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【 社員インタビュー】入社3 年目、AI 需要予測案件に携わった同期3 人による鼎談①

現場でいろいろな技術に触れた経験が学びに。
ゼロから立ち上げるような案件に挑戦していきたい!

2021年入社、3年目を迎えた同期3人による鼎談です。入社早々、AI開発案件に携わり、おもしろさと同時に苦労もたくさんあったとか。2回に分けてお届けします。ぜひご一読ください!

―皆さんは学生時代からプログラミングやAI を学ばれていたのですか?
H•Tさん(以下H•T) 大学の勉強とは別に、個人的にデータ分析やAI、クラウドを中心にコンピュータサイエンスを学んでいました。そういった分野に興味があったことに加え、就職やその先の仕事につなげることも見据えて勉強していました。
Oさん(以下O) 私は文系出身なのですが、文系学生向けにプログラミングを学ぶゼミがありそこで学びました。もともと目新しい技術が好きで、その当時すごく話題になっていた人工知能に興味を持ったことがきっかけで受講しました。ゼミで指定された教材はすべて英語だったので、たくさんの英語論文を読み研究論文を書き上げました。
S•Tさん(以下S•T) 私は大学の学部も研究室も4年間AI でした。3年生までにプログラミングの基本を学び、これからAIの研究がスタートするぞ、というタイミングでコロナが流行して。授業形態が変わり、週に一度教授とのオンライン面談があるだけだったので基本的には独学で学びました。実際に入社してAI 案件に携わると勉強量が足りないことを痛感しました。現場でしごかれ、そのおかげで学びが深まりました。

―もともとAI の案件に携わってみたいという気持ちはありましたか? 実際にAI の案件に参画することが決まった時はどんな気持ちでしたか?
S•T
 トリプルアイズはAI を掲げている会社なので期待して入社したということもあり、携わってみたい気持ちはありました。同期メンバーの現場がどんどん決まっていくなかで、「あまりAI 案件はないのかな」と思っていたのですが、最後の方でAI 案件の話が舞い込んできて「AI の仕事あるんだ!入れた、やったー!」と純粋にうれしい気持ちでした。
O 私もAI に興味があって入社したので、参画が決まったときはワクワクしました! 実際に携われることになってうれしかったです。
H•T 私は特別AI がやってみたかったというより、新しいものに触れられたら良いなという気持ちでした。新しいものの一つにAI があったという感じです。決まったときは、AI に携われるんだ、うれしい!と思いました。

―今回皆さんが参画された案件の概要を教えていただけますか?
H•T 大手スーパーマーケット様向けの、商品の最適な売り切り価格を提案するAI システムの開発になります。スーパーマーケットではその日に売り切らないと廃棄になってしまう惣菜などに対して夕方くらいから値下げシールを貼って販売し、ロスを減らす業務があります。その際の最適価格をAI で予測するというものです。もともとはこんなシステムを導入しませんか?という提案から始まったものでPoC としてのスタートでした。
S•T その後、受注が確定して、開発が終わり、いまテストの段階まできています。今年中には本導入になる見通しです。

―提案からスタートしたものが、いま本導入に向けて動いているんですね!
S•T 初めてかかわった案件が実際に世に出るのはうれしいです!

―それぞれどのような業務を担当されたのか教えてください。
S•T みんなバラバラです。私は主にフロント部分、Android アプリ環境の開発とAI 予測の精度を上げる担当でした。精度を上げるために、お客様から提供いただいた日付、商品、価格、天候などレジ登録から得られた膨大なデータを元に一つひとつの要素を調整してAI に最も効きそうなカラムを調整したり、足りない要素を自分たちで足したり、試行錯誤しながら精度の向上を図りました。
O 私はデータ分析です。S•Tくんがチューニングしたものを実際に店舗で使ってもらった結果がcsv であがってきます。それを元に「システムを使った結果、ロスがこのくらい減りました、この時間帯の売り上げがこのくらい上がりました」というデータをパワーポイントやエクセルで可視化させ、お客様にお見せするという業務を担当していました。
H•T 私はバックエンドを担当しました。アプリにデータを連携するためのWebAPI やバッチの運用システムの作成、そこからAWS を使ったインフラ構築と裏側のものに一通り携わらせていただきました。

―皆さん、見事に担当がバラバラですね! それぞれ苦労した点を教えてください。
S•T ひと言で言うと、AI の仕組みを理解することが難しかったです。何をすればAI の精度が上がるのかという根本的なところを理解するのに苦労しました。
データは基本的にPython で加工するのですが、勉強不足だったので改めて基礎から学び直したり、データ解析ライブラリのPandas を使いこなすために勉強をしたりしました。途中からはAI の精度を上げるためにリーダーのYさんと話し合って案を出し、いくつか採用いただくこともありました。
O 私は印象に残っているやらかしエピソードがひとつあります。早朝からお客様にレポートを報告する会があったのですが、前日の業務終了間際にレポートの不備が見つかり…。一からレポートを作り直し、深夜までかかりました。私のミスだったのですが、リーダーがつきあってくださったおかげで事なきを得ました。
H•T あったね、その話。確か2 時くらいまでかかったんだよね。私は担当業務について身近に分かる人がいなかったため、基本的に自分一人で調べて作ったことが大変だった思い出です。今回PoC ということもあり、時間も予算も人もリソースが限られていました。それもあって知見のある人がいない状況で。調査しながら作っていくことは大変でしたが、いい経験になり
ました。

Part2へ続く

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