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占いと情報


noteで占いのことを書かれている記事を読み興味深かったので私も思い出したことを書いてみます。
知人と話していた際に、過去に占いで決断したことや、好ましい印象で終わった占い師の話を聞いたことがある。Mさん(以下すべて仮のイニシャル)は社会人になりたての頃仕事が辛くて辞めたかったとき、占い師に相談して「今の職場は方角がわるい」と言われ、退職を決意した。その他に聞いたことがある占われた側の話でも、一方的な恋愛感情や苦労話は否定せず、能力と未来について相談者を主体にして必ずいいことが訪れるという感じの希望を持たせて背中を押す印象の例が多い。その占い師や言われたことに悪い印象をもたなかったから私にも話したのだろう。仕事や日常のやりとりで、彼らが気に入らない人のいうことや自分にとって都合のわるいことは聞き入れないタイプの人だと感じていたため、私はただ観察してみた。
Tさんという人の過去語りによると、男子の誕生を望まれていた彼女曰く気の強い姉妹のなかで不遇な扱いを受けていたが、ある占いの「他人に施せば必ず返ってくる」という言葉を信じて仕事と家庭を持ち、義母を看取った後も自分ばかり不幸が続いた…ということだった。占いや誰かの発言を盲信したためそうなったのか元々の性質との相互作用であるのかわからないが、私が知る最も頑なな人は次の例である。
Kさんは高校時代に好きな人がいた(Kさん本人は「彼氏」と呼んでいたが真偽不明)が「感情や感性よりも合理的に生きるのが向いている」と言われたので、彼女にとって最も権力を持っている親の言うとおりの大学へ行き、卒業後すぐ親が決めた相手と結婚した…

私がこれらの話を聞いたなかで最年長だったK、M、Tの3名は私より30歳以上上だった。社交辞令を抜きに率直に言うと、この人たちの言動を含めた雰囲気が私には幸せには見えなかったことが学びになった気がする。
どこかで「占い師育成講座」みたいな案内を見かけたけれど、それで思い出したのが最近は
ヨガをする人が増えて

ヨガ教室の生徒募集の案内を出しても生徒より講師の応募や問い合わせが多い

という情報を見かけたことが私のなかでは占いより重視されているかもしれない。


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