見出し画像

2024年2月&3月の創作活動振り返り

一次創作の物書きをしている さわな と申します。

2024年2月&3月の活動報告です。



まえがき

2月は長編小説執筆に没頭していたため、振り返りに手が出せませんでした。3月に投稿を終え、執筆小説の反省をしながら過ごした3月でした。

仕事でも年度末の報告作成があったり、昇進があったり、色々ありました。

私生活では新年度ということで、5月にかけて会合(飲み会)が増えそうです。



創作活動の振り返り

2月&3月の投稿のお礼

★たくさんのスキを頂いた投稿(当社比)

小説執筆の反省点をまとめたものです。自分のための備忘録ですが、同じ志で活動をされている方々のお役に立てたなら嬉しいです。


続いて、こちらも紹介させてください

★読書感想へのスキありがとうございます!

一次創作の小説の感想を書いた記事です。

感想記事って「スキ」つきやすいのでしょうか? 体感的にスキがつく加速度が高い気がします。
月極の振り返り(この記事)では、自分の備忘録として読んだ本の感想や気づきを書いています。自分が感じたことを書き留めておかないともったいない症候群なので(笑)
これから先も読んだ本の感想文は書いていきたいと思います。人の書いた文章って勉強になりますしね。
義務になっちゃうと大変になるので「感想屋さんやります」とか大きな声では言えませんが、オススメの本とか、「これ読んでみて」って本があればこっそり(マシュマロとかで)教えてください(小声)


2月&3月の活動成果

  1. 小説執筆・投稿

    • 長編小説執筆:執筆&推敲を終え、3/8投稿開始。3/30投稿終了&完結

    • 短編小説執筆:見直し中。4月中旬アルファポリス「ライト文芸大賞」に投稿予定

  2. フリー台本執筆・投稿

    • 作業・進捗なし

  3. note投稿8本

    • 活動報告・エッセイ


■ 長編小説投稿について

女性向けの異世界恋愛小説を「小説家になろう」に投稿しました。(現時点で完結済み)
第4回アイリス異世界ファンタジー大賞に応募(チャレンジ)しています。

【タイトル】
外敵女騎士のわたしが竜王様の寵妃に!? 降伏から始まる溺愛生活

↓作品リンク↓
https://ncode.syosetu.com/n1561ir/

どんな話かは「なろう」リンク先の作品か、noteの宣伝記事を見て頂くとして……

初の(全年齢向け)長編小説、初の異世界恋愛ジャンルにして、無謀にも大きな小説賞にチャレンジしていますが、チャレンジするモチベーションがこの作品を完成させたと言っても過言ではありません。目標がないと頑張れないのは事実なので。

クオリティ、読者を獲得するための戦略は練られていないし、小説の形を成すものを書いてから間もない未熟者。成果は期待できるものではないです。
でも、小説賞という機会があったからこそ、最後まで書けることができたのです。(しかも1ヶ月半の突貫で)

当作品は、3/30で連載終了となり、完結しました!
数字(pv、ブクマ、評価)は乏しいし、完結ブーストも起きませんでしたが、「完結できた」実績が自信に繋がりました。
次作に向けて頑張っていきたいと思います。

書き終えた3月後半は、新鮮なうちに振り返りをしようと、文章創作の実用書を読んでいました。
怖くてしょうがないですが、完結までの日々のpvや評価の記録も残して、今後の糧にしたいと思います。


頑張ったこと

  • 長編小説の執筆を完了させ、投稿した!

  • 小説大賞に応募した。

  • 小説執筆の振り返り。改善点を見つけて振り返った


2月&3月のインプットの成果

インプットは以下の通り。
 映像・舞台鑑賞:2作品
 読書(読了):8冊

1月中旬から3月初旬まで長編小説執筆に没頭しており、2月中の読書は捗りませんでした。読書時間が取れないのはそりゃそうだ。1ヶ月半で12万字執筆&推敲していたんだもの。

そんなこんなで脱稿してからは積読していた本を読みました。自分が書いた小説の答え合わせ的な意味合いで特に創作実用書に手が伸びました。
書き終わったあとに『読者を引きつけるプロットの書き方!』的本を読むと反省するところが多々ありますね。

目をつぶりたくなるところ、頑張って自分の駄作ぶりを振り返るという……。
苦行ではありますが、「もっとこうした方が良かった」を早く気づきたいので、心を殺して読んでいます。


映画・舞台鑑賞記録

1,劇団四季ミュージカル「アラジン」

劇団四季のアラジンを観に行ってきました! 感想をひとことで言うなら最高級のエンターテインメントを肌で感じた!です。さすがの歌唱力! 引き込まれましたし、迫力がすごくて自然と涙が出ました。
感想は余裕があれば記事にしたいです。

2,映画ドラえもんのび太と空の理想郷

2023年公開のドラえもん映画。アマプラ視聴です。
個人的にはすごく好きな脚本です!
誠実だと思っていた人が実は悪役(黒幕)で、ユートピアだと思っていた世界が実はディストピアで。第一印象をひっくり返す展開。そして、序盤からユートピアに立ちこめる不穏な空気感。極めつけは終盤のシーンが序盤のシーンに繋がる最高の伏線回収。さすがです。脚本家を見たら古沢さんじゃないですか! こりゃ仕掛けてきますね!という納得の脚本でした。
どんでん返しや印象をひっくり返す脚本は非常に勉強になる!


読書記録

1,塔の魔術師と騎士の献身 (青薔薇ノベルズ) Kindle版

創作活動をされている倉くらのさんのBL小説を読みました。感想は以下のnoteを参照。


2,ストーリーのクオリティをアップさせる「謎」「驚き」「秘密」「危機」「障害」「期待、興奮」のつくり方 (「物語が書きたいッ!」文庫) Kindle版

タイトルにもあるように、「謎」「驚き」「秘密」「危機」「障害」「期待、興奮」の要素を入れ込むことでより読者を引きつける物語になると書かれています。

物語とは主人公が困難を乗り越えて、何かを解決する過程を描くもので、その過程のなかに上記6つの要素を入れ込むのだとか。

要は「これってどういうこと?」といかに読者の気をひき、期待感を煽り、最後はちゃんとその期待に応えるお話を書きましょうとのことです。

わかっているけど難しい!何が難しいってそれらを入れ込むタイミングですよね。ネタばらしのタイミングとか。

直近の長編小説は「実は…」のネタばらしのタイミングが早かったかな。読者を引き込むのが弱かったかなと感じました。

結末がわかっている既存の作品で6つの要素をどう入れ込むのか、例文も会ったのですが、自分の作品に当てはめようとすると激ムズでした!!
前後の話がわからずに入れ込むことができるのなら良いのですが、「話の流れが変わってしまう」と混乱しました。

いつか振り返ってテコ入れ方法がわかったときに向き合ってみよう……。
次作は6つの要素をどう入れ込んでいくか、プロット段階で“仕掛け”を作ることを心がけたいと思います。

3,小説家になりたい人のための教科書: 初心者向けの小説の書き方&作り方(創作ガイドブック) 作家の味方プロジェクト Kindle版

らぴさんの著作は創作者に寄り添ってくれる優しい言葉遣いで、とても励まされます。
心理学や文章作成法などの論理的知識もあるので、その観点での説明がとても腑に落ちるものがあります。(少々難解なところもありますが)

「初心者向けの小説の書き方」がコンセプトなので書き慣れた人には基本的な内容ばかりなのですが、文章表現の定義やハリウッド三幕構成などの技法にも触れているので、独学で書いてきた私にとっては知識の補充になりました。

『文章創作とは語り手(視点)を通して、世界の片鱗を切り取ってスケッチしていくもの(一部改変の上引用)』という定義がしっくりきました。

語り手を変えることで、表現も変わってくること。
婉曲表現や表現の不完全さで読者を引きつける。
冒頭の書き出しのパターン(気になる台詞から始める、終盤のクライマックスの一部を冒頭に持ってくる、お色気やギャグ・ワクワクするシーンを持ってくる、悲惨な状況から始める)、原稿書き方ルールなど、基本を振り返るのに最適です。

4,今すぐ使える! ストーリー強化プロット集(カタルシス編): ~ラノベ作家のストーリー強化プログラム~ タカミノ出版 Kindle版

物語を作る上で、カタルシスという用語をよく聞きますよね。
主人公の体験を通して、読者に快感を与えるものであり、上手く取り入れるべき技法です。

本書ではそのパターンをいくつか提示しています。いずれも定石パターンではありますが、定石だからこそ期待感を裏切らないでしょう。
パターンをいくつか知っておくと書く時に役立ちそうです。

いずれも共通して、前後の対比がよりカタルシスを生むエッセンスになると気づきました。
例えば、「ピンチに駆けつける主人公」の場合、ピンチがより悲惨であればあるほど救われた時の快感が増します。
その塩梅の設計は私自身まだ未熟だなーと感じました。

直近の作品で、「ムカつくやつを倒す」みたいなシーンは上手く掛けたのですが(自己評価)、それ以外は弱いなって感じました。

5,ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役作家による本音ダダ漏れ指南書 Kindle版

感想を記事にまとめています。以下のnoteを参照。

本書を読んで、その他気づいたこととして、
直近の自作小説では「読者の期待とそれに応える書き方ができていなかった」と気づきました。

伏線回収のタイミングが早かったし(もっと引っ張っても良かった)
設定を説明する形になってしまうし(最初に背景をすべて話さなくてもいい。徐々にでいい)

書く度に描写力の未熟さに頭を悩ませて居ますが、構成力や演出力もまだまだだなと痛感しました。

6,プロだけが知っている 小説の書き方(eBook)

7,これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。 (祥伝社新書)

6、7の感想はまとめて書きます。
両方ともアイディア出しやプロットの設計、文章の書き方まで役に立つ内容が多いです。特に7の筆者は理系出身者ということもあり、感覚的な表現がなく、論理的でわかりやすいです。伝わる文章構造、読者を惹きつける文章構造の本質を解説している5章は必読かと思います!

この2冊を参考に、最近書いた小説の振り返りをしました。反省点としては総じて「読者目線が足りなかった」に尽きます。(詳しくは以下の記事参照)


8,物語が書けないあなたへ ストーリーデザインの方法論 (PIKOZO文庫) Kindle版

小説を書き始めるといつも筆を折りそうになる。ストーリーが破綻していたり、結末が見えていなかったり。そもそもプロットの練り方がよくわかっていない。
それらの難題を乗り越えて、「物語を書ききるための手法」を解説していて、納得感を得られるものが多かった。
特に心を打ったのは物語の風合い(雰囲気、イメージ、読者の感じ方)はストーリーの骨子ではなく細部の文章表現で演出する。という話。ストーリー骨格はどの物語も同じであり、主人公のメインプロットを着地させ、それを際立たせるためにサブキャラのサブプロットを組み合わせること。とあった。まずは書き慣れないなら、二番煎じでも手堅く物語を着地させることに注力したいと感じた。



まとめ

全年齢向けの長編小説を初めて書き切りましたが、執筆筋力不足を痛感しました。成長するには書くしかない。

私にしかできないこと。私だからできることを積み重ねて成長していけたらと思いました。創作活動も仕事も。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
感想やコメント、質問はマシュマロからでも受けつけていますので、お気軽にどうぞ。

 

ーーーーーーーー Information ーーーーーーーー

一次創作の物書きをしている“さわな”が思ったことを徒然に語る場所(バックヤード)です。不定期更新です。
2023年10月30日で活動7周年を迎えました。いつもありがとうございます!

さわなの活動場所等↓リンクで飛べます↓

【小説】

★小説家になろう作者ページ

■連載中・最新小説

★【2024/3/8~連載中】外敵女騎士のわたしが竜王様の寵妃に!? 降伏から始まる溺愛生活
ジャンル:異世界恋愛 | 異類婚姻譚。女騎士。男前ヒロイン。溺愛系

★【2月投稿短編小説】地球帰還までのカウントダウン
ジャンル:童話 | SF。悲恋。ノスタルジー

★【1月投稿短編小説】黒い夢を乗り越えて
ジャンル:童話 | 冬の童話祭参加作品

【音声作品向けフリー台本関係】

■さわなの台本リンク
★フリー台本置き場(pixiv)
★さわなのフリー台本まとめ
★男性向けシチュエーションボイス台本公開中!!
ご興味あればご覧ください。

■台本まとめリスト・まとめサイト(さわな主催・企画)
↓台本・台本師探しに是非ご活用ください↓
★女性向けフリー台本まとめ(あまあま編)
★台本師名鑑データベース

■お世話になっているサイト様 
★台本まとめサイト「ゆるボイ!」様:ゆるボイ!
★コモド小トカゲ様まとめサイト:【音声作品】演者・台本・イラスト 募集と依頼まとめ

【Contact】

★さわなTwitter

★リクエストやご感想こちらにどうぞ(匿名窓口)
さわなのバックヤードに対するご感想・ご意見・ご要望もお待ちしています。

この記事が参加している募集

振り返りnote

今月の振り返り

さわなのバックヤードへようこそ! 閲覧ありがとうございます。あなたが見てくれることが一番の励みです。 あなたの「スキ」「感想やコメント」「SNSでのシェア」などのアクションが何よりのサポートです。