見出し画像

【三次の推しメン】とみしの里 正木省吾さん

大阪府豊中市の出身の正木省吾さんは、これまで徳島県や岡山県などに移住しながら暮らしてきた。最終的に空き家を購入し、家族で移り住んだのは三次市・吉舎町。

半自給自足を目指して米や野菜をつくり、農ある暮らしを楽しむ正木さんが、市所有の体験交流施設「とみしの里」の管理・運営を引き受けることになったのは、地域の方の強い勧めからだった。

宿舎やバンガロー、多目的グラウンドや野外ステージなどからなる「とみしの里」が位置するのは、 備後小富士 として古くから親しまれてきた登美志山の中腹。今でこそ町内外の人でにぎわう施設だが、当初は試行錯誤の連続でもあった。職員は少なく、すべて自分が請け負うことばかりで、レストランに出店する事業者もなかなか長続きしない。やりたいことはたくさんあっても、手が回らない状況だった。

しかし、少しずつ成果も出始めた。やっとのことで見つけ出したレストランの人材は、地元ならではの豊富な人脈も活かし、毎月のイベントに多くの家族連れを呼び込むように。

合宿などの大勢人数の受け入れも多くなり、地元の登録したお母さん方にお手伝いをお願いする機会も増えた。一方で、お母さん方の登録人数はまだ心もとなく、人材を強化していく必要がある。ネット予約も自前でできるようにし、SNSでももっと発信していきたい。描く次の手はいろいろだ。

地域の賑わいのために日々奮闘する姿、そしてこちら側も応援したくなるその人柄も、正木さんの魅力だ。

推し活内容とリターン

霧の海で名高い登美志山。「とみしの里」から歩いて15分ほどで山頂に到着する。360度で見渡せる霧の海は、他の場所とは別格だ。条件が揃えば、朝日を浴びる自分の影が霧に映し出され、一面に幻想的な世界が広がる。もっと多くの人に「とみしの里」を知って,来てもらいたい。是非,この美しい景色と、施設で過ごすひと時の魅力を広めてもらいたい。

(リターン)

三良坂フロマージュを使ったジェラートを半額で提供。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?