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映画感想文『スクービー・ドゥー』 〜考えるだけムダ〜

『スクービー・ドゥー』を見ました。

本作は1969年に制作されたアメリカの長寿アニメ番組の実写映画で、アニメ版の数年後、一度解散したミステリー社(主人公たちの立ち上げた会社)のメンバーが、ひょんなことから再結集するところからストーリーが始まります。


映画版としては本作と、続編の『スクービー・ドゥー2 モンスター・パニック』が製作されており、なんと2作ともゴールデンラズベリー賞にノミネートされています。

本作では最低助演男優賞と、この回のみの特別賞として設置された「最優秀頭空っぽティーン向け作品賞」にノミネートされました。


……と、なぜこんなにWikipedia情報を淡々と連ねているかというと、それくらい書くことが見つからないからです(笑)。


(こんなブログでも一応)「感想文を書く」という前提でいるため、いつも「この映画から何か意味を見出そう」なんて考えながら見てしまうのですが、それにしても何一つ意味や教訓的なものが見つからなかったという(笑)。


いや、それは決して悪い意味ではありませんよ(笑)。


小難しいことは一切考えず、ただただ頭を空っぽにして見られるというのは、情報過多で人々の頭がパンク寸前になっている現代社会において重要な要素であることに間違いありません。


なぜ犬が言葉を話すことができるのか、
なぜ犬が二足歩行できるのか、
なぜ突然Mr.ビーンの人が出てくるのか、
島にいたあのモンスターたちは結局なんだったのか……。


そんなことは思い悩むだけ無駄なのであります(笑)。


「ゴールデンラズベリー賞にノミネートされた」なんて書くと酷いネガティヴキャンペーンのように思われるかもしれませんが、そんなつもりは毛頭ありません。


むしろ、日々小難しい作業に頭を悩まされている人には、「たまには頭を空っぽにした方がいいよ」という意味で強くオススメしたい作品といえるでしょう。


しかしまぁ、私自身2も見たいかと言われれば、
その答えは保留にさせていただきたいですかね(笑)。