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添加物のいいところ🎵③

何事もいい面と悪い面がある。添加物だって同じ。
添加物のいいところシリーズを書いてみようと思う。

添加物のいいところ③オイシイ!

無添加で「おいしい」を作るには、よい素材と、作り手の技術が必ず必要になる。
1つ1つ状態の違う自然の素材を見極め、素材のよさを引き出して、毎度変わらぬおいしさを提供するのは簡単なことではなく、終わりがない探求。
一方、化学調味料やエキス、香料を使えば、「オイシイ」も簡単に作れる。素材の状況で風味が揺らいだりする懸念も少ない。

牛肉の量を減らしても、添加物があれば牛肉らしく整えられる!

「化学調味料」はすごい

試しにお手元の加工食品のパッケージを見てください。
何にでも入っている「調味料(アミノ等)」、これはいわゆる化学調味料。
調味料(アミノ等)が少量入るだけで、誰が食べてもオイシイと感じるような画一的な旨みと、素材同士を調和させる力がある。
※味に繊細な方は拒否反応。
時間をかけて職人を育てる必要もなし!

「エキス」はすごい

風味の薄い安価な素材でも、⚪︎⚪︎エキスで風味を足すことができる。
エキスや他の添加物で足した方が、素材の味の個体差に左右されずに作りやすいから、ベースになる素材はむしろ風味がないものの方がやりやすい。
素材にこだわる必要なし!

エキスはほぼ栄養価は残らない。

「香料」はすごい

原料をカットしたため薄まった風味や、加工時・保存時に飛んでしまう風味も」、香料さえあれば大丈夫!
味覚と嗅覚は近いので、素材を削った分も香料を足せば「オイシイ」は削られない。
夕張メロン、よく熟れたメロン、まだ若いメロンも調合ひとつで作れちゃう。(香料を作る際、もちろんメロンそのものは使ってない。)
コストカットの強ーい味方!!

個々の素材の香り、モンブラン丸ごとの香り、もはやなんでもある。

オイシイ!は魅力

食事に「おいしい!」の要素は絶対に欠かせない。
おいしさ抜きの栄養取得だけのためだったら、食事はどんなに味気ないものになるでしょう。

添加物のおかげ

添加物のおかげで、職人さんを育てる手間をカットし、素材をカットし、結果手頃な価格で、「毎日変わらないオイシイ」を提供することができる!

でも忘れちゃいけない

料理人が逆立ちしても作れないという、化学調味料の人工的な味に慣れると、素材本来からの味では物足りず、結果濃い味志向が加速。
職人技も手間暇作業も消えていく。

さらに栄養価の心配。
添加物がつくる風味に頼った食品づくりは、素材が軽視される構造に。
肝心の原材料の質と量は減って、栄養価も減っていく。

化学で作るオイシサ。まごころで作るおいしさ。
子供に伝えたいのはどっち?
自然の恵みと人の技術。手間暇かけたおいしさを、喜び感謝できる心は絶やしちゃいけない。
そんな視点も持てたなら、もっと自分にちょうどいい選択ができるかも。

ありがとう、添加物。
だけど、上手に付き合いたい。

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!




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