やくしーにょーらい

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不登校は、ズルくない

今、NHKの土曜日9時から「ひきこもり先生」というドラマをやっています。いま、第3話が終わったところ。 ドラマをみることで、学校って何のために行っているのか。先生の教えることは正しいのか。そういうことを、もう一度考える機会になると思います。 我が家は、不登校の子どもがいますから、当事者として観ています。子ども達の苦しさが手に取るように感じられるし、「学校にも家にも居場所がない」こども達の姿をみると、心がゆすぶられます。 我が家は、経済的に困窮してしまった時期がありました

    • 夫のことを嫌いになりそう

      夫が人生のやり直しをしている。それは、結婚してからはじめたこと。 今まで親の言うとおりに生きてきて、自分の大好きを置き去りにしてきた人。 わたしは、彼に出会って、自分の弱いところを認めてもらって、生きやすくなってきた。心から感謝している。 わたしが絶対に叶えたかった願いのひとつ、「子どもを持ちたい」という夢をかなえてくれた。 また、「お父さんが家にいて、娘を可愛がる」という夢も叶えてくれた。本当に子どもを大事に思ってくれている。 「お父さんが毎日ちゃんと家に帰ってく

      • 不登校になれて、よかった

        学校に行っていたときの娘。それは、いつも焦っていたし、不安そうでした。 今日の給食当番、どうやったらいいの?今日の委員会の仕事、どこに行けばいいの?今日の係りの仕事、いつの休み時間にやればいいの? まじめだからこそ、単純な仕事でも失敗したくない。 わからない、わからない・・・。毎日そうやって小学校五年生まで過ごしていたんだよね。 だんだん学校へ行けなくなってきたとき、「給食当番の牛乳をどう置いたらいいのかわからない」って言ったよね。「倒れたら、おかずにはいっちゃうし、

        • 不登校は、親へのギフト

          子どもが不登校になって、はじめはスッゴク大変だった。何が大変だったか。それは、「学校と子どもの言い分との調整」だった。 学校は「〇〇します。こうしたら、学校に来られますか?」と比較的、協力的だったと思います。 またそれでも変化がないと、「ちょっと頑張らせてみましょう」「お母さん次第ですよ」「このままだと、中学に入って大変ですよ」と少し強迫的なアドバイスくれました。 それでもだめだと、スクールカウンセラーを受けることを勧めてくれました。本人が無理ならお母さんから、と。わた

        不登校は、ズルくない

          母に大嫌い!って言えないで生きてきた

          母親が弱い。そうなると、子は強くならざるを得ない。母親は立派であるより、いい親であるより、自分の人生を自分で生き抜く覚悟をもってほしい。 わたしの母は、弱い人だった。ずっと怖くって、反抗もできなくって、いい子を演じてきた。 何か自分が楽しいことをやろうとすると、すぐに母は、止めようとした。子どもが自分の知らないことをすることが怖かったんだと思う。 我が子は、わたしに「ばかやろう」「くそ」と言える。こういうことが言える子に育ってよかった。わたしは言ったら、見捨てられそうで

          母に大嫌い!って言えないで生きてきた

          不登校は、全然だめじゃない。

          子どもが学校に行かない。それは想像している以上に、メンタルにくる。 周りの人の心配は、毒ガスのように、ママを追い詰める。善意なのに悪意のように。はじめの頃は、めっちゃ苦しかったな~。 何がダメだったのか。どうしてこんなことになったのか。でも、不登校は全然ダメじゃないって、今は本当によくわかる。 不登校になってからの、我が子はご飯がたくさん食べられるようになった。朝になるまで、寝続けることができるようになった。笑うことができるようになった。そして、自分から、自分のことを話

          不登校は、全然だめじゃない。