230120_人間の体は絶えず相反する2つのものが流れる

日々を生きていると不合理、不条理のものを見ることがあります。

仕事頑張っていなそうな人に沢山、美女の愛人がいるとかそうですね(笑)

現実世界の中の人間の体自体がそもそも矛盾を抱えている構造があります。多くの人は利き手が右だと思いますが、右は自由自在に動かせるのに利き手でない左手は自由に動かせないとか、右目は対象がめっちゃ見えているのに左目が見えづらいとか、平和やノンビリを好みながらも肉体は常に有害な外敵が体内に侵入しようとしたら容赦なく攻撃するし殺伐としている・・・とまああらゆる矛盾を抱えているわけですね。

人々はもっと暮らしやすい世界を望むのに大概は暮らしにくくなる現実が実現しているのもそうで。健康を望んでいるのに病氣が発生するのもそうで。

動脈/静脈、赤血球/白血球、左脳/右脳とか対になりそうな名称はいくらでも出てきそうですが、じゃあいつ矛盾が解消されるのか?と言うと。

やはり矛と盾を両方、意識/認識するしかないのでしょうね、というのが感想。ということで幸福/幸運ばかりを追い求めている人はいつまでたっても矛盾が目の前に出てくることが予想されます。インターネットに落ちている幸福/幸運メソッドを実践しているにもかかわらず不幸とかそういうものに遭遇するのは矛盾が起きる状態を許容しているからとも言えます。片方ばかり追い求めていると矛盾が絶えず発生するものです。

ポジティブ一辺倒思想が危ないのはまあそういうことで。一方に傾けば傾くほど逆にあるものは濃くなっていくということで。

人間の肉体も同じですね。どれか一つの部分を偏って使っていると使っていない部分が色濃くなり使っていない部分をフォーカスせざるを得ない状況が発生します。これが病氣であったりすることが多いと思うのですが。なので使っている部分と使っていない部分をうまく連携させるような体の使い方を日々行っていく必要があります。体の中に起こっている矛盾が解消される方向に向かうと矛盾を超えた機能が出てくるんでしょうね。

体はあくまで自分自身で管理するものだから矛盾を超えて部分を発見するのは自分自身でないといけません。だから何かあるとすぐに医者に行く人は自分で何も発見できない可能性が高く、ずっと寿命が来るまで矛盾を抱えることになりそうな氣がしています。そして医者と薬にずっと頼るのです。

クリスタル・フラーレン


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