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私はスポンジだ。(2023.12.13花植物イベントのチラシ配布を終えての学びと気づき)

12月5日火曜日、人生初体験をした。体験の内容は、<見知らぬ人に突撃!チラシ配り>だ。バイトや仕事、数々の働く経験をしてきたが、赤の他人へ向けて、道中でチラシを配布するのは人生において初の経験だった。

当日、雨は降らずとも肌寒く曇天の1日だった。目指すは、働く人たちが昼休憩をとる時間帯と終業後の時間帯。まずは、中央公会堂の近くの淀屋橋へ向かった。

<お願いしまーす!>の掛け声と共に、

私の手から他者の手へ向け

チラシを渡す。

🌕


<花と植物のアンケート、ご協力お願いいたします!>
<花と植物のアンケートにお答えいただいた方にお花をお渡ししています!>の掛け声と共に、

私の言葉は他者の存在へ向かっていき


アンケートが挟まれたクリップボードで働く人たちの行手を阻む。


さあさあ、驚くほど、みなさん虫!うん?無視〜
私は透明人間にでもなったのか?と一瞬疑うほどに、相手は私の存在を知覚していない。

始めるまでは恥ずかしさと怖さと不安でいっぱいだったけど、いざ始めてみると、どんどん突撃していく自身の厚かましさに驚愕した。
いや、別の言葉で言い換えよう。
<始めるまでは恥ずかしさと怖さと不安でいっぱいだったけど、いざ始めてみると、自分の心の中を素直に言葉と行動で表現する自分自身に喜んだ。>
とにかく、花と植物に心をのせた私は一生懸命だった。

では、こんな様子で幕を開けたチラシ配り、5日、6日計2日に出会った人たちとおもしろエピソードや、学びと気づき、この経験を元に手に入れた新しい行動パターンを紹介していこう。


淀屋橋入り口、地下鉄出入り口側、花とアンケートを手に待機。
心に残ったシーン、一気にいってみよう!

・漫才師??二人組がテレビ撮影中、撮影隊がずらりずらり前を通り抜けたため彼ら二人に手渡し。笑顔と共に受け取ってくれた。
・誰も書いてなくて可哀想だから書いてあげる。頑張ってね!と同情してくれた男性が笑顔と共にアンケート記載
・アンケート書いたるかいたる!と笑顔で寄ってきてくれたおばちゃん
・頑張ってるなぁと言いながらアンケート記載してくれたおじいちゃん
・スマートな男性やスマートな女性、普通に立ち止まりアンケート記載
・今日誕生日なんです!と言いながら笑顔でチラシを受け取る女性
・え?貰えるんですか?と顔も背中も満面の笑顔だった女性
・無料でも受け取らない人々も多数
(無料でも花を受け取らないなら、そりゃ売れるわけないわ!と嘆く花屋)笑
・実家に大きな山があって自然と共に成長してきた30歳男性は和かにアンケート記載
・道を聞かれたので丁寧に教えたところ、私はアンケートに答えるわ!と言ってくれたおばあちゃん
・会社を経営する社長さん、アンケート記載しながら非常に長い対話をした
(非常に話が面白い人だった)
・アンケート答えたいけど、今から飲みにいくからごめんねと丁寧な言葉をむけてくれる男性
・何をしていくの?と興味を持ってくれながらアンケート記載する女性
・昼休憩だからアンケート記載できないけど、チラシちょうだいと率先して受け取ってくれる女性
・お疲れ様です!の言葉をかけてくれながらチラシを受け取ってくれた男性
・目を瞑り交差点に立ち、こちらの存在を全てシャットダウンしていた女性
・立ち止まりはしないけどありがとうと声をかけながら断ってくれる人
・失礼!という意味を手の動きで表現して反応してくれる人

Kaoruko経験

今回のチラシ配布2日で私は、何人の見知らぬ人に声をかけただろう?私の言葉はざっと何百人には向かっていった。
働く人が多い空間で今回の行動をしたわけだが、その空間の時間の流れはとても早く、目の前を過ぎゆく人たちをロボットみたいに感じた。
その中で私の存在を知覚し、自身の動きを止めてくれた人たちに私が感じたことは、この人たちは心の余裕があるんだということ。私の存在を知覚しなかった人たちは、自分たちが生きることにただ一生懸命ということだ。

人間観察をして思うことは、一生懸命な人に優しい人はいる、応援してくれる人もいる、相手から私へ向けられた言葉が私自身のパワーになっていく、まだまだ目立ちはしてこないけれど、そんな人たちが少数でも存在していれば、まだ世の中も捨てたもんじゃない。


元々はみんな見知らぬ人
しかし、その人たちが何かのきっかけで相手の存在を知り、そこに小さなフレームが生まれ人間関係が出来ていく。
もしかしたら、人間関係が生まれるきっかけは、見過ごすほどに小さな小さなことなんじゃないだろうか?
知らない人に声をかける
道ゆく人にお願いをする
もしかしたらそこから、大きな何かが生まれ、大きな流れがつくられるかもしれない。この世界のあちこちに、源流が転がってるかもしれない。

差し出された手は握ろう
向けられた言葉は受け止めよう
ありがたいことに、私には手も耳もあるのだから、与えられた自身の触覚と聴覚を大いに活用していこう!知覚力をどんどん磨いていきたい。
私の存在まるごとが、この世界の音や色や存在を吸収し、人の温もりを知ることができるスポンジなのだ。

<学びと気づき>私のこれからの<新しい行動パターン>

I am sponge Kaoruko❤️


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