突然ですが、わたしはかねてからバイクで登山に行くのが大好きっ子です(自己紹介

バイクを買ってから行動範囲が拡がり、週間天気予報を見ては有給を申請して、春と秋。
残雪を楽しんだり、色とりどりの紅葉を愛でていました。
夏は夜明けの暗い時間から登り始め、午前中、近場の温泉のオープンとともに突入して帰られるようにスケジュールを組んでいました。
お昼には家について早寝すると、その一日がとても充実した日になるんです。
早い時間にこだわるのは、虫がね、明るくなると増えてくるから、そして、登山客も増えるから。

中でも、やはり七時雨山は日本新二百名山？に選ばれるほどに登りやすく、山頂からのパノラマはとても気持ちが良いです。
トレイルフェスがあるくらい、走りやすく清々しい、気持ちの良い山。
かの宮沢賢治の詩にもでてきますね。
山自体が聖域のような、緩急も程よく、人並みの方なら3時間もあれば往復が可能である、初心者の方にもおすすめできる岩手の誇らしい山の一つだと言えます。

その麓にある、七時雨山荘にお世話になり始めたのは、2019年秋にテントサウナのイベントが開催されることになり、
まだ岩手県ではテントサウナを体験できるところが少なかった(ほぼ皆無)、単独、当日参加OKという心の広さでお邪魔したのがきっかけ。
それが七時雨山荘さんと、私との出会いでした。

当時はもちろん当然身内ばかりのノリで、お酒飲んで酔っ払ってる女性がいて怖かったし、
シーシャとか吸ってたり、アングラでマイノリティな私が来るところじゃねぇなあとパリピの空気を残念に思っていたりしていました。

ところが、私の周りで続々と新米サウナーが爆誕し、七時雨山荘にお世話になることn回、
とても個人的にも良い関係を築いて行けたと思っています。

しかし、昨年度から経営が一変。
冬季閉鎖以外の季節は平日〜祝日も関係なく営業されていたのが、オーナーさんのお仕事の関係で金土日祝のみの営業になりました。
平日はITやリモートで勤務、土日は宿営業という二足の草鞋ですね。
休みはあるのかお身体の心配になりますが、適度に豪遊しています。
夜行バスなどは一切使わず、新幹線、飛行機移動費だけでフレックスパル(新幹線定期券)より高いのでは？と思うほど、関東と岩手を行き来して、色々な施設をたくさん勉強なさっていました。

それに伴い、山荘内も改修が入り小綺麗になったようです。

ですが、特筆すべきがお値段。
およそ4倍近く値上がりをしております。
二人部屋を取って、お一人様あたり2万円程度。
一人だけだともう少し高くなるかもしれません。

サウナ室は宿泊者が共同で使えるにも、時間、コマ割りが決められており、一コマあたり4,000円。
何回か入ると少しはお安くなるとおもいますが、全コマ全通するとなれば、宿泊料金にプラスで一万円オーバー？コースです。

ぜひに！と、裸足で芝生を感じることが推奨されていますが、マダニや虫、木枝の破片。
いくら、芝生をメンテナンスしているとしても、相手は自然です。
普通に考えておすすめしません。
犬が走り回れるともいいますが、うっかり食べてしまうと有害な葉っぱがあるかもしれませんし、それこそダニが心配ではないですか？

300万のド高級ポメラニアンを飼っている友人は、衛生面を徹底していることを保証されない限り散歩にすら行きません。

食事は奥様が担当し、たぶん調理師免許などはないと思われます。
保健所の衛生検査はガバガバでは…？と思う厨房システム。
普通は厨房に入る前には厳しい消毒や、手洗い、身なりなど少し不安を感じます。
素手でスマホ触りながら調理はNGです。
(ですが、万人ウケするメニュー、品質確かなお食事はとても美味しいです！)

昔からの七時雨ファンにはとても厳しい現実です。
何十年と通われているお客様、果たして予約を取ることができるのでしょうか。
サウナも温泉(冷泉)も天然水の水風呂も良いです、大好きでした。

でも、オーナーさんがワンチャンバズりを狙うTwitterのつぶやき、申し訳ないのですかお下手すぎてとても不安になります。
もっと下手くそだったら、
もっと逆に攻撃的ならばあえて笑いにいけるのに、
全体的に中途半端で、何度か添削させていただきましたがご不快だったようで、もう私の声は届くことはありません。

夢を見て七時雨山荘のサウナに来られるのは大変結構だと思います。

予約も取りづらく、取れたら本当にラッキー。
キャンセル待ちですら運と繋がり、タイミングとなかなかむつかしいはずです。

きっと晴れた夜には流星群でもないのに肉眼でも流れ星がたくさん見ることができるでしょう。
定期的に開催している星を見る会も、天文台の館長さんのジョークを交えており、とても楽しくあっという間に時間が過ぎていきます。

朝早く起きたら、モヤがかかっていることがあり、朝霧のマイナスイオンは少しヒンヤリとしており、とても目覚めの身体に優しいミストを浴びられるような、きっと心にも馴染むことでしょう。

朝のサウナを楽しんで、腹ペコのお腹に最高の朝ごはん。ご飯もお水も美味しくて、朝からついつい食べすぎること間違い無し！

行ったことのない人が行くべき！
死ぬまでに行きたいサウナ！
など、話題に事欠かないです。

Twitterでは、行ったことがないのにバズり目的のツイッタラーがこの山荘や有名施設の名前を上げることもしばしばあります。
勝手にPRと思えればそれはそれで幸せでしょうが、裏を読むとこういった情報屋に反応する宿や施設は、とあるリストに入れられて、この情報業界の「情弱リスト」にいれられ、リストに名前を載せられ裏では流されていることも知っておいてほしいです。

そして、岩手県には七時雨山荘以外にもたくさん魅力があります。

同じ金額を使うなら、七時雨山荘さんが用意しているというだけで全く実装されない薪風呂(同じ釜石のストーブ業者に依頼したと言っていましたが2年以上経過)がある(しかもゆくゆくはモルデンの湯を持ってくるらしい)クルマアソビさん。

薪風呂ならではのとろみある暖かさのお風呂、ガス完備。
水風呂とお風呂で交互浴も楽しめました。

お料理も申し分なく、某有名人や、とある名前もかけないほどのお金持ちの方がお忍びでいらっしゃるとか、ネームバリューとお金のかけ方が半端ないです。
そしてここを通すと、あのモルデンの湯が日帰りで入れるお得付き。

盛岡の方はFUMOTOさんが近くて良いのかな。
でも、サプライズやらなんやらはちょっと気の利かない歯がゆいところがあったりなかったりと、信頼できる友人談です。

テントサウナをお持ちの方なら八幡平のストーンビレッジもいいも思います。
少しお金を出すと、専用のお風呂と炊事場が借りられたり。
水道屋さんが作っているから、水回りは文句なし！
そして、基本放置してくれる。

わたしはプライベート感のあるサウナで、あまり人や支配人さんと話したくないタイプです。

「うちのサウナどうですか？」
これをいわれたくないんです。
もちろん人にもよります。
自分がお金払ってきてるのに、強制的に「褒めろ」という圧がどうしても苦しい。

様子をチラチラみられるのも気になります。
そんな分単位で管理しないとだめなサウナなの？仲間内で楽しく過ごさせてよ。
もちろん、ほぼ私のエゴです。

でも同じ気持ちの人もいるはず。
絶対に居ないとは思えないんです。

一緒に楽しむ同じ宿に泊まられるお客さんの中に自慢したがりのサウナーもどきがいたらどうしますか？
わたしははっきり不愉快だと伝えてしまうタイプで、その方の思い出も私の思い出も濁ってしまうことでしょう。
これはとても怖くて、賭けでもあるなと感じます。

前から大好きだった山荘もサウナも管理する人も運営する人もすべてが変わってしまった。

話題になっている場所だからこそ、少し前を知ってる身としては、寂しくもあり、悲しくもあります。
応援したい気持ちももちろんあります。

今後裕福層を対象にして、展開していくのでしょうか。
Twitterの言葉遣いや写真の腕は向上するのでしょうか。

〇〇をやられてる〇〇さん、なんて言葉遣いしますか？
〇〇をなさっている〇〇さんでは。

どうしても、つい気になってしまいます。
好きだった施設だからこそ、ちゃんとしてほしい。

人の気持ちを理解し、発信するには国語が良いと聞いたことがあります。
言葉遣いも、今では話し言葉検定という資格すらあります。
接客業だからこそ、最低限の努力はするべきだとわたしは伝えましたが、意見は届きませんでした。
つまり、そういうことなんです。

どうかいちど初心に戻り、小学生向けの国語のドリルを贈ろうかなと思う、変わり者の戯言でした。

更新度合いが少し神経質です。
こういうのってずっと残るから、一発で仕留めてほしいもの。
細かい情報を修正したい、バージョンアップをお知らせしたい気持ちは伝わりますが、好きな施設の更新履歴がびっしりこんな名前で埋まっていたら「うわッ」と感じるのは私だけでしょうか。

今は入力欄が増えていて、一撃で仕留めるのはむつかしいことなのはわかります。
であれば、その日に何度も更新するのではなく、落ち着いて伝えたいことをまとめて、ここを次は直そう、ここは消して次はこう書こう、と立ち止まることも、できる経営者であれば思いつくと感じます。

誰もまだ今シーズンオープンしてない施設内容を日に日に見届けている人はいません。
必要なときに必要な情報を確実に届けるサイトがあるのなら、もう少しうまく活用してください。

ホストも解いているドリルです。
人の気持ちに気づける、日本語の見直しにとてもおすすめです。