自動二輪(バイク)免許を取得する物語 その11 スラローム2からの「みきわめ」

このシリーズはマガジンにまとめてます


どうしてもスラロームの8秒の壁が切れない。

よって復習になっているわけだけれども。


この日は以前も教習を受けた教官で
初めましての緊張がない分ちょっと心に余裕があった。


私のスラロームを見て教官が


よし!こうしよう!
と別の方法で私にスラロームを
伝授してくれだした。



スラロームでスラロームの練習をするのではなく
不良みたいに通常の直線道路で
くねくねと曲がって
スラロームの練習をすることになった。


通常スラロームは2速で行うのだが
3速で蛇行運転していると
スピード感とか
ハンドルを切る動作が
とてもわかりやすかった。


意外とバイクって倒しても
安定してるんだな、ってこともわかって
よくわからない恐怖感もいつの間にかなくなっていた。



MotoGPとかで
地面と平行になって曲がってる人をみて

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000079945.html から借りてきました


どんだけ〜!って思ったりもしたが
意外とバランスが取れるもんなんだなと
実体験で納得できたりもした。


とにかくずっとスラローム。
ずっとずっとスラローム。


そしたらスピードにも慣れてきて
バイクを倒すのもそんなに怖く無くなってきて
8秒を続けて切ることができるようになっていた。



やった〜!!!
やったやったー!!!!


教官が
「この調子なら大丈夫でしょう!」と
ハンコをくれた。


あ〜なんかバイクが怖くなくなってる。
ドーベルマンから懐かれた感覚〜❤️


次の山場はみきわめ!
とおもっていたら
その前にオートマ車の教習があった。
いわゆるビッグスクーターってやつ。


おおぅ。
これは・・・・


デカすぎ。


もう犬じゃない。
カバだね。カバ。


本物のカバを見た時に
慄いたあの感覚をビッグスクーターに感じた。


教官に
「あのぅ、私今後一生、この先の人生で
このオートマ車には乗らないので
乗ったことにしてもらえませんか?」


とダメ元で言ってみたが
ダメだった。


とにかく重い。
ハンドル操作がよくわからない。
小回りもきかない。


ギアがないという点では非常に楽ではあるが
CB400 SUPER FOURのほうが
なんとなく使い勝手がいい気がする。
私にはでかいけど。
カバより、ドーベルマンの方がいい。


ビッグスクーターは
普通に座ると足も当然つかないので
シートの最先端部分に腰をちょこんとかけて
なんとか足がつく場所を確保した。


教官に「乗りたくない〜怖い〜」
と連呼したが華麗にスルーされ
クランクだけは回避してくれたが
S字も一本橋も恐怖に慄きながら
無事に終えて
汗びっしょりの50分がなんとか終わった。


オートマの教習が
これまでの教習の中で一番怖かった…
2度と乗りたくない。


そんなこんなで1段階のみきわめまできた。
1段階で習ったことを総動員させて
ちゃんとできてるかをみられるのだ。


担当してくれる教官は
また初対面。私についての情報は皆無。
ここの教習所は
フラットに教習をするために
もしかしたら担当制ではないのかもしれない。


直線で30km出す
カーブをスムーズに曲がる
クランク、S字
坂道発進
スラローム
踏切
障害物を避ける
停車
徐行

いろんなことをする。
そしていろんなことができるようになっている私。
素敵。


教官に、概ねいいですね!
では最後に取り扱いについてやりましょう!と

一番最初にやった引き起こしや
センタースタンドをたてることを促してきた。

引き起こしはいつもやってたから
問題はないけど、
センタースタンドって地味に怖い。


センタースタンドの立て方をすっかり忘れて
試行錯誤していたらいつの間にか
息が上がっていたようで


教官から
「おのさん、落ち着いてください〜
急がなくていいですから」

とちょっと心配された。


あー!すみません、ハァハァいって
なんか変態みたいでしたね!
私気持ち悪かったですね!

とちょっと笑かそうとしたのに


そんなことないですよ!
大丈夫ですから!おちついて!
と、さらに心配された上にスベッた。



どうもここの教官たちは真面目な人が多い。


そしてついに50分間、
1段階で習ったことをあれこれこなし
みきわめの結果は・・・



良好〜〜〜!!!!!
やった〜〜〜
2段階に進める〜!!!



てってれ〜♪


やっと折り返し地点・・・

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