見出し画像

honky tonkという言葉の意味を半ばホンキーで調べてみた


きっかけは、Spotifyとの出会い

私がSpotifyと呼ばれる音楽ストリーミングサービスのことを知ったのは恥ずかしながらつい先々月ぐらいだ。
そのきっかけは以前のスマホの調子がいまいちで仕事の連絡もままならない為、契約先のauに出向いたところ、担当してくれた中国系の販売員さんの術中にまんまとはまってしまい、最新機種GalaxyNote20 Ultra 5Gという大層な名の携帯電話を購入させられ、そのスタート画面のアイコンにSpotifyを見つけた。言ってしまえばただそれだけの事である。

今まで私は、音楽アプリというものをインストールした経験がない。できなかったというのが正解かもしれない。
即ちアナログ人間の鏡と60年間呼ばれ続けた私にとっての処世術は、「君子危うきに近寄らず」
人伝に法外な携帯料金を請求され、途方にくれる哀れな子羊が世の中には五万といることを知り、情報弱者の私には身を守るべき手段が他には見つからなかった。
Wi-Fiというものの仕組み事態を未だによく理解していないことも付け加えておかねばなるまい。

だが新しい携帯を使いはじめ、改めて最新鋭のスマホの凄さに驚かされた。カメラのことはど素人(もう二つ三つどをつけ加えたい気分なのだが…)の私を諭すように我が相棒は

「じいさんはなーんも考えんでいいからね、ただ画面のまあるい所を気にいった場所が見つかったらポチっと押せばいいかんね」と優しくご指導してくれるし

Spotifyという名の北欧生まれのアプリケーションは

「お好きなジャンルを取り敢えず言ってみて!後はアタイらがじいさんの好きそうなお気に入りアルバムをこさえてあげるから」

年寄りに優しく、痒いところに手が届く親切心に心を突き動かされた私は、その後迷うことなくSpotifyプレミアム会員への道を突き進んだ。
月々980円の出費は痛手だが、アナクロな70年代80年代の青春グラフィティーが、まるでドラえもんのポケットのように次から次へと姿を表すので、つい先日まで全くジャンルに拘らず、やたら目ったらダウンロードし続けた。八代亜紀からテーラー・スウィフトまでと言った具合にである。

余談だがテイラー・スウィフトはググってWikると立派なカントリーミュージシャンに属するという事だ。

この行動は、もし未だにサブスクリプションと呼ばれる機能が世の中に存在していなかったら、KDDIと呼ばれる会社から、目ン玉がとびれるぐらい法外な請求書が送られてくる事態に陥る行動だろう(実を言えば初請求が来る前の今、一抹の不安が拭えていない)

改めてカントリーミュージックにはまった訳

そしてそうこうするうち遂に私は、過去記事にも書いたJimmy・Buffettとの出逢いのアルバムVolcanoを発見し、すぐさまダウンロードに打って出た。

Volcanoに収録されているSurviveという曲を私は中学一年からの、切りたくても切らしてもらえない腐れ縁の仲間wと、親戚から譲り受けた廃車寸前のカローラバンで波乗りに向かう深夜の国道の道すがら、何度聞いた事だろう。

30数年ぶりにホント久々にこの曲を耳にしたとき、知らず知らずに目頭を熱くするヤワな自分がそこにいた。
今改めて音楽史に残るような名曲の数々とこのSurviveを聞き比べると、はっきり言って音楽的には大した魅力を感じるでもない曲だという事実に改めて気付かされたわけだが、そんなことはどうでもいいのである。ナイーブで多感だった青年時代(そんな時代が本当にあったんです)に巡り合った思い入れの激しい一曲。それだけで十分なのである。
しかしなんとも変わり身の早いことながら5回も聞いたら別段どうという事もなくなり、その後さらに、なんかいいカントリーミュージックはないものかと物色した。

正直な話、実を言えば件のThis is Jimmy・Buffettをlきっかけにして今ではcountrymusic漬けの毎日である。

ジョン・デンバーとアラバマとウィリー・ネルソンぐらいしか知らず、改めてカントリーミュージックを聞き直しタニヤ・タッカーやケニー・ロジャース、ちょっと前ならシェリルクロウもカントリーミュージシャンだったことが思い返された程度の私にも、カントリーミュージックは温かい心で手を差し伸べてくれた。


そんな中の今一番のお気に入りが、Kenny・Chesneyだ。彼はWikipediaさん曰く、カントリーミュージックのグラミー賞とも言えるカントリーミュージック協会賞を複数回にわたって受賞している そうであり 2004年から8年にかけてはエンターテイナー・オブ・ザイヤー、最高賞にも輝いている らしい

何がいいかといってこのKennyChesney声がいいのである。カントリーミュージシャンになるために生まれてきたような声なのである。カントリーミュージックには日本の演歌のように、SAD・SONG 悲しい歌がない ように思われる。
これはアメリカという国に暮らす人々の国民性がなすものなのだろうが、底抜けに明るい歌でなければカントリーミュージックに非ずという不文律が大前提にあるからの ような気もする

実は、nice guy(この言葉は彼のためにあるような爽やか系イケメン)Kennyの歌を、この記事に張り付けようと何度も試みたのだが、頑なに拒否されたので興味をお持ちになられた方はご自分でご覧下さいませ。

カントリーミュージックの歌詞にしばしば登場するホンキートンクという言葉の意味を全くわかっていなかったというお話

ホンキートンク、洋楽を聴くとき誰もが一度や二度は耳にしたことがあるとおもわれる言葉だが、その意味を疑問におもったとはおありだろうか?

かく言う自分もそんこと今まで気にもしたことがないのだが、カントリーミュージックには、ビックリするほどの高頻度でこのキーワードが登場する。
差し詰めそれは日本の演歌で言うところの涙、恋に匹敵する頻度での登場かもしれない。

画像1

ホンキートンク  19世紀終わりごろから使われるようになった言葉で、当初は南部又は南西部アメリカの主に労働者を相手にした安酒場を差した。アップライトピアノやジャズの演奏がなされ、ダンスすることもできた。また、売春が行われることも多かった。

更に調べると、まず初めはサンフランシスコのバーバリー湾を起点とするバーで受け入れられたとある。即ち沖仲仕の荒くれどもが通ったバー、それが本来の由来なのである。

ホンキートンクミュージック、ホンキートンクブルース日本にも数多くのエセホンキートンク(関係者の皆様すいません)が存在することも分かった。そしてその一つが岐阜市内にあることも取り調べ済みだ。

今度テンガロンハットとフライのウエスタンブーツに身を包みウインチェスターを携え、ワイアットアープかビリーザキッドを気取って一度、本気ートンクで訪ねてみたいものだ。

野暮なカントリーボーイだと小声でささやかれることを覚悟の上で⁉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?