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接続詞クイズ vol.4 ~『伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ』より~

【問題】

「しかし」を使った文のうち、適切な使い方をしていないものはどれでしょうか。

①雨が降っている。しかし、出発することにした。
②よく会社を辞める決心をしたね。しかし、これからどうするつもりだい?
③我々をさんざん待たせておいて、しかし平然としている。

【答え】

答え:③

解説:①は、雨が降っていることを了解したうえで出発する、という逆接の意味を表しています。②は、相手が会社を辞めることを受けて、今後のことへと話題を転換する役目を担っています。③は「さんざんまたせて」おきながら、「平然としている」という失礼な態度を書き加えています。ここでは累加の接続詞「しかも」を用います。『伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ』(p69、p72をご覧ください)

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『伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ』前田安正著

伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ


★文章を書くのが苦手な人必見!
★辞書代わりに手元に置いておくと便利な1冊!

メールやSNSの投稿、資料作成など、文章を書く際に「相手に意図が伝わっていない」「読み返すと、なんとなくおかしい…」と思ったことはありませんか? 

それは文と文をつなぐ「接続詞」がうまく使えていないことが原因かもしれません。接続詞の使い方がおかしいと、違和感が生まれて読み手の負担が大きくなり、何を伝えたいのかがわかりにくくなります。

普段は無意識に使っている接続詞を改めて知ることで、読みやすい文章は書けるようになります!

本書では、第2章、第3章で50音順に接続詞を解説しています。使い分けに困ったときにも、すぐ調べられる便利な1冊です。


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