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美術鑑賞でいつも立ち塞がる壁 続き

 前回の続きです。


こちらの書籍を紹介します。

一通り読みましたが、やはり印象に残ったのはこの言葉↓

今日の芸術は、              
うまくあってはいけない。       
きれいであってはならない。        
ここちよくあってはならない。

えっ(゜ロ゜)どういうこと?


疑問しか浮かばない著者の名言です。

この言葉について説明が書いてあります。それらを自分なりにまとめてみました。

うまくあってはいけない

いつの時代でも、本当に優れたものはけっして「うまい」という作品ではないそうです。(パリのルーブル美術館みたいなところに行くとピンとくるとのこと)

技術的に巧みさがみえない、破れたところのあるような作品のほうが心を打ってきます。

美術史に残されているものも、そういった作品なのだと著者は言っています。

学校の先生は、こういった作品を教材にしがちです↓

まるで生きているようだとか、本物がそこにあるように描いてあるということで感心するというのは、芸術の本質とは関係ないそうです。

また、巧みで完璧な作品は印象が薄く、聞いたことがない作家が多いとのこと。

たとえ、その時代で有名だったとしても、次第に忘れ去られて美術史からはオミット(除外する)されてしまった人たちです。


私の意見ですが、巧みで完璧な作品も素晴らしいと思っています💦

だって、絶対書けないですから…

やはり、芸術は奥が深いですな。

んー、まだ続きますが長くなりそうなので二回に分けたいと思います😗



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