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148cmの40代後半女子が自動二輪(バイク)免許を取得する物語 その2 引き起こし

先日、初めての教習を受けた。


えっと


面白かった!!!
けど疲れた・・・精神が。


このシリーズはマガジンにまとめてます



一番心配だったのは
足つきの問題。
足は短くないのだけど(至って普通)
全長が短い(つまり背が低い)。ゆえに足つきが悪い。


教官は「これまでも150cmない人も卒業してるから
大丈夫よ」と言っていたが
ちょこっと心配。


一応小さい人用のシートもあるらしく
交換してくれたりした。
ありがたい。
でもお尻ずらして片足、
半分しか届かなかったけど・・・


最初の最初の最初は
バイクの色々なボタンを教えてもらったり
引き起こしをしたり。


いや、なんせ初めてなのだ。
バイクに触るのも、乗るのも。
もう40代後半なのに何のチャレンジ?


いや、頑張る。


この引き起こし、私、力は多分普通の女子よりはるかにあるし
実際にバイクに触るまでは余裕だろうな。と思っていたのに
トライしてみるとびくともしない。


どうしよう。
こう言うところで体の使い方がよくわからない
どこを支点にして、どうエネルギーを伝達すればいいのかは
なんとなく理論ではわかるが、
それを自分の体で行おうとするとわからなくなって
鈍臭いのが露呈する。


体の使い方がわからないから
どう踏ん張っていいのかわからない、
教官の真似をしているつもりだけど
なんか足の向きが変だったりしたみたいで
全くびくともしない。


教官がじっと私を見て


おのさん、なんか足変だよ
こうだよ?こう。
手はこっち向きだよ?
それじゃ力伝わらないよ?


あ、いま鈍臭いおばちゃんって思ったな。
いいけど。
こう言う時は
ポンコツと思ってもらった方がいい。
できた時のギャップが大きくなるしね。



よく見てみると私の膝は逆の方向を向いている。
あ〜ほんとだ。
で?腕は?あ、こうね。
ふむふむ。


で、ぐいっと


あ、できた。


無事に引き起こしはパスできた。
4,5分ウンウン唸って押したり持ち上げようとして
格闘したけど、コツを掴んだらすぐできた。



こう言うところが運動神経の出来が出るんだよなー
どんくさいわ〜私。



まぁいいや、できたから。


そのあと、センタースタンドを立てる練習もしたが
これもまたおかしなところに力が入ってて
しばらくうまくいかなかったが
コツを掴んだらできるようになった。



ぷひ〜
汗だく



実際にエンジンをかけ
クラッチを握ったり半クラッチにしたり
車はマニュアルに乗っていたので
原理はわかる。


頭にはスルスル入っていくが
それが体現できるかどうかはまた別の問題。



知ってわかってできるようになるまでの
知るとわかるの間にも大きな壁がある。



残りの時間は教官の後ろに乗って(タンデムってやつですね)
色々と説明をされたが
教官の足や手を目で追うのが精一杯だった。


あ〜なんか疲れた。
と1時間目が無事に終わって
連続で2時間目も入れていたのだが
私はほんとに運転できるんだろうか?



次の時間、もういきなり発進、停止、ギア3速まで入れるんだって。


とりあえず記憶力は無駄にいいから
次の時間まで
教習本に書いてる手順だけでも暗記しておくことにしよう。


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