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スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん~ #30

こちらの続きです


ドーンスター

 一夜明け、出発の前にドーンスターを探索していると、首長と有力者らしき女性が揉めていました。

「お前の仲間のホリックは帝国軍の鎧を着ているが、どういうつもりなんだ?」
「彼は軍隊が誇りなのよ。帝国軍が私たちに忠誠というものを教えた。そして私たちはドーンスターに忠誠を誓ったの」

 ここの首長は現在ストームクローク派のようですが、どうやら帝国軍派も混在しているようです。

難しいですね

 内戦は様々な形で対立構造を作り出します。一つの町でも多様な意見、感覚、事情があるのは当然のことです。
 ホワイトランのように首長の立場を明確にしないことも統治する上での一つの選択肢。しかし遠くない未来、ストームクロークと帝国軍がドラゴンズリーチに旗を立てるためにぶつかることになるでしょう。政治として、どの選択が正しいのかは、すべてが終わってからではないとわかりません。
 この先、ドーンスターはどうなっていくのでしょうか。気になるところです。


『東から昇る』②解決編


ウインドヘルム港

 ウィンドヘルム港の東帝都社に戻ってきました。オルサスさんは誰かと話をしています。どうやら私の事が話題に上がっているようです。

きましたよー

「ついにこの問題を片づけてくれる人が現れたってわけね」
 重装備の女性はアデライサ・ベンディッチさん。東帝都社の一員だそうでうす。
 ドーンスターで得た情報をすべて話すと、アデライサさんは顔をしかめました。
「ハルディン?名前は知ってたけど、まさか海賊の仲間になるとはね」

元々海賊ではなかったんですね

 オルサスさんによれば、ハルディンは大変危険な魔術師とのこと。そんなに悪名高い者が海賊団を束ねてビジネスを展開しているとは。ますます放っておくわけにいきません。

 アデライサさんと共に船に乗り込み、ジャフェット・フォリーへ出航です。


ジャフェット・フォリー

 永遠にも感じる航行の末、船は氷河の中へ重い碇をおろしました。
「さて、着いたわ。たぶんね。」
 甲板に出たアデライサさんが言いました。
「あなたの有能さは証明済みだわ。能無しどもはハルディンを恐れるあまり、霧が晴れるまで前に進まないのよ」
「霧?」
 たしかに船の周囲は霧に包まれています。
「ハルディンは魔法で隠れ家を目立たなくすることで知られてるわ。あいつをなんとかすれば、島を襲撃できるようになる」  

えっ

 結局私とジョディスさんだけで乗り込まなければならないようです。
「ハルディンを倒したら、あとは任せて」
 頼もしいような、そうでもないような。

ひえひえー
あそこか…

 砦に入ると、ブラッド・ホーカーの一味がいました。一人ひとり退治していきます。海賊たちは突然のカチコミに驚くばかりで、それほど苦労なく倒せました。

やい!

 ハルディンは塔の最上階の部屋で儀式を行っていました。付呪器に向かう背後から射抜き、狼狽えているところにジョディスさんの両手剣で一刀両断です。

おしごと完了!

 ハルディンが持っていた鍵を使って外に出ると、突然大きな火の玉が飛んできました。砲撃です。しかも、我々が乗っていた船からの砲撃です。
 止まない爆撃やあちらこちらで上がる炎を避けながら、命からがら船着き場へと走ります。波止場にいたアデライサさんが私たちに気が付きました。
「見事だったわ。霧をすばらく消してくれたおかげで、攻撃を開始できた」
「もうちょっと待てなかったんですか?」
「そうね。よけいな火の粉を浴びていないことを祈るわ」

こんにゃろ~

 その後、ウィンドヘルムに戻り、オルサスさんに海賊団『ブラッド・ホーカー』の壊滅を報告しました。
「ありがとう!おかげでとても楽になったよ」

よかったですね

 感謝の言葉と、約束の報酬を得ることができました。
 アデライサさんも「何かあったら力になるわ」と言ってくれましたが……ちょっと不信感があるので今後もご縁があるかはわかりませんね。

 兎にも角にも、これにて一件落着です!

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