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公演レビュー「イリアーヌ・イリアス・トリオ」

こちら、バンドのアカウントながら私的利用が多くてすみません。3pageとしてのネタが最近あまりないので、せめてメンバーの個人的なネタをもってして、この不毛な大地を潤そうという魂胆です。ははは。

さて、ブラジルの音楽を聴きにブルーノートへ。表参道駅B1出口から徒歩8分ほど。

今宵はピアニストでシンガーのイリアーヌ・イリアスが自ら率いるトリオで登場。僕がブラジル音楽にハマりだした初期のころから聴いてきたアーティストのひとり。青いジャケットが爽やかなアルバム『Sings Jobim』は今なお定期的に愛聴しています。

思ったより身長が高くて、間近で見ると迫力ありました。この体躯に魅惑的なアルトヴォイスあり、です。

アグレッシヴなサンバのリズムを全面に出したセットリスト。グラミー賞を受賞した一昨年のアルバムからアリ・バホーゾの〈ブラジル〉のほか、ホベルト・メネスカル〈あなた(Você)〉や、かのジョアン・ジルベルトも愛唱の〈がちょうのサンバ(O Pato)〉など。

アンコールにはジョビンの賑やかな〈Só Danço Samba〉。この曲の「ジャズ・サンバ」という別名は、まさしく本日のイリアーヌの演奏に相応しい題。もちろん「vai vai vai...」は客席もご一緒に。

左手通路側の席だったので、思い切って手を差し出したら握手してくれました。演奏とともに良い思い出になりました。Obrigado!!(り)


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