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ターニングポイントで自分らしさを考え今がある

今年に入って意を決してフリーランスになりました。
それまで紆余曲折ありました。

学生生活を振り返ると、短大時代には、英語に関わる仕事がしたいと思い、
航空関係の仕事に興味を持ち始めました。
しかし、就職活動で東京に面接に行ったり、何十社と受けましたが
夢叶わず惨敗でした。

そこで、自分が向いている仕事が何かを真剣に考え、「服がスキ」
「人見知りせず、誰とでもしゃべれる」
いう長所を生かし販売の道へ!

運よく、1社目で正社員を募集していたアパレル会社に就職が決まり、
その当時は、好きなことを仕事にでき幸せを感じていました。

それからの20代は、どんなに忙しく、正月休みが2日しかなくても
ガムシャラに働きました。忙しいことがステータスだと捉えていました。
20代後半にさしかかった時に、このまま30代を迎えていてもいいのか岐路に立たされました。職場では、20代前半の後輩が増え、接客メインではなく、
後輩育成もまかされていました。

後輩育成をまかされた時、その後輩は頑張り屋さんなのですが、個人売り上げの結果が出ずに職場の中でも、どうしたら成長できるのか、度々会議の
議題でもあがっていた子でした。

まずは、技術的な面から、販売において大事なロープレを閉店後に何度も一緒に行い、自分の経験を基に、お客さん別にアプローチの仕方を教えていました。しかし、一向に売り上げにつながりません。

打つ手がなくなり、技術的なことではなく、後輩がどうしたいのかを
聞いてみました。その時のことは忘れもしません。
「○○ちゃんは何がしたいの?」と聞いた瞬間、後輩の目がぱっと輝き、
今まで語ってくれなかった自分がこの会社に入ってやりたいことを話してくれました。その時に、一切否定せずに「やりたいようにやっていいよ」とだけ伝えた所、次の日から見違えるように、積極的にお客さんと話しかけるようになり、個人売り上げもアップしました。

そこで感じたのは、自分の経験に基づいて、具体的なことばかり伝えるのではなく、本人の意思を尊重する大事さを後輩から学びました。
このおかげで、いつも率先して売り上げをとることを意識してましたが、
一歩引いて、サポートしてあげる仕事術も身につけたのです。

この1件が、ターニングポイントとなって、サポートする仕事に目覚めました。販売をやめ、事務の仕事につき、商品を売る人のサポートをします。
30代は、サポートする仕事に徹していましたが、30代後半にさしかかった時、自分は何をしたいのか考えるようになりました。その頃から、1人でモクモクとできる作業が性格に合ってるような気がしていました。

事務というサポートする仕事だけではなく、専門的な仕事を形にしてみたいと思い始めていた頃、未経験からCADの仕事に携われるという嬉しい話が
舞い込んできました。CADという専門的な知識を学び、資格も取り
これがやりたかったことだと打ち込んでいました。

そんな中、コロナが広まり、働き方が一変しました。今まで通勤して職場に行き仕事をするというスタイルに何の疑問も持たなかったのですが、リモートワークになり、通勤がなくなりました。外に出れないというストレスはあったのですが、一人でモクモクと仕事を進めることができ、パソコン1台で色んな人とつながることのできるコミュニケーションツールに衝撃を受けました。

はたらき方改革と言われ、とまどいもありましたが、今はフリーランスとしてCADの仕事に携わり、リモートワークで通勤ストレスがなく快適です。
また、コミュニケーションツールを通して、今までだと出会えなかった海外に在住している人ともコミュニケーションが取れ、仕事の幅も広がりました。

人の気持ちや世の中は常に変化しています。
フリーランスになって、続けていけるのかという不安もあります。
しかし、今の仕事に全力で打ち込みながら、この仕事が自分らしいのかを考え、時には立ち止まりながら、軌道修正する。これが自分らしい仕事ができる手段だと思えるようになりました。そしてやりたいと思ったら実行してみる。この2つの考え方があったから、今の自分があります。
改めて仕事について考えるいい機会になりました。

よかったらサポートお願いします。未熟者ですが、フリーランスの活動費にさせていただきます!!