飲食店未来学34:2024年は経営者が試される年
飲食に関わる人の参考として投稿します。
🍓食材の高騰はさらに続くので売価の改定は
必要です
●食材の仕入価格の高騰+従業員の昇給があるため、食材価格は上がる
方向です。
●政府のガソリン補助がなくなり、超円安のため、ガソリン価格が上がり、
輸送費が上がってすべての食材が上がります。
ここで価格改定というか、値上と言うか、
また一つリスクも考えながら、アクションを打つ
必要が出てきています
ここで試されます。
🍓従業員の確保が急務です
ただ単に働く従業員を募集しても効果はなく、広告会社の売上の貢献するだけです。
経営者の方が、
自分のお店で人に喜ぶことで何ができるかを立ち止まって考えるべきです。(他の飲食店との差別化要素は何でしょうか?)
●在社年数や年齢に関係なく、仕事ができる人を重視する
●週給制が選べる
●勤務に入る時間が選べる、勤務時間数が選べる
●低額の住居を提供する(社宅や寮)
●自宅で必要な食材は取引先から自由に買える
●月に1度は従業員の食べ飲み放題デーがある
など。
もはや自時給を高くすることだけではダメと思います
他店より「ここがうちの良いところ」がないと、
応募で選んでもらえないと思うのです
ここで試されます。
🍓さらに借金が増えても返済の目途が
たちますか
もっと繁盛店にするには、以下のようなことが必要です。
●人材の確保
●AI機器の導入
●店舗のリニューアル
●セルフオーダーシステムの導入
●各種省人化機器の導入
などに使う新たな借入金を増やして、返済できるめどが立ちますか?
それでなくても、消費税も、社会保険料も、過年度分と今年度分と過重な支払を強いられています。
補助金を申請しても、申請者の30%~40%しか本当に資金は入りません。
それも1年後以降です。
それでもランニングコストを下げて返済原資を生み出し、
進化させるために、改善を行うようになります
計画通りの結果が出ないとリスクになります。
ここで試されます。
🍓いつまで経営者を続けるべきかわからない
経営の苦労は、10年おきに、どんどん難易度が増しています。
その多くは、世の中の変化に経営者さん自身の理解と共感がついてこれないからと思います。(年齢が増すごとに違和感が増す)
●後継者候補がいない
●店を譲りたいが引き継いでくれる候補がいない
●借金が多く店を売ってもまだ借金が残る
●もうヒットメニューを生み出す力がない
●任せられる従業員がいない、少ない
事業承継センターさんも長期で関わるため、百万円単位でまとまった報酬が得られない飲食店では、なかなか真剣に取り組んでもらえません。
年齢を考えると、経営者の方自身が
本当にいつリタイアできるのか見えません
これも試されます。
🍓無料のサポートが受けられます
1,〇〇(県名)産業創造機構
会員企業(会費後づけも可)
2,〇〇(県名)商工会議所
会員企業
3,〇〇(市名)商工会議所
会員企業
4,〇〇(県名)商工会連合会
会員企業 各所属の商工会
5,ミラサポプラス
6,中小企業119
初回のみ無料
7,その他
金融機関の経営支援部門
融資先企業に対して
相談者を選んで、早めに相談しましょう。
2023年よりも、回復する分だけ変化のスピードは増してくると
予測しています。
(了)
飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします