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人それぞれ、薄化粧で美容室。

美容室に行くとき「好きなファッションとメイクをしていくと、より理想に近づく」と聞いたことがある。
美容師が、客の好みをより把握しやすいという意味だと思う。
だが、私は今まで「余計なことをされた」という記憶のほうが多い。特に染めたくないのにカラーを押されたり、スタイリングの手間がかかる髪型を勧められたり。
毎月のようにトリートメントに通うことを何度も提案されたときは「そこまで頻繁に美容室に通って髪が整ってない方が珍しいだろう」と、辛辣な気分になった。(トリートメントは一度しか試さなかったが、自分でホームケアを心がけたほうが効果があると感じた。)
友人知人で集まったとき美容室の話になると、だいたい「会話が厄介。でも変えるのが面倒」という流れが出てくる。ヘアスタイルやケア云々より人柄に好感をもって美容師を選んでいる人もいるようだ。
私はなにより日々のスタイリングの時間を減らしたい。その思いで美容室を探した。
この目的を達成するためには「オシャレや手間をかけることが好き」そうな印象を与えるのはマイナスだと考え、ほぼすっぴん、でも社交辞令は弁えているので合理的な生活を好む人なのだろうという印象を与えることを目指した。
メイクに色味は使わず整えるだけ。服装はカットソーにパンツスタイルの素朴な印象。
そして、ホットペッパーなら、事前に任意の詳細要望入力欄を開いて「要望・相談」のところに「朝のスタイリングに時間がかからないスタイルが好みです。初回ですがよろしくお願いします!」というようなことを書いておく。
美容室やスタイリストによっては必ず目を通しているかはわからないが、初回でも最初に「要望・相談」に書いていたことを確認して話を進めてくれる方も多い!やってみてよかった!
それと「接客へのご要望」の選択項目で「なるべく静かに過ごしたい」というのが選べるので、これを設定してから美容室に行くのがとても楽になった!
接客の要望は「特にこだわらない」という選択も含めて確か3択ぐらいで、そのなかには「なるべく楽しく話したい」というものもあったので、こういう人もいるから基本何でも話しかけるんだよな…じゃあますます意思表示をしっかりしないとなと心構えを考えたのだった。
なんでもかんでもおしゃべりしていて、肝心の髪型がうやむやになるなんて私は嫌だ!だから、私は美容師選びとこちらで準備できることは頑張っていくつもり!2021年に出会ったスタイリストさんはひとまず私にとって安心できる存在だった。

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