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こころの優しい人が騙されないための大切な9つのヒント!

 私は学生時代に一度だけお金を貸して、簡単に騙されたことがあります。
まだ1か月の生活費が1万5千円の頃に、顔見知りの同級生に、
「生活費が足りないので借りたい」と言われて、5,000円を貸しました。
私にとって貴重な親からの仕送りのお金から出したのです。

借りた相手に半月後に出会ったので催促すると、
私の部屋のドアのすき間に封筒に入れて返したと言われました。
家に帰り何度捜してもお金は影も形もなく、最後は詐欺にかかったと
悟りました。
この後、二度とお金で騙されていません。
うかつに信用した私が世間知らずだったのです。

 人に騙されない為には、いくつかのコツを知っていると、
罠にハマらない」とつくづく思います。
特に、
他人を理由なく100%信用する<こころの優しい人>ほど、
騙されやすい
のです。

優しさは人生の宝です!
ですが、
みすみす傷ついてしまい、優しい心を捨ててしまうことは
もっともったいないことです。

あなたのやさしい心を守るための人・金・心に対するコツを
詳しく、わかりやすく伝えます!

■人のコツ1:
 出会ったこともない人を100%信用するのは
 500%危険です

 例えていうと、片側に何車線もある道路を、目隠しされて横断するのと
同じくらいに危険なことをしています。

顔写真は偽物かもしれない
  悪意のある日本人や外国人で男性が女性の写真を送ったりしています。
 美人だったら反応するでしょ。イケメンだったら反応するでしょ。
 それが騙す人の手口です。
 1日に何百という撒き餌のメッセージを送って、カモになる人を釣ろうと
 しているのです。
   <回避のヒント
   どんなつながりで自分にオファーやメッセージが来たのか?
   その理由を一度は疑問に思ってみてください。


言葉は相手の反応にフィットするようにどうにでも変えてくる
  
騙す人の手口は、完全に騙せたと思うまで、とことん最初から甘い言葉
であなたを引き寄せます。
同情します。共感したふりをします。何度も何度もそうします。
そしてあなたの心を取り込むのです。
  
もしかしたら騙されているかもしれないと思って、相手に聞いて確かめる
のは、もっとハマる馬鹿げた行為です。
この時こそ、相手は真剣に騙してガッチリ取り込みます。
これこそ騙しの仕上げに協力しているようなものです。

   <回避のヒント
   心底騙されたふりをして、「まったく信用していない考え」を
   突然にぶつけてみてください。
   その時の相手の反応のしかたで、少しは真意がわかります。
   取り込んだと思って騙したなら、相手は動揺してしまうでしょう。


   要求がの行き着く先が理由に関わらず、お金か体か画像になったとき
   は、THE END(終わり) にすべきです。

■人のコツ2:
 昔の知人・友人は当時とまったく同じと思い込
 むのは間違いの始まりです!

  懐かしさのあまり旧来の友人、知人とうことがあると思います。
でもまださほど社会に出ていないくらいの年齢の時と、社会に出て何年も
もまれてきた今とでは、その人の暮らしも、収入も、心のあり方も知らない
訳ですから、懐かしさ一辺倒では危険すぎます。

  <回避のヒント>
  昔と変わらないままの友人・知人だという人の方がむしろ少数です。
  時間をかけ、会う回数を踏んで確認してからのお付き合いが、
  安全でもあり、世の中で通用する正しい付き合い方と思います。

  連絡があって1度目、2度目に「お金を貸して」の申し入れは、
  まず100%返ってこない借金の申し入れと思ってください。

  お金の場合は、連帯保証人が何人いても同じです。
  初めから騙す人は、連帯保証人もすかんぴんの金持たずを保証人に
  仕立てているからです。

■人のコツ3:
 他人に100%依存しすぎると、
 最後に相手に自分が利用されることがある

  本当の身内か、もしくは余程の善意者でない限り、相手に100%
すべてを依存してしまうと、気がついたら利用されていたということに
なりかねません。

人の心は善意100%、悪意100%ではありません。
善意がある人は、悪意の10%~20%が頭をもたげてきても抑え込む
意思が働きます。
悪意のある人は、10%、20%の悪意を試してみて成功すると、
もっと悪意の率を大きくしてしまいます。

  <回避のコツ>
  人のこころも時とともに変化することがあると知っておいてください。
  すべての人がそうではありませんが、他人ならなおさらです。

  相手との間に、50cmの溝をひとつ置いてください。
  そして80%~90%は頼ったり、言ったりしても、
  「自分のコアな所」の10%~20%は、自分だけがしっかり持っておいて
  ください。その小さな核があなたの自立心です。

相手とのお付き合いでも、相手に裏切られたと思わないで済むコツは、
100%まるごと鵜呑みで信用してあげないことです。
本当は、少しの心変わりも許してあげることが大人の付き合い方と言えると思います。

■人のコツ4:
 うますぎる話はお金と人脈を持たない自分には
 来ないと思ってほしい!

  私の知り合いに精肉の卸業をしている方がいます。
この人のところには、不動産物件の情報が優先して転がり込んできます。
なぜかというと、1億円の売値の物件が半額の5,000万円なら買ってくれる
確率が高いと噂される方だからです。
その方は、その後に不動産物件だけでなく、魚屋も野菜屋も買われたそうです。

まず、お金もなく、仕事もなく、人脈もさほどない人の場合に、
いきなり飛び切りの美味しい話が舞い込んできたと思い込んだら、
思った人が負け!ということです。
不自然な美味しい話は罠の可能性が高い!のです。

特に社会経験の少ない人の場合は、不自然さに感じず、偶然生まれた
チャンスと受け取ってしまうと思います。

  <回避のヒント>
  一言。
  なぜ自分のところにこの情報が来たか確かな理由もなしに、
  美味しすぎる話ほど、疑ってみる冷静さが必要です。

  うますぎる話を、第三者的に見れば、あり得る話かありえない話か
  およそわかる場合が多いのです。
  どうしても魅力を感じる場合は、自己責任で参加した知り合いの動向を
  数か月間ほど後追いしてみればわかります。

■人のコツ5:
 楽して労せずに儲かると思うとかんたんに
 騙されます!

 投資の話なんかがそうですね。
よくネットの記事で見かけることがあります。私は無視しています。

 もう18歳から上は自己責任でローンも組めるし借金もできます。
考えようによっては、自立しやすい条件でもありますが、
お金のことも世間のこともほとんど知らない場合が多く、借金地獄に
陥りやすい危険性があります。

  <回避のコツ
  1,「楽して何もせずに自動的に儲かる」は皆無と知っておく
    
私も労せずしてお金が手に入ったことは、いまだに一度も
    ありません。

  2,ネット情報の半分は騙しとプロパガンダと思うこと
    
今の世の中で効率よく広域で、継続的に人を騙す手段はWEBで
    騙すことと思います。
    文字で表しているから「真実」ではありません。
    その大半は作為的な嘘ばかりと思って疑って読んでください。
    それくらいの慎重さがあれば、真実が見えます。

    元政治家や有名人でも同じです。100%信用は危険です。
    玉石混交の世界があります。ダイヤもありますが横は石ころです。

  3,身近な友人、知人、職場の人でも気を付ける
    
騙された人の多くは、知り合いからの誘いということがあります。
    それも、スマホで芋づる式に釣られています。

■人のコツ6:
 スタート地点の1m先にゴールはない

  やはり人間ですから、楽しいこと、うれしいことはすぐに目の前に
現れてほしいですね!
でも残念ながら、スタート地点の「1m先」にはゴール地点はありません。

何となく理屈ではわかっていても、
人間だからこそせっかちにすぐ来い1と望んでしまいます。

でもせめて1m先でなく、100m先にしかないのです。

  <回避のコツ>
  お酒は時がたたないと熟成して美味しくなりません
  世の中には、時を待たずにすぐ手に入るものと、
  時がたたないと手に入らないものの2種類がある
  ことを理解しておきましょう。


  これは、どちらのケースかなと考えてもらえば、イライラは
  半分に減ります。

■人のコツ7:
 優しい言葉をかけてくる人は3タイプいる

タイプ1:損得抜きで無償で人に親切にできる人。
     その人の人柄がすごいと思います。
     ある程度の期間フォローしてくれる人です。

タイプ2:今この人を助けないといけないといけないから、と
     一回又は短い間のスポットの応援をしてくれる人。
     行き掛かり上でする人、同情でする人などいろいろ。
     深くは関わりたくない感じを持つ。
     
タイプ3騙しのプロでカモを見つけて近寄って来る人。
     まじめな人、断ることをしない人が押し切られることに
     なります。

  <回避のコツ>
  完全に騙されたふりをして相手に「YES」を伝えると、
  何かを要求してきたりはっきりと要求をするので、
  本当はわかりやすいのです。

  こちらが、信じ込まない心の一部分を持っておかないと、
  相手に飲み込まれてしまいます。

■人のコツ8:
 お金は貸しても相手にあげたと思うこと!

  貸したお金は返ってこないことは多々あります。
返したいと思っても、返せないお金の状況だったら返せません。

だから、
返ってこなくても忘れられる、許せる金額だけを貸す
ようにすべきです。
本当に返して欲しいお金の額は、本当はあなた自身のために
使うべきです。

私は極力お金の貸し借りはしません。
それをしないから、大切な友人や知人も失いません。

■人のコツ9:
 保証人には絶対になるな
 なってもよいのは被っても許せる人だけにする

  銀行の借入金の連帯保証、借家の連帯保証など社会では、連帯保証が
たくさんあります。

私は、20歳になる前に、父親から、
保証人には絶対なるな」と言われて現在まで何十年とこれを守ってきました。
一度だけ、知っている留学生のために3年弱の家賃の保証人に印鑑を
押したことがありましたが、
転居するまで、いつ督促が来るかもしれないと覚悟していました。

支払いが危ういからこそ、その人を良く知っている身の回りの人は、
連帯保証を断ってきて、
その外側にいるあなたに「お願い」が来ています。
あなたの優しさと甘さにつけ込んできています。

印鑑ひとつ、サインひとつで10年間、20年間の完済までの
地獄の借金を背負います。

  <回避のコツ>
  連帯保証人の印鑑をつく直前に、
  嫌な予感がしたら、今日は止めとくと言って時間を空けること。
  その嫌な予感は、後日当たります。

  保証人になってほしい相手の人は、
  「必ずちゃんと払うから」を何度も言います。
  繰り返し言う人ほど、信用度が低いと思ってください

少しでも、幸せな人生を送っていただきたいと考えてアドバイスを
しました。
ひとつでも、これを覚えておこうと思っていただければ、
一事が万事に通じます。
お役に立つことができます。

*これと同様の人生の応援記事(有料100円)を不定期で投稿します。

       ご覧いただきありがとうございました。
              流石 種

(了)



  

 


  


  

飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします