見出し画像

2018 は旅をしたい。あなたのなかの染まらないその部分こそが「あなたらしさ」なのだと思うから。

タイトルは、いつも自分の文章のなかから抜粋するのだけど、今日こそまさに意味がわからないであろう・・・。すんません。


今年は、旅をしたい。

もしくは、宮古島に旅をさせたい。宮古島に興味がある人に。なんならコーディネイトとかガイドとかまでやってみたいと思うほど。

故郷・宮古島は、リゾートもあるけど、リゾートだけではない、と思っている。文化という言葉が合うのがどうかわからないけれど、文化的にはカオスだなぁと思う。

望めば、ものすごーくディープな民族学的な旅もできる。島はそんなところだと思っている。私自身、どんどん変わっていく島の变化についていけないくらい熱い島です。

でも、ただのリゾートでいい、という声もあるので、それはそれでいいのだけど。ちょろっとディープなものを求めているひとがいれば、いろいろ話したい。

さて、旅って書いたけど、旅ってなんだろう。私は、移動がトロすぎるほどトロいし、団体行動嫌いだし、自分勝手にあっちこっち行くので、誰かと旅するのは申し訳無さすぎる。なので、旅は苦手なほうだ。

でも、今年は払拭するのだ。

まぁ、いいや。

今年は、旅をしようと思う。娘たちと。やっと行動範囲を広げるのだ。

ハレとケを体験させたい、という気持ちからだ。

子どもたちの住む東京は、知らず知らずのうちに、パリピになりやすい。日常こそが大事なのに。日常の積み重ねが人生なのに。

東京に来て、本気で芸能人とかと自分を比べて、悔しがっている人を見て驚いた。そういう系のパリピを大量生産するように思う。

悪いってわけじゃない。でも、パーティがなかったら、人生が終わっちまうではないか。人生は、そうやすやすと終わらないし、パーティじゃない人生に価値がなようなことをいうのは大間違いだ。

そこは、教えるのがとても難しい。15歳、13歳、6歳の三姉妹に、何をどう伝えるかいつも迷う。

その土地には、その土地の生活があったり、ルールがあったりする。たとえそれが近代的に価値が低くても尊重すべきなのだよ。

それを伝えるのはすごく難しい。

4年前、娘達と上海南京モンゴル近くへの旅に出た。それは、Rくんの芸大での映画製作に協力したからだったけど、それはとても良い旅だった。

日本で言えば、貧しい暮らしに見えるものがたくさんあった。でも、それはとても豊かだった。娘たちもそう感じていたと思う。

違う文化や価値観のなかに入るってことは、自分の芯にふれるチャンスでもある。意識的に考えない自分の価値観フィルターを、改めて手にとって、まじまじと見ることでもある。

だから、旅はいい。

えーと、違う文化圏に謙虚な気持ちで向かう、ってことも大事。

だけど、自分の考えをもって、そのなかに入っていくという文化体験を若いうちにしておくべきだと思うのよ、母は。

あなたのすべてがその新しい風に染まるわけではないから。

そして、あなたのなかの染まらないその部分こそが「あなたらしさ」なのだと思うのよ。

あなた自身が気づいてくれることは、母である私にはどうしても出来ないこと。

例えば、あなたたちの「HELP!」という声を聞いたら、すぐに駆けつけたいけれど、どうしたって助けられないこともある。

そして、それは、あなたたちが自由を謳歌すればするほど、もっともっと増えていく。そして、それは自然にどんどん増えていけばいいなぁと思う。

自分で決めるってことは、とても荷が重い。責任がついてくるから。でも、その分、覚悟も決まるものなんだよ。人のせいになんかできない。

困ったときこそ、自分の染まらない部分、譲れない部分、自分の核はなんだろうって、考えて決断して行動していってほしいと思っている。

おぉ、言語化できてきた。そうか、私はそんなことを思っていたんだ、笑。

面と向かっては、こそばいので、これをLINEに流しておこう。お母さん、笑える、何いってんの、とバカにされそうだけど。

私にとっては、すごく大事なこと。






頂いたお金は、宮古島の歴史と文化の活動をするために使いたいと思います。