6月7日

未来のことを考えながら今を生きる。当たり前のこと。正しいこと。死んだら何もかも終わりだということは、知っていても全然わからない。自分で発した言葉が自分のものではないと気がついた時には遅かった。嘘を書く度、嘘を言う度、少しずつ死んでいくような気がしていた。周りに合わせる度、わたしは少しずつ、死んでいった。田舎の町は今日も平和で、優しくて、ぬるい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?