見出し画像

移動平均線200のパワー

移動平均線の数値は様々使われる

多くのトレーダーが使っている移動平均線。
初心者の頃は、数値をいくつにするのかだけで悩まされたと思います。
一般的によく使われている数値を調べてみると


”移動平均線の期間は、一般に5、10、15、21、25、50、75、100、200の期間がよく使われます。 移動平均線は1本でも分析をすることができますが、以下のように短期線・中期線・長期線に分け、そこから2本や3本の移動平均線を組み合わせて、移動平均線のクロスや位置関係で分析をするとより効果的です。”

FXブロードネット

と出てきます。

最もよく使われている移動平均線


中でも、200が最もよく効く移動平均線であり、多くのトレーダーが納得することでしょう。

次に、どの時間軸で効くのか気になるところ。
結論からいえば、どの時間軸でも効く可能性が高い、正確にいえばどの時間軸でも意識されやすいです。

人によってはマルチタイムフレーム分析(1時間、4時間、日足など)を複数の窓を別々に表示して確認している方も多いですよね。

しかし、Tradingviewにある無料のインジケーター1本ですべて表示可能ですのでご紹介します。

Tradingviewは無料でもご利用いただけるサービスです。とても便利なので登録して使ってみてください。

さて、さきほどお伝えしたインジケーターですが、以下になります。

マルチタイムフレームの移動平均線を一つのページに表示可能

インジケーター検索で、「MTF custom moving averages」と検索してみてください。

こちらを入れていただいて、設定ボタンからそれぞれ以下のようにマルチタイムフレームで200を設定していただくだけで完成です。


ここでは5分、1時間、4時間、8時間、日足、週足で設定

※5分を入れたのは、例えば1時間の移動平均線タッチでエントリーするタイミングでは、5分足は逆張り気味にエントリーするため、タイミングを見る指標として使っています。チャートは必ず移動平均線に帰ってくる性質を利用してます。

エントリータイミング

200が効く、マルチタイムフレームを入れた。
それでどうすればいいのか。

チャートが過去のどの時間足の200で反発しているか、ロールリバーサル(※)が起きているかなどを見ます。一度意識された線は、次回も意識される可能性が高いからです。

※ロールリバーサル(抵抗と支持の役割が変わること)

移動平均線のロールリバーサル

もう一度マルチタイムフレームで一つのページに設定した画像を見てみましょう。

○に注目

○で囲った部分を見てください、ぴったりとはいきませんが、意識されている部分が次回も意識されています。

これは、チャートは過去の転換点を使って形を形成してゆく性質があるから起こる現象です。
人間がトレードするので、当然、心理的影響が発生します。
何もないところから転換はなかなかしません。何かしら足掛けにしてチャートを形成してゆきます。

ですので、エントリーやエグジットにこれだけを使ってトレードして勝っているトレーダーもおります。彼は100を使っておりますが、より効くとすれば、200が良いと私は考えます。

ぜひ参考にしてみてください。

※当該手法で損失が生じても一切の責任を負いませんので、ご了承ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?