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飲食店未来学32:新規開業から6か月間の改善が一番効果を発揮します

🍓開業後6か月以内が一番効果的に改善改革
 効果が出ます


”鉄は熱いうちに打て”の如く、開業したての飲食店の改善・改革は、早いに越したことがありません

経営者にしてみれば、まだお店を回すのに慣れなくて大変ですし、
あっちこっちすべきことが見えてきているけど、
今はその余裕がない」と思うことでしょう。

でも、これは事業者としては失敗する考えです。
なぜか。
3か月後、半年後に、あなたに改善の余裕ができた時には、
「あのお店は、ここがダメ」ということがいくつもあり、放置された期間に
”固定評価されるマイナス要因”として固まってしまうからです。

まるで、歯石をとらないで放置するのと同じですね。


🍓開業翌月から、
 問題点が見つかるごとに一つだけ改善を
 することが大事です

 改善・改革をすることで、「店舗評価」が良くなります。
評価が上がれば、売上も利益も増えます。

本当の商売人根性の経営者の方がすべきことは、
当日の仕事をがんばる
加えて、
●明日(近未来)の売上を良くすることにつながることをがんばる

この両輪を回すことと思います。

そのためにも、問題発生は、「苦労」でなくて、
「成長」するための「試練」と置きかえるべきです。

私は20代の時に苦労をする人間にはなりたくないと思い、
「苦労」「苦難」という言葉を封印して、
成長するため、強くなるための、試練に置きかえました。

だから、
日々の仕事が終わったら、美味しいコーヒーかお茶を飲みながら、
「この件はこうしよう」を一つずつ決めればいいのです。

うまくいったときは続ける。
うまくいかなかったときは、リセットして別の手を打つ。

生花は必ず出ます。(放置が一番いけないことです)

経営上の問題点は、人間のガン細胞と同じ

商売って何といっても「持久戦」だから、
コツコツ頑張る方が必ず勝つのです。


🍓長くても開業後1年間が改善効果の高い
 期間です

●売上が上がらないから気がすすまない
 売上を上げるために改善改革して引上げましょう。

●どこからしていいかわからない
 解決すべき問題点を紙に書く。
 〇重要なものかどうか・・・優先順位をつける
 〇解決着手が早い方が良いかどうか ・・・優先順位をつける
 〇解決に時間がかかるものかどうか ・・・優先順位をつける
 
 重要な問題で、早い方が良い結果が得られる、解決に時間を要さない問題点から着手しましょう。

   繁忙月以外の月は、すべて「改善改革月」です

(了)






飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします