専業主婦の真理さんには、得異な霊能 と神託能力を持っていた。
しかし、その力を生かす機会は なかった。

真理さんは、日本の専業主婦制度は、天の岩戸伝説みたいと言う。

天の岩戸伝説とは、 神代に、スサノウの命（みこと）の乱暴狼藉に 　嫌気をさした太陽神女神、天照大御神が 天の岩戸に御隠れになり、この世は、闇に包まれ、食物は育たなくなり、疫病が蔓延したり
大変なことが次々と 起こりました。

困った神々は、試行錯誤の末、どうにかこうにか、天照大神に、岩戸から出ていただくことができました。

そして、再び世の中は、光と平和を 取り戻すことができました。

５７５万人いる専業主婦の内、３８４万人が世の中で活躍すれば、労働者不足も 無くなると思います。      
外国人労働者を無理して探す必要も有りませんし、才能を開花し、世に役立てることも 、生きがいを外に見出すこともできます。

これを真理さんに言うと、 真理さんは、
「専業主婦も立派な仕事で、生きがいになります　　　　　よ。」
「生き方と意識の問題もあるのかなと思いま　す。」

「まてまてよ、混乱してきたぞ。」

専業主婦=立派な仕事か。
確かに一理あるかもしれないな…。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく