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エッセイと言えるか正直わからないけど書いてみました

皆さん、こんにちは。

私は子供の頃から生き物が大好きです。

ほ乳類、爬虫類、両生類問わず、生物なら何でも興味があります。

ただ、人から何かを強制されてしまうとその気持ちが薄れてしまう。そんな話です。


私が小学生の頃。もう記憶が定かではありませんが、何ヶ月かに一度飼育当番の仕事がありました。

仕事内容はウサギのお世話です。当時の私が通っていた小学校にはウサギが数匹いて、大小の小屋が一つずつありました。

仕事内容は大まかに言うとこういった内容だったと記憶しています。

・餌やり

・小屋のそうじ

餌やりは昼食後の休み時間に行いました。

餌は給食室からもっていきます。食材はだいたいキャベツやにんじん、それにパンの耳の切れ端でした。

与える量は特に決められていませんでしたが、多過ぎると残ってしまうのでほどほどにしなさいと言われた気がします。

その後は小屋のそうじです。他の生徒は教室などを掃除しますが、飼育当番になるとそのまま小屋の掃除をします。

掃除と言ってもほとんどがウサギがする糞の除去でした。

今でも覚えているのが雨の日はやる気が失せたことです。

と言うのも糞が雨水と混ざっていつもより強めの臭気を放ちますし、竹ぼうきで掃いても水分を含んでいますので土と混ざったりほうきに糞がついたりして取りにくくなるからです。

私は餌やりは好きでしたが、そうじは大嫌いでした。そのためサボることが多く大概真面目に取り組んでくれる同級生に任せていました。

そんな飼育当番ですが、突然なくなってしまいます。

理由は、深夜に野犬に襲われて全滅してしまったからです。

基本的にウサギは小屋の中で飼っていますが、地面はただの土です。先生の話によると、どうやら野犬が地面に穴を掘って小屋の中に入り襲ったそうです。

私はかわいそうだと思いながらも、小屋のそうじをしなくて済むようになりよかったなと内心思いました。

うさぎ自体は全く嫌いではありません。ただ、当時の私は掃除が苦手で大人から強制的に頼まれるとどうしてもやる気が起きませんでした。

今の私ならもっと愛情をこめてお世話ができたのになあと、当時を振り返りながら思いました。

おしまい



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