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初めてのパパ育休 〜休みの前日まで〜

 5月1日から取得する予定であったため、4月30日が最終出勤日。
 正確には、以下の特別休暇を取得してから、育休が始まります。
  ・小学校就学前の次女を育児する「育児参加休暇」を5日間取得
  ・出産後は妻とその子どもを育児する「育児参加休暇」を5日間取得
 予定では、余裕の休暇開始であったはずが、やれ人が足りないやら、急な業務が立て込むやらで、最終日までの1週間は日付けをまたぐまで働いていました。
 そんなこんなで、色々と思うことがありましたので、ここで整理します。




1 休暇前のやるべきこと 

 休暇前には、大きく2つやるべきことがありました。

【手続き関係】
①休暇(特別休暇・育児休暇)の手続き確認
 ※出産前の場合は、「仮申請の必要性」、「出産後の手続き必要性」も含む
②給与から控除されるものの免除申請を確認(出産後手続き)
③組合からのお祝い金等の手続き確認
 ⇨出産後の手続きには、出生確認できるものがいくつ必要かを確認

【仕事関係】
①相手先等に「長期休暇を取ること」を事前に知らせる
②継続案件は、職場の人間に情報を共有
③休暇前までで切れる仕事を担当し、処理を完結

 手続き関係は、やることが限られているので、人事等に確認しながらで処理できるかと思います。
 問題は仕事関係。
 特に「継続案件」については、事前にしっかりと引継ぎ時間を設けても、動いている案件であれば、都度相手方から相談は来るし、今までの経緯を知っている自分が対応せざるを得ないし(辞める訳では)…。
 4月のうちに済ませておきたい仕事をしていても、引継ぎ相手からの確認などもあり、休み開始の1週間前は、毎日深夜残業でした。

 それに加え、所属する部署では精神的な理由による休職で人員不足が…。
 その分のフォローもしながら、休暇前日には、「このまま休みに入って大丈夫か。」と思いましたが、そこは上司や先輩からの後押しもあり、無事に予定通りの休暇開始となりました。

 これから、育休で長期不在となる方には、ぜひ「予定通りに物事は進まない」ことを念頭に、早め早めの準備をすることをおススメします。
 相手があっての仕事。それは部署の外だけではなく、部署の内でも同じこと。
 これから長期休みを取る方には、ぜひ私みたいな焦りの日々にならないよう、余裕のある日々を過ごしていただきたいと思います。


2 育休中にすることを考える

 そして、何より大事なことは、「育休期間中に何をするか」を事前に決めておくことだと思います。
 私は、それを大きく以下の通りに分類しました。

①自分自身のこと
②家族とのこと

 ①について、 例えば「金融知識をつける」ことや、「1日で自分だけの時間を、少しでも確保する」ことなど。将来に繋がることと、そのために自分が今何をすべきかを考える時間を設けることを大事としました。

 そして②については、家族との向き合い方。それは、新しく迎える赤ちゃんに対してもそうですが、長女や次女を寂しい思いにさせないこと、妻を一人にしないことなど、家族にとっての自分の立ち位置を、再度見直そうと思いました。
 そのためには、家族旅行や、日帰りでレジャースポットに連れていくなど、こまめな”非日常”も挟みつつ、日々過ごすつもりです。


3 最後に 〜パパ育休とは私にとって何か〜

 繰り返しになるかもしれませんが、私にとって「育休」は、自分を見つめ直す期間だと捉えています。
 長女と次女で取れなかった育休…その時は仕事で一杯一杯でしたが、疲れ切って帰った際に、長女と次女、そして妻の寝顔を見ると、自然と涙が溢れたのを覚えています。
 「私は何のために仕事をしているのだろうか」、「私は今幸せと呼べるのだろうか」と必死に自問自答していました。しかしながら、生きていくためにはお金が必要で、それを担うのは私であるとも自覚しています。

 ワークライフバランスという便利用語もありますが、その割合は人それぞれですし、その人のライフステージに寄ると思います。
 育休前の私にとっては、【仕事:6割 家族との時間:4割】で良い方だろうと思っていましたが、きっとそれは私の思い違いなんだろうとも。

 「パパ育休」として、とにかく家族と会話すること、そして自分と会話することで、現在地点の私にとって適切なワークライフバランスの配分を決め、それを維持するために、自分に対して、そして家族に対して何ができるかを探っていきたいと思います。

 また、第三子が誕生してから、思ったことについて整理したいと思います。


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