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在宅ワークになって家族が同僚みたいだ

私と夫の出会いは職場ではない。
だから、一緒に仕事をしたことはない。

4月中旬からこっち、ついに私にも在宅ワークの波が来て、家で仕事をする機会が増えた。夫も同じようなもの。

それでここ最近、初めて同じ空間で仕事をすることに。

登場人物
私:事務系の仕事
夫:クリエイティブ系の仕事
こども:小学3年女子 

平日に仕事モードで過ごしているうちに、家族なのに同僚みたいに思えてきた。ちょっとだけ。
このたび、夫を同僚として観察してみた。
よかったらお付き合いください。


1.変な色の服を着ている

私は、いつも早朝に出発していく夫が、何を着ているのかを見たことがなかった。でも最近は家に一緒にいるから、コーデチェックが出来るようになった。

私の職場の人達は、それぞれの存在が背景となるくらいに、同じ色調の服が多い。紺と白とグレー率が高めである。落ち着くと言えば落ち着く。

で、夫はといえば、個性的。

全身、グリーン系でコーディネートされている日もあった。
カーキのパンツに薄緑のチェックのシャツをあわせ、ガチャピン色のベストを着ていた。
保護色か?カエルか?

またある日は、

消防署のレスキュー隊員ばりの蛍光オレンジのシャツを着ている。
なんか救ってんのかい?(←前々回参照 笑)

またまたある日は、

ムック色のコーディロイシャツにガチャピン色のベストを合わせていた。
今日、Xmasがテーマなのかな。

???

クリエイティブ系の人はこれでアリなんだろう。
一応、寝巻きからは着替えており、ちゃんと仕事モードになっていると思う。
とりあえず、夫の奇抜なカラーコーディネートを見ながら仕事をしていると、何だか元気は出るのだった。


2.デスクサイドメニュー揃えがち

仕事をしている最中に「つまみ飲み」「つまみ食い」するために、飲み食いセットをきちんと準備するタイプのようだ。

炭酸水とポテチ

牛乳とレーズン

コーヒーとミスターイトウのクッキー

なんだか、いつも、楽しそうにもぐもぐしている。

私の職場だと、外部の訪問者につねに晒されているセクションもあり、そこだと「もぐもぐ禁止」である。まぁ、引き出しに隠しお菓子を入れておいて、隙を見て食べる人もいるんだけど。

リスみたいに頰袋があると、食べたい時に食べられて良いかもね。夫は、私の職場には長居できないタイプだな。


3.昭和な独り言、多目

これ!この件について、今回、書きたかった。

椅子に座る時、
「よっこい、しょーいち」
何かをクリックする時、
「ポチっとな」

画像1

何かをプリントアウトして、画像が紙面上に収まっているとき(見切れてない時)、
「キレてなーい」

画像2

何かをメールで返信しながら、
「あたりまえだのクラッカー」

画像3

忘れていたタスクを思い出した時、
「ハッとしてグー」

画像4




古!
そして、めんどくさい。


4.ランチは時間通り

この問題は、在宅ワークでは大事だ。
夫は、12時に食べ始めたい派だ。
よって、逆算してご飯の準備をやりだす。

私は、時間にこだわらず、タスクがひと区切りしてから食べたい派だ。12時のチャイムが鳴り響いても(田園地域では普通です)、決してその大きな重い腰を上げたりしない。

よって、ランチは夫が準備してくれているやつを、後からテーブルについて食べれば良いことになるのだ!楽〜!

夫、便利〜!

これが、私の業務を中断してまで、
「12時に食べたいから作って」
という人だったら OH NO !  だけど。
献立も考えて、娘の好みも考えて、電子レンジを駆使し作ってくれる。

夫、サンキュー。


5.中断に強い

娘はこの春に小学3年生になったばかり。一人っ子である。
かなりの「かまってさん」だ。
両親が何か真顔でやっていても、関係なく、容赦なく話しかけてくる。

YouTubeがフリーズした。

消しゴムが見当たらない。

ねずこ(禰󠄀豆子)描いたから見て。

牛乳がこぼれた。



とまあ、結構中断させられる。
先述のとおり、私はタスクを一区切りさせるまで動かない派なので、「ハイハイ」と空返事してしまうが、夫はすぐに席を立って対応する。
そして戻ってきて、何事もなかったように画面を見ている。夫、いいやつ。

多分職場でも、同僚からの問いかけ、質問、外部からの電話に中断されたとしても、集中が途切れないか、途切れてもリカバーが早いのではないかと思われる。
いいね!

ひるがえって私はどうなんだろう?
いつもの職場で、人からの問いかけにリアクションが薄かったりしているのかな。けしからん。


6.ビジネス電話のよそ行き声が新鮮

これまで夫がビジネスの会話をしているのを聞いたことがなかった。
がっつり聞くわけではない。
でも目の前で、携帯に連絡が入ることが、ままある。

すると、少しよそ行きの声で応答しているのが耳に入る。

「お疲れ様です」「お世話になります」
とか、普通に言うんだ…。(←どんな業界?)
方言、出ないのね。
ヘぇ〜、そんな喋り方すんだ。

新鮮!


まとめ

繰り返すようだけど、これまでに夫と仕事を一緒にしたことがなかった。今の在宅ワークの状態は、例えるならば、

これまで別々のクラスにいて「なんか気になるなぁ」と思っていた男子とこの春同じクラスになってしまった

ような感じ。

まだまだ、在宅ワーク状態に慣れていなくて、発見が面白い段階である。
今後長期で在宅ワークを続け、家族とともに仕事を進める場合、四六時中顔を合わせることになるので、やっぱり、
同僚として
協力や
思いやりや
譲り合いが
必要となっていくだろうな。


* * *

今日はこれで終わります。
お付き合いいただきありがとうございました😊



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