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気づけば10回目の貸切だった話

気づけば、バスを撮り始めて早7年…
7年も何やってんだって話ですが(笑)

すっかり生活の一部と化したこの趣味の中で、1番大変でありながら1番楽しいイベント…
それが「貸切」なわけです。

2018年に初回を行なって以来、気づけば自ら主催する貸切も10回目を迎えたのでした。


10回目の貸切ツアー

2023年9月3日、長電バスをお借りして志賀高原を巡るツアーを実施しました。

残り5台の志賀高原向けHTが、一堂に会する貴重な光景

前々から撮りたかった志賀高原向けの高出力HTを、せっかくだから借りて楽しんでしまおうという企画。
前日、新潟県内にいたため翌日長野だと割とラクに移動できちゃうのも後押し材料でした。

ロケーションに感動

志賀高原ほぼ初訪問でしたが、GoogleマップやTwitter・ブログにあがっている写真を見たり、地元の方の助言を得つつ、フォトラン場所や立ち寄り場所を決めて行程を作り上げたのでした。

その1.ほたる温泉

志賀高原へと上がり、まず最初に「ほたる温泉」へ。
名前の通り、ほたるが見れる場所だそう。

長尺車が急な坂とカーブを走るシーンに惚れ惚れ
森の中を駆け抜けるHTは最高にカッコ良い

まだ1箇所目ですが、すでに感動していた私。
撮影ロケーションで感動するなんて、なんだか久しぶりの感覚でした。

本当は、渋峠まで行く予定でしたが色々あって今回は断念。次回(あるのか?)目指すこととします。

その2.蓮池

続いてすぐに蓮池・志賀高原山の駅へリターン。

「志賀高原」の看板と一緒に
蓮池トンネルを出てくるシーン

短距離ながらも、トンネルもあるなどとても良いロケーション。もっと周回させればよかったかも?
光線が悪くパスしたものの、蓮池越し撮影も今後やってみたい。

お昼はもちろん「山ノ内大勝軒」

お昼ご飯も食べて、高原の涼しい風を浴びて、午後への英気を養います。

その3.発哺温泉

お昼休憩後、進路は県道471号へ。
最初は発哺温泉。

発哺温泉バス停に停まる

奥志賀高原方面へ行くメインルートから外れるため、人も少なくひっそりとした様子。
でも、撮る側には好都合。のんびりと撮影を楽しめたのでした。

その4.一ノ瀬

バスは進路をそのまま奥へと進め、一ノ瀬へ。

一ノ瀬バス停にて
後ろの建物が高原リゾート感を演出

今回立ち寄った場所では1番建物が多いエリア。
グリーンシーズンなので人もおらず、ストレスフリーな撮影環境で周回。

その5.木戸池

一ノ瀬から蓮池まで戻り、再び国道292号へ入ったバスは木戸池へ。
午前中にも通り過ぎていますが、光線を気にして戻ってきたのがこだわりポイント。

草が伸びて池がわかりづらい???
それでも雰囲気は抜群

長いこの車で周回はできず、一般車がいないことを確認して短時間一本勝負な撮影。
このあと路線の奥志賀高原線も来るので、あまり長居はできないながらも撮影ができました。

撮影はここまで、このあとは下山して帰路についたのでした。

なぜここまで回数ができたのか

貸切というのは、車両選定から下調べ、行程決め、事業者様との交渉などなど、やるべきことは多岐に渡ります。
めんどくさがりの自分が、どうしてここまでできるのか自分でも不思議で仕方ないのですが…

ひとつ、間違いないのは達成感の大きさにあると思います。

事業者様と話をしつつ行程を組み、そしていざ当日…
思い描いていた通りの写真が撮れるともうそれは嬉しいわけです。

自分が主催の貸切フォトランは、基本的に自分が撮りたいロケーションで組んでいるのですが、いざ終了してみると参加の皆さまが別の視点からめっちゃ良い写真を撮っていたりして、刺激を受けることも多いのもまた楽しさのひとつです。


そして、貸切をここまでやってこれた1番の要因は「参加してくださる参加者の皆さま」の存在が1番大きいでしょう。
何事も、同じ価値観を共有できる仲間がいれば楽しいものです。そこに年齢も性別も関係ないと私は思っています。

昨今、撮り方の好みだったり、色々と話題になったりすることも多い趣味になってしまったとは感じていますが…
好みの合う者同士で集まれば楽しく素敵な1日になると思います。
だからって、撮り方の好みの違いで言い争うこともないわけで、結局同じ「バス好き」なのだから、お互いがお互いを尊敬し合えるような、そんな趣味であればと勝手に思っています。


昨今、乗務員不足などでバス事業者様も厳しい状況にある中、こうして貸切を引き受けてくださることは本当に幸せなことです。
これからも、事業者様とも良い関係を築きつつ、もっと楽しい貸切を目指してまた次の計画を練るのでした…



おしまい

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