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【ポーズ•モーション•アニメーション】本の中の潔さ

こんにちは、3Dアニメーターらいはんです。
今回ご紹介は、
【ポーズ•モーション•アニメーション!】
森江康太氏、丹原亮氏、東孝太郎氏(MORIE inc.)著
岸本ひろゆき氏、CG WORLD 編

Aを運ぶアニメーションが凄い好きです

実践すれば3DCGアニメーションの上達すること間違いなし!

こちらの本の潔さが好きでご紹介します。

「手っ取り早く上手くなる方法」は書かれていません。

ごあいさつの中の引用として、

【上達していくためのノウハウをたくさん盛り込みました。】
とのこと、

しかし!
以下引用で、楽に上手くなる方法を否定!

「手っ取り早く上手くなる方法」は書かれていません。
もしそれを求めてこの本を開いたのであれば、残念ながら、それはここからは手に入らないかもしれません。
そんなに簡単に上手くなったら、ノウハウ本など不要という話です。
ポーズ•モーション•アニメーション ごあいさつより

潔いです!

7割が基礎、3割が演出(応用)

誰向けか?

・プロになりたい
・プロに成り立て
・基礎レベルを上げたい

方々向けのようです。

上記理由として、以下引用。

「必ず先に基礎を身に付けるべきだ」ということです。
理由として↓
趣味ではなくプロとして活動していくならば、継続して結果を残していく必要があります。
そのために重要なものが、他ならない「基礎」なのです。

潔く、明確に記載されています。

最後に12原則な流れ

内容は4章構成で、
1章:ポーズ
2章:モーション
3章:アニメーション
4章:基本原則(ディズニー アニメーションの12の基本原則)

1〜3章は、王道的な流れでの構成内容だと思いました。

まずは、キャラクターなら1ポーズ、1ポーズ、きちんと付けれてから、動かして、味付けしていく(アニメーション)

最後には、ディズニー アニメーションの12の基本原則の流れです。
これは、実際に1章から3章までやってみてから、4章を観て「なるほど」となるような構成なのかと思いました。

本気でやった人のみが、掴める原則。
実際にやってからじゃないと「ふーん」くらいで身になるものではないです。

最後に

この本についての章に熱いメッセージがありましたので、引用させていただきました。

● 基礎を身に付ける大変さと、その向こうの可能性

アニメーションの作り手への需要は日々高まっていて、にも関わらずその要望を満たす「良いアニメーター」は常に不足しているからです。
この本はあなたのような「地道な努力を続けていく人のために書いた」ということです。

熱い!
個人的には、この文章を読むだけで価値があると感じます。

まだまだ基礎練が必要なため、精進していこうと気持ちが引き締まりました。

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