ダスク (rough mix) 2016/10/23

ダスク (rough mix) 2016/10/23

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これも「しらない」と同様、2016/10月レコーディングのもの(なぜ今さらアップするかと言えば、noteの〈サウンド投稿機能〉の存在に今さら気付いたから^^;)。

この歌も原型をさかのぼると少々古くて、20歳の頃に僕がギターで作ったものが元になっている。その後、あらためて使用コードなどを見直してryotaroに聴かせたところ、彼が気に入ってくれてピアノアレンジを施してくれた。メロディと歌詞はその頃と大きく変わらないんだけど、ryotaroのピアノが入るとなんだか自分の歌とは思えず、「こんないい歌だったっけ?」とryotaroに確認してしまった(自画自賛エピソード)。

メロディ先行で、あまり頭を使わずにふっと思い浮かぶ言葉を並べた歌詞だけど、いちおう歌全体で一文になっている、というところがミソのつもり。実家の窓辺で、覚えたてのギターのコードを押さえて鼻歌でふんふんしながら作ったのを覚えている。 (yoshiro)

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「ダスク」 words: yoshiro / music: ryotaro

飴色の風
鈍色の夢
窓の向こうで
滲む町も

藍色の羽
墨色の壁
日々の縁で
枯れ落ちた退屈も

捩れた胸に
凭れた気怠さも
乾いた指に
結わえた約束も

晴れた夕空も
錆びた憂鬱も
今日や明日に紛れて
消えていく

掠れた歌に
絡んだ静けさも
行き場を失くし
迷って
彷徨っている

消えかけた文字も
擦り切れた意味も
夜を待つ霧のような薄闇も

晴れた夕空も
錆びた憂鬱も
今日や明日に紛れていく

そんな日の
そんな夕べ

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