ボーダレスアカデミー13期を卒業しました!
こんばんは、たわちゃんです!
U30が活動するコミュニティ『お口のテーマパーク』の運営をしながら、新規事業の立ち上げにも奮闘中です。
本日、ボーダレスアカデミー13期を卒業しました。
備忘録も兼ねて3ヶ月のプランニング期間を振り返ります。
ソーシャルビジネスがやりたい
「For Goodでクラウドファンディングをやりませんか?」
6月下旬、お口のテーマパークのホームページに1件の問い合わせがありました。
キャッチコピーは掲載料0円のクラウドファンディング。
そんな訳あるかい!という疑心暗鬼な気持ち反面、どうやってマネタイズしているのかという好奇心反面で取材記事を目にしました。
読んだ瞬間、まさに私が目指している方向性だと思いました。
決して莫大な利益を得たい訳じゃない。でもボランティアにはしたくない。なぜなら規模と持続性を備えた取り組みにしていきたいからです。
すぐにボーダレスグループの事業を調べ、社会起業家を輩出するソーシャルビジネススクール『ボーダレスアカデミー』に辿り着きました。
社会課題解決の手段としてのビジネス。ソーシャルビジネスで「病気の予防」という社会課題を解決すると私は決めました。
社会課題とビジネスを両立するプログラム
プログラムは社会課題に向き合う1ヶ月とビジネスに落とし込む2ヶ月の計3ヶ月で構成されています。
┗社会課題に向き合う1ヶ月
私が解決したい社会課題は生活習慣病の予防。虫歯や歯周病といった歯科疾患も生活習慣病の1つで、その大半は予防により防げた病気です。
私が起業を志した動機は、「人々が失ってから健康の価値に気づく現状を何とかしたい」という想い。
医療は魔法ではありません。どんなに優れた技術を持った術者であっても、元の状態に戻すことはできないのです。
課題については当初から明確だったため、この点は全く苦労しませんでした。
ところが「なぜ予防が浸透しないのか」原因のの解像度が低いことに気が付きました。核心的な原因は何なのか。一般論ではなく事実を拾うために何度もヒアリングを重ねました。
こうして辿り着いた答えが「接点がないことの損失が過小評価されていること」
医療という非日常的の中に閉じ込められているが故に、人々は頑張らないと予防ができない。
だけど日常に接点があればどうだろうか?毎日育児と仕事に追われているママだって“うっかり”健康を守ってしまうかもしれない。
そんな点を創っていくことが私のやりたいことだとクリアになりました。
┗ビジネスに落とし込む2ヶ月
次はどうやってお金という対価に見合う価値に転換させるのか。
アカデミーには素晴らしいメンター陣と親身に向き合ってくれる仲間がいます。私は「なぜやるか」についてはこだわる反面、「なにをやるか」についてはかなり柔軟なタイプ。皆さんからのアイデアは素直に取り入れる形で毎週のようにピボットさせました。
何よりアカデミーに参加して良かった点は「私という起業家のキャラクターに合うか」客観的な視点での意見をいただけたこと。特にボーダレスグループ創業者でもある田口さんの観察力は鋭く、改めてさすがだと思いました。
創業初期は特に起業家が担う発信と実行の役割は大きいです。事業と起業家のフィット感がないと当然立ち上がりません。ですが、プランニングにのめり込むほど自分を客観視できなくなります。実際に私もそうでしたし、他のアカデミー生を見ていても起業初期の人が陥りがちな点だと思います。
どうして私がやるのか
事業のプランニングと同じぐらい、いやそれ以上に問い続けた3ヶ月でもありました。
学生時代、素朴な疑問と純粋な想いで事業を立ち上げました。周囲のサポートに恵まれたお陰で無事に歯科医師免許も取得できました。リアルな話、歯科医師としてちゃんと働けば月収35万週休2日は当たり前のように手に入ります。
この事業は特殊な技術を要する領域ではありません。言い換えれば、やろうと思えば誰でもできる。でも誰も本気でやろうとしなかった。なぜなら儲からないから。そして成果が出るには時間がかかるから。身一つで起業家になることは、今の私にとって合理的な選択肢ではありません。学生時代よりも少しは計算ができるようになった分だけ余計に堪えました。
そんな時でした、
株式会社NIJIN代表取締役の星野さんが講義で紹介されたこちらの一節。今の私にぶっ刺さりの内容で思わずメモしていました。
3ヶ月かけて分かったことはやっぱり事業が好き、ということ。チームメンバーに上手く伝わらなくて自己嫌悪するときもあるし、渾身のアイデアでも反応が悪いと普通にへこみます。9割はそんなことの繰り返し。それでも続けるのはこれが私の人生(すべて)だからです。
明日からやること
“うっかり”健康を守ってしまう、愛ある世界。
3ヶ月逃げずに事業と向き合い続けたからこそ、私の言葉と世界観で事業プランを練れました。
せっかちで行動ファーストの私がここまで辛抱強く思考できたのはアカデミーという場のお陰です。試行錯誤の日々は停滞ではなく、次なる飛躍のために育む時間と捉えています。
忙しい子育てママ達が“うっかり”健康を守ってしまうにはどんな仕掛けが必要なのか。どんな情報が刺さって、どんな行動が起こるのか。プロダクトを作り込むため、ここからまた仮説検証の日々です。
明日からが本当のスタート!
Ready to go!
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