海外からのオーダーのインパクトでかい
国内のレコード屋で唯一と言ってもいいくらい、その"発信内容"にそれなりに共感しているレコード屋はBIG LOVE RECORDSくらいしかない。それは音楽ジャンル関係なく「金が大事である」という当たり前過ぎるメッセージなのである。
海外の人しかレコード買わない〜〜みたいな話はずっと実感してなかったんですが、ここ最近は3LAでも海外向けのアプローチを取るようになりました。具体的にはshopifyサイト(https://35e281-2.myshopify.com/)をオープンさせたというくらいなんですが、合わせてshopify=spotifyの連携、Instagram/Facebookはもう海外向けに全振(英語発信)、twitterも定期的に海外フォロワー勢向けにshopifyなどを英語でアナウンス、という形にしていっています。
海外でも支持のあるSWARRRMの最新作がリリースされたこともあり、ここ数日海外向けのオーダーが連発されていた。海外からのオーダーは確かにインパクトがでかい、金額も大きくなりがちで、円安効果でめちゃくちゃ買いやすいんだろうなというのはもちろんあるんだけど日本国内のバンドがいくつか海外でもマーケットを開拓したことにより、国内アンダーグラウンドへ目を向けるコアリスナーが増えたことは大きいと思う。マスドレとか羊文学とか海外で売れてるけど、あーいう人たちが活躍することでアングラ側へご利益があるということもあるらしい。
あわせて国内市場の規模は年々縮小しておりCDのプレス枚数、販売枚数も以前より更に縮小していると見られる。ほとんどの音源リリースは小規模プレスで、ぬるっと世に出てしまうし、良い音源であってもそもそも買って聴く人の絶対数が少なくて話題にならずに流れてしまっているような印象がある。そもそも宣伝してもしなくてもCD売上数が変わらないのであれば、やらなくなるのも当然か。なんでリリースするんだ?
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